ドラマのなかのニューヨークで英会話ーO・ヘンリーのニューヨークから100年後の世界

ニューヨークが舞台となった海外ドラマ「ホワイトカラー」(White Collar)の台詞の意味を調べながら英語を学びます

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This can wait(ホワイトカラーS1_EP4「狙われた帰国」)その4

2017-07-29 | ホワイトカラー_S1_EP4
『ホワイトカラー』(White Collar)シーズン1エピソード4「狙われた帰国」から、エリザベスとピーターが険悪な状態になっているところに、ニールが飛び込んでしまうコミカルなシーンを取り上げます。(英文に付した和訳は試訳拙訳です。英語スクリプトは英語学習のために、ドラマから引用しております)


(ニールがオフィスに突然入ってくる)
ニール:Found that file! … This can wait.(ファイルを見つけたよ!…急ぎじゃない)
エリザベス:No, Neal, come in. Now Neal, just because someone’s accused of doing something, that doesn’t mean that that person is guilty, right?(ダメよ、ニール、入って。いい、ニール、何かをしたことで起訴されたというだけで、その人が有罪って意味にはならないでしょ?)
ニール:Define “guilty”(有罪の定義しくれないと)
ピーター:You really think he’s the best person to ask?(質問するにふさわしい相手だと本当に思っているのか?)
エリザベス:Neal?(ニール)
ニール:I suppose it’s possible.(そういう可能性もあると思う)
エリザベス:See? That’s what I thought.(ほらね?まさに私もそう考えていたわ)
ピーター:This says, “whereabouts unknown.” is he on the run?(データによれば、所在不明だ。逃亡中なんだな?)
エリザベス:He’s at his brother’s. I didn’t know the address.(兄弟のところにいる。住所は知らない)
ピーター:If you’re keeping that information, that’s aiding and abetting.(もしその情報を隠しているとしたら、犯罪幇助だよ)
ニール:Okay, I think I grabbed the wrong file. I'm gonna get the right one.(そうだ、ちがうファイルをもってきちゃったみたいだ。正しいのをもってこよっと)
ピーター:No, stay. My turn. If we have your prints and hair on the scene and you’re on the run, are you guilty?(ダメだ、ここにいろ。俺の番だ。仮に指紋と毛髪を犯行現場から採取されて、その人物が逃亡中だとしたら、そいつは有罪か?)
エリザベス:Oh, now he’s the best person to ask?(まあ、それこそ、質問する相手としてふさわしいのかしら?)
ニール:Honestly I think your friend should turn himself in.(正直なところ、友だちは出頭すべきだと思うよ)
エリザベス:I completely agree with you. That’s why I told Dana to tell him what to do. Turn himself in.(私だって心からそう思っているわよ。だから、デイナに彼にそうすべきだと言うように言ったわ。出頭するようにと)
ピーター:So, he is turning himself in?(それで、出頭してきているのか?)
エリザベス:Yes, he’s going to be turning himself in to you.(ええ、あなたのところに出頭しようとしている)

[語彙・文法解説]
“This can wait.”
“this can wait” は「後回しでもいい」という決まり文句です。 “can wait” は待つことができるですから、「急を要しない」という意味になります。 “a matter that can wait”(後回しでよい問題事項)のように使われます。また、 “Breakfast can wait”(朝食は後でよい)のように、何か急ぎの用事があるから、これは後回しよいというふうに使います。

“You really think he’s the best person to ask?”
文法的には、不定詞の形容詞的用法で、動詞の目的語が形容している内容の名詞になっています。つまり、元に戻すと “to ask the person” になります。 “the best person to ask” は「相談するのにうってつけな人間、一番良い人」という意味でよく使われる表現です。 “ask a person about A”(Aについて人に相談する)や “ask a person for advice”(アドバイスを人に求める)といったフレーズをそのままくっつけて使えますので、 “Who is the best person to ask for advice?” (アドバイスを求めるのに最適な人間は誰か?)という形にすることができます。

