湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

日曜日は一日農作業・・・

2014年08月31日 |  1.田舎暮らし

今日は一日農作業・・・。

午前中は、道の駅・湖南四季の里に出荷する野菜を収穫したあと、妻の実家の棚田の温水田の草取りをしました。

温水田が十分機能を発揮するためには、温水田の中には何も生やしてはいけないのですが、いつのまにやら藻が発生して、太陽の光が水を温める前に藻が横取りをしてしまうようです。それで、今日は、急遽、雑草と共に藻も除去することにしました。しかし、午前中、除草できたのは、温水田の60%程度・・・。続きは明日・・・。

午後は、妻とふたりで、常夏川沿いの畑の一部を管理機で耕し、マルチをはって、キャベツの苗50本とレタスの苗50本を移植しました。午後1時に作業をはじめて終わったのが3時間・・・。そのあと、段々畑に行って、妻は種をまいた大根畑に水やり・・・。筆者は、サツマイモの雑草をとりました。

そして、サツマイモができているかどうか、土の中に手を入れてサツマイモを確認・・・。1本だけ掘り起こしました。太さ4cm・長さ25cmぐらいのきれいな紫色の<鳴門金時>が出てきました。今朝6時から夕5時まで農作業をした報酬は、<鳴門金時>の天ぷら・・・。

今日は、観光客が大挙して布引高原にくるまで登って行きました、その観光客の数パーセントの人は、道の駅・湖南四季の里によって野菜を買って行ってくださるのでしょう。妻が、今朝出荷した野菜は完売・・・。1個200~300円のカボチャも5個ほど売れたそうです。

筆者の妻、<鳴門金時も四季の里に出荷していい?>と筆者に尋ねてきましたが、筆者、<100円で売るの?>と不思議がると、<じゃあ、120円で売ります!> 100円だろうと120円だろうと、この鳴門金時、妻の冬の焼き芋の材料にするつもりで栽培しているものなのですが・・・。湖南は、真冬には零下18度Cになります。保存が悪いと、サツマイモは凍みて食べれなくなるので、売れるときに売った方が無駄にならないのだとか・・・。

  
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今日は疲れたので、野菜を出荷するのはおやすみ・・・

2014年08月31日 |  5.野菜つくり

筆者の妻、<今日は疲れたので、道の駅に野菜を出荷するのはお休み・・・>だといいます。

<それでは、わたしが収穫して来よう・・・>と言って、軽トラで畑めぐりをしました。妻の実家のおかあさんが、<一年中湿気ている苗代田でなんの野菜ができようか!>という、田畑転換して晩生の野菜を植えている苗代田では、キュウリとインゲンを収穫・・・。同じ田畑転換した棚田の上段では、トマトとピーマンを収穫してきました。それと、今朝、妻が裏庭のミョウガ畑から収穫したミョウガ・・・。

それらを見て、筆者の妻、急に疲れが吹き飛んだようです。<ええ? こんなに収穫できたの? 四季の里に出さなければ!> そういって、選別して、野菜を穴ありビニール袋詰めて、妻の名前の入ってラベルを張り付けていました。<今日は、野菜が小さくて出荷できないと思っていたのに、こんなにとれるなんて>と、うれしさが顔にあふれていました。

今朝、筆者が、群れをなして飛び交う<ツバメの舞>を見た場所には、1羽のツバメの姿もありませんでした。奥羽山脈のふところに抱かれた高原地帯の湖南では、もう夏が過ぎて秋に入っているのかもしれません。夏の渡り鳥たちの湖南旅立ちの日・・・。湖南では3月31日頃、ツバメが飛来しますから、湖南にツバメが滞在していたのは、5か月間・・・。筆者、湖南を旅立ちするツバメが一羽も失われることなく、南の国に帰ることができるように、神さまに祈りました。

筆者と妻の人生のモットー・・・、生きとし生けるものとの<同棲同類>(詩人・高村光太郎の言葉)・・・。

  
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市会議員の方、湖南でもコシヒカリは栽培できると明言・・・

2014年08月31日 |  4.米つくり

昨日、道の駅・湖南四季の里に野菜を出荷しにでかけたとき、会員のための休憩室で、郡山市会議員のよしださんがおられ、<吉田君、がんばってんだなあ!>と筆者に話しかけて来られました。

