ドラマのなかのニューヨークで英会話ーO・ヘンリーのニューヨークから100年後の世界

ニューヨークが舞台となった海外ドラマ「ホワイトカラー」(White Collar)の台詞の意味を調べながら英語を学びます

I'll give you until Monday to give me your projected earnings(ホワイトカラーS1_EP8「殺人部屋の捜索」)その9

2017-04-05 | ホワイトカラー_S1_EP8
『ホワイトカラー』(White Collar)シーズン1エピソード8「殺人部屋の捜索」から、ピーターが詐欺グループを騙すために作られた会社の社長として、詐欺の黒幕の前に現れるシーンを取り上げます。(英文に付した和訳は試訳拙訳です。英語スクリプトは英語学習のために、ドラマから引用しております)


(ボイラールームでニールが電話をしている)
ニール:I appreciate your business.ma'am. I'm gonna transfer you over to my associate, Madison. Will you hold on just a moment? I'm about to close a sale.(お取引ありがとうございます。奥様。マディソンという者におつなぎいたします。このまま少々お待ちいただけますか? もうちょっとで契約成立なんだ)
ブラッド:That’s cool. Just don't transfer the call to Madison.(そいつはいいんだ。ただ、その電話をマディソンにはつなぐな)
ニール:Why not? (どうしてダメなんだ?)
ブラッド:Just do what you're told.(ただ言われたとおりにすればいいんだ)
ニール:What am I, an intern here? (俺はなんだ、インターンでここにいるのか?)
ブラッド:I have no idea what's going on, alright? Avery says freeze out Madison. That's what we do. Just go to Linda for now.(いいか、どうなっているのか、俺もわからないんだよ。エイブリーがマディソンを締め出せって言っている。俺たちはそれをすればいいんだ。当分は、ただリンダにまわせばいい)
ニール:All right.(わかったよ)
ブラッド:By the way, Avery's having a party at his place on Saturday. Clear your calendar.(ところで、エイブリーが土曜日に自宅でパーティーを開く。予定を開けとけよ)


“I appreciate your business.”は、「(取引や契約が成立したときに)ご利用ありがとうございました」という決まり文句です。
"my associate" は「同僚や仕事仲間」という意味です。

“why not” はよく使われる返事です。今回のように「どうしてだめなの?」という語感からすぐに想像できそうな使い方のほかに、 “Let’s go to the movie.” “Why not?” (「映画を観にいかない?」「いいよ!」)というように「誘いに対する賛成を表すことができます」

“I have no idea what's going on. Avery says freeze out Madison. Just go to Linda for now.” “I have no idea what is going on” は「何が起きているのか見当もつかない」という決まり文句です。 “for now” は「今のところは、これからしばらくは」という意味です。ちなみに、 “for some time now” とすると「これまでの長い間、かねがね」というように今までの期間を指すことができます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(FBI車両内でボイラールームの通話を盗聴している)
ローレン:You hear that? (聞いた?)
ジョーンズ:Yeah. Sounds like they're getting suspicious of our inside man.(ああ、どうやら、奴らがこちらの内偵者を怪しんでいるようだ)
ローレン:Woman.(内偵の女性)
ジョーンズ:Yeah. Woman.(ああ、女性だ)