“This says, “whereabouts unknown.” is he on the run?”
“whereabouts” は疑問詞として「どのあたり、どこらへん」という意味で使えます。 “Whereabouts in Tokyo did you live when you were young?”(若いころ、東京のどのあたりに住んでいたのですか?)この用法とは別に、名詞として使われているのが、ここの台詞です。名詞だと「所在、ありか、位置」という意味になります。 “We don’t have any clue as to his whereabouts.” (彼の居場所についてなんの手がかりもない)という用例が『ランダムハウス大英和辞典』に掲載されています。 “unknown” は後ろからこの名詞を修飾していますが、一言で、「所在地不明」という意味で使われます。
“be on the run” は「走り回っている / (警察などに追われて)逃亡中」という意味のイディオムです。

“that’s aiding and abetting.”
“abet” は「(犯罪や悪事などを)けしかける、教唆する」という意味の動詞です。 “You abetted a crime.” (君は犯罪をけしかけたんだ)といったふうに使えます。 “aid and abet” は法律用語で「現場幇助する」という意味になります。犯罪するのを手伝う行為を指します。

“Honestly I think your friend should turn himself in.”

“turn A in” は「手渡す、届ける、提出する」というのが一般的な意味ですが、口語では、“turn oneself in to the police”「警察に自首する」というふうに使われます。

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(FBIのビルの前にジョンの乗る車が来る)
デイナ:Yeah, I’ll be back. Peter, thank you.(ええ、すぐ戻る。ピーター、ありがとう)
ピーター:God, do I feel guilty. You think he did it?(ああ、罪悪感があるよ。おまえは、奴がやったと思うか?)
ニール:Artifacts from the royal cemetery crypts of Ur in Egypt. 1,000year old gold. A lot of money is always a lot of motive. That’s a shame. Apparently, he melted some of it down.(ウルの王墳墓の地下部から出てきた遺物だね。1000年前の黄金。大金は常にたくさんの動機となる。惜しいね。黄金のいくらかは溶かされたみたいだ。
(ジョンが車から降りてくる)
ジョン:I’m sorry.(すまない)
デイナ:That’s all right.(大丈夫だから)
ピーター:John.(ジョン)
ジョン:Peter. I want you to know I didn’t do this. I was set up.(ピーター。知っておいてほしい。俺はやっていない。はめられたんだ)
ピーター:Your prints were all over the gold, John.(君の指紋が黄金のいたるところについていた)
ジョン:My prints?(指紋が?)
ピーター:I gotta go.(行こう)
ジョン:Listen, please. Look, my lawyer said I shouldn’t say a word. When I was overseas, a guy asked me to help him bring some goods to the State. I said no.(聞いてくれ、お願いだ。いいか、弁護士からは、なにもしゃべらないほうがよいと言われたが。海外にいたとき、ある男に合衆国に品物を運ぶのを手伝ってほしいと頼まれたんだ。俺は断った)
ピーター:John…(ジョン・・・)
ジョン:His name is Ames. It’s Patrick Ames. He’s in the State Department. Just look into it. Please.(そいつの名前はエイムズ。パトリック・エイムズだ。国務省の人間だ。お願いだから、すぐに調べてみてくれ。ピーター。
ピーター:I will.(必ず)
デイナ:Oh, my God.(なんてことなの)

[語彙・文法解説]
“God, do I feel guilty.”
“feel guilty for A” は「~について、後ろめたい気持ちになる、罪の意識がある」という意味です。ここでは、 “Why do I feel guilty” 「どうして罪悪の意識を感じるのだろうか」という決まり文句に近い意味だと思われます。ピーターはジョンが犯人だと確信していますから、うまく出頭させたことに対するものか、デイナに濡れ衣を晴らす捜査をする約束をしてしまったことに対するものか、なんらかの後ろめたさを感じているのでしょう。

“Artifacts from the royal cemetery crypts of Ur in Egypt.”
“Ur in Egypt” ですが、「ウル」という古代都市は、イラク南部の砂漠地帯にありましたので、「エジプト」はもしかしたら誤植なのかもしれません。
“the royal cemetery crypts”
“crypt” は「地下室、地下の遺体安置室」といった意味で、地下にある部屋というイメージです。 “cemetery” も「埋葬地、共同墓地」という意味です。ここでは、王族が埋葬されている場所というニュアンスです。
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