この郡山市会議員のよしださん、筆者と同じ、湖南町赤津村在住の、湖南史談会会員の方・・・。<吉田君は何年だ?>といわれるので、筆者、<干支ですか?ネズミです・・・>と答えますと、<オラあ、イノシシだ! 吉田君より1学年上ということだなあ!>

郡山市会議員のよしださんと筆者は、1年未満の11か月の差・・・。この郡山市会議員のよしださんと筆者、近世幕藩体制下の先祖の身分は同じ、宗教混交時代の宗教家・・・。幕末、明治の神仏分離の時代、彼の先祖は<神道>を選択し、筆者の先祖は<仏教>を選択して、彼の先祖は明治以降<士族>になり、筆者の先祖は廃仏毀釈により<平民>になりました。郡山市会議員のよしださんは、<会津士魂>を旗にかかげて政治活動をし、筆者は、<会津百姓>を掲げて会津地方の伝統的な農法で<農業活動>をしています。

筆者、<「おめえは馬鹿か!湖南ではコシヒカリは栽培できねえ!」と言われながらコシヒカリを栽培しています・・・>と答えますと、郡山市会議員のよしださん、<大丈夫だ!湖南でもコシヒカリはできる!温暖化で、会津では、コシヒカリに高温障害が発生して、だんだんコシヒカリを栽培するのが難しくなってる!これからは湖南でもコシヒカリが採れだす!>といわれます。

昔から、<農業>と<政治>は深く結びついてきましたが、<農政>の変化は、農業のグローバル化、TPPなどだけでなく、地球温暖化、食糧自給率の向上、農村的地域社会の回復と維持・発展も大きく反映されることになります。

筆者66歳、郡山市会議員のよしださんは67歳・・・、郡山市湖南町の地方史研究会である湖南史談会の<若手会員>です。

  
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今日の午後、再びツバメが1羽もいなくなる・・・

2014年08月30日 |  3.野鳥と野生動物

今日の夕方、妻の実家の棚田の田の水管理をしたあと、舗装された道を通って帰りましたが、今朝、ツバメが350~360羽たむろしていた場所を通ったとき、ツバメの姿を見かけることはありませんでした。

明日の朝、また電線に350~360羽のツバメが止まっているのやらいないのやら・・・。今日見た、見事な<ツバメの舞>・・・、許されるなら、筆者、もう一度見てみたい!

  
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有機栽培・無農薬栽培のコメつくり・・・

2014年08月30日 |  4.米つくり

今朝、妻の実家の棚田の中段のはえぬき・・・、農業用水路から取水する付近の5坪ほどが、成長が遅れ、青立ち状態になっていましたが、穂が出たり出なかったり・・・。早く穂が出たものから順番に黒くなって行きます。

原因を探して、いろいろ模索しているのですが、現在のところ、原因は不明・・・。

稲作の病害虫の図鑑を見ても、それに該当するものがありません。虫にかじられたあと、稲の葉と穂に変化が現れているようですが、無農薬栽培の田・・・、稲の粒を餌にしている虫は、カメムシだけでなく、ほかにも、いろいろいるようです。無農薬での稲作をする田は、虫のオンパレード・・・。特定の害虫が繁殖するのも問題ですが、無数の種類の虫が小さな被害をもたらすのも問題です。

今日の夕方、病害虫予防のために、<米酢+ハーブ>の希釈液を散布しました。この<米酢>・・・、育苗中に病気を抑えるために使用しました。農薬のような<特効薬>のような効果はありませんが、散布濃度・散布時期・散布回数を適宜考慮しながら散布しますと効果的です。

成長の悪いはえぬき・・・、明日、<えひめAI>を散布してみます。取水口付近から、田の水に直接、<えひめAI>を流し込んでみます。

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タマネギのたねまき・・・

2014年08月30日 |  5.野菜つくり

今日の午前中、常夏川沿いの畑に、タマネギの種をまきました。市販の種5袋・・・。

昨年は、冬野菜を栽培するための簡易温室つくりに時間・労力をとられていた筆者、妻の野菜つくりに協力することはできませんでした。昨年のタマネギの苗は筆者がつくりましたが、それを移植したのは妻・・・。

昨年4月1日に帰郷して、帰農・・・。常夏川沿いの耕作放棄地の再開墾をはじめましたが、ヨモギ・ススキ・スギナの根の層が20cmほどできていましたので、手作業で取り除いたあとも、その畑の土は、野菜の栽培に適していませんでした。管理機で耕しても、土はごろごろしていました。そのような状態でのタマネギの栽培、やはりあまりうまくいきませんでした。