(エイブリーのオフィスにて。彼が部下に指示を与えている)
エイブリー:I need that eBid analysis Tuesday. Jason, Tuesday.(そのeビッドの分析が火曜日に必要だ。ジェイソン、火曜だぞ)
秘書:He's right in here.(いまこちらにいらっしゃいます)
(ピーターが登場する)
エイブリー:Mr. Edison. Glad to meet you.(エディソンさん、お会いできて光栄ですよ)
ピーター:No, you're not.(心にもないことを)
エイブリー:Direct. I like that.(直球ですね。ぼくもそういうのは好きです)
ピーター:I know what you're doing to my company. Rhymer Pharmaceutical isn't worth all that attention. Tell me why a guy like you is buying all those shares?(私の会社にしていることはわかっています。ライマー製薬は、こんな注目にまったくもってあたりません。あなたみたいな人が、うちの株を買い占める理由を教えてもらえませんか?)
エイブリー: You have proof I bought any shares? (ぼくが株を買っている証拠がおありですか?)
ピーター:We both know how these games are played. I may not work on Wall Street but that doesn't mean I can't smell a shark in a suit. You're making a move. Some kind of move. And you're setting yourself up big. It's what guys like you do.(お互いにどんなふうにだまくらかしがおこなわれるのか理解しているでしょう。ウォールストリートで働いていないからといって、スーツを着た狡猾なサメを嗅ぎわけられないことじゃない。あなたは手を打っているでしょう。なんらかの手をだ。そうやって、大きなことをしでかす準備をしているんですよ。これが、あなたのような人たちの手口だ)
エイブリー:Why are you here, Mr. Edison?(なんのためにここにいらしたんですか? エディソンさん)
ピーター:Bottom line?(要点ですか?)
エイブリー:Yeah.(ええ)
ピーター:I want in. The money you stand to make from taking over my company means that you owe me board membership to your firm. I'm not talking about controlling interest. Just a taste of the profit.(私もかませてもらいたい。私の会社の買収から得ることになる金は、あなたの会社の役員資格を私に与えるくらいの価値はあるでしょう。経営権なんかを言っているのではありません。ただ、甘い汁を一口吸いたいだけです)
エイブリー:Or what?(さもなければどうなるんです?)
ピーター:Or I talk to the feds. Or I talk to the shareholders.(さもなければ、FBIに話しますよ。あるいは、株主たちに話してもいいですね)
エイブリー:Do you know who I am?(ぼくの何を知っているんです?)
ピーター:Yeah. I'll give you until Monday to give me your projected earnings. You know what you stand to lose. I wanna know what I stand to make.(もちろん。月曜日まで、利益の概算を提出する時間をあげます。なにを失うことになるか、おわかりでしょう。私は得られるものを知りたいですね)
エイブリー:I tell you what. I'm having a get-together this weekend.(こういうのはいかがですか。今週末に集まりがあるんです)
ピーター:I'm not here to be your friend.(私は、お友達になりにきたのではありませんよ)
エイブリー:If we're gonna do business off the books, we should discuss it off the clock.(もし我々が、帳簿外の仕事をするなら、勤務時間外に話し合うべきではないですか)
ピーター:Fair enough. What do you have in mind?(それはごもっとも。予定はどうなっているんですか?)

"e bid" は「インターネットの大手オークションサイト」です。

“And you're setting yourself up big.” “shark” は「サメ」ですが「阿漕な商売をする人やハゲタカ」のような比喩として使われます。このイディオムは、そのような人たちの動きを表現しています。 ただ、慣用的な表現からは少し逸脱しているようで、よくある言い方では “set oneself up for A” 「~のためのお膳だてをする、準備をする」で、良い意味でも、悪い意味でも使われます。例えば、 “set oneself up for a fall” 「墓穴を掘る」や、 “set oneself up for success” 「成功に向けてコツコツと積み上げる」といったかんじです。ここでは単純に、 “set oneself up for big money” 「大金を稼ぐお膳立てをする」から “for” が省略されたと考えると意味もとおります。ほかには、 “set oneself up as A” 「~を装う、~の身分を騙る」といった使い方もありますが、「大物を装う」ではあまりに唐突すぎるため、こちらの意味では考えにくいと思われます。

“Bottom line” は「結論、要点」といった意味です。 “the bottom line is that …” 「要するに~ということだ」という表現もあります。

“The money you stand to make from taking over my company means that you owe me board membership to your firm.” “stand to do” は「(勝負や投機などで)~する可能性がある、~しそうだ」という用法です。 “take over A” は「~の会社を買収する、乗っ取る、引き継ぐ」という意味です。 “owe A B” は「AにBを支払う義務がある」という表現で、ここでは、 “board membership” 「会社などの重役の資格、地位を得る権利」を支払うというニュアンスでしょう。

“I'm not talking about controlling interest. Just a taste of the profit.” “controlling interest” は「(会社の経営を握る)支配的権利」という用語です。

“I tell you what.” は「あのね、いいかね、こういう考えはどうでしょうか」という前置きの表現です。

“I'll give you until Monday to give me your projected earnings.” “give 人 until 日付 to do” というイディオムは、「~日まで、人が~するのを待つ」という意味です。ここでは、「あなたが利益見込みを提出するのを、月曜日まで待ってやる」というニュアンスです。

“Fair enough. What do you have in mind?” “fair enough” は「(相手の提案に対して)もっともですね」と返事をする決まり文句です。 “what do you have in mind” は「どのようなことを心づもりしていますか?」が直訳になりますが、相手の予定を尋ねる決まり文句です。

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