それで、今年は再挑戦・・・。

苦土石灰・バーク堆肥・牛糞堆肥を施して、畑の土の団粒化をすすめてきましたが、昨年と比べますとはるかに土壌の質が改善されています。この畑・・・、妻の実家の畑の中で一番日当たりのいい畑で、ほかの畑に先駆けて雪解けします。越冬させる野菜を栽培することになりますが、耕作放棄地を本来の畑に戻すには最低でも3年が必要です。本格的に、有機栽培・無農薬栽培の野菜つくりを軌道に乗せるためには、さらに3年の歳月が必要です。

筆者と妻、<年金暮らし+百姓暮らし+田舎暮らし+山里暮らし>なので、有機栽培・無農薬栽培での営農化は、<急速>にするには資金的ゆとり・体力的ゆとりがありませんので、<緩速>で徐々にそのシステムを構築していくつもりです。

湖南町赤津村の専業農家・プロの農家の方々、<吉田さんの結果を見て、よかったら真似をさせてもらおう!>といわれるひとが多いのですが、<真似>はほとんど不可能でしょう。筆者と妻がしている方法ですと、時間と労力がかかりすぎですから・・・。<真似>をしている間に、高齢化が進み、こころもからだも意欲衰えて萎えてしまうでしょうから・・・。

  
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まだいたツバメ330羽、ツバメの舞・・・

2014年08月30日 |  3.野鳥と野生動物

今朝、妻の実家の棚田にでかけたとき、舗装された道を通りました。そのとき、電線にとまっているツバメの姿が・・・。筆者、ゆっくり娘の軽乗用車を走らせて、電線にとまっているツバメを数えました。その数330羽・・・。

飛び交っているツバメも相当数いましたので、350~360羽・・・。

筆者より一足先に軽トラで夏野菜の収穫に棚田に来ていた妻、<うちの田にたくさんのツバメがやってきて虫を食べてくれてるの!>とうれしそうに話していました。

筆者、昨日夜、温水田の中になにかが落ちた大きな音がしていたので注意して観察したのですが、何の異常もありませんでした。山側の用水路を超えて、クマが侵入した形跡もありませんでした。

温水田に農業用水路の水を取水する作業をして、もと来た道を帰るとき、筆者のくるまの前に、50~60羽のツバメが、<ツバメの舞>を見せてくれました。見事な<ツバメの舞>、筆者にとっては、しあわせな一瞬でした。

  
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夜、クマが出没する棚田へ・・・

2014年08月29日 |  4.米つくり

今日の夜8時、妻の実家の棚田へ、田の水管理のために出かけました。

筆者の妻、<こんな時間に、クマが出てる棚田へ行くの? クマに襲われないの?>といいますが、クマに出会う可能性はそんなに多くはありません。

しかし、アップライトで走る軽トラの前方の農道に、動物らしい2つの目が光っています。筆者、ゆっくりと近づいたのですが、その2つの目、逃げようとはしません。視認距離まで近づいたとき、それはクマちゃんではなくトラちゃんでした。いつも農道で姿を見せるトラネコ・・・。

農業用水路の取水口を止めて帰ろうとしたとき、突然、大きな音が、温水田の方から聞こえてきました。<バシャーン!> その音、夜の棚田にこだましていました。なにか、大きなものが、棚田の水の中に落ちた音・・・。筆者、<温水田の水の中に落ちたのは何か・・・?>と思ったのですが、そのあと、静寂が支配していましたので、筆者、温水田の方に行くのはやめました。もし、クマだったら大変ですが・・・。しかし、温水田に落ちるクマなんていないでしょうから、正体不明のまま、帰ってきました。

妻の実家の棚田・・・、夜には、大きな音は棚田の谷にこだまするようです。100m先の農道では、クマだけでなく、イノシシも出没しているとか・・・。妻の実家の段々畑に出没する大きなクマにとっては、妻の実家の田がある棚田も、ひとつの大きな<庭>でしかありませんから、どこに出ても不思議ではありません。

  
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70~80羽のツバメ、こつ然と姿を消す・・・

2014年08月29日 |  3.野鳥と野生動物

大根の種まきを終えたあと、妻の実家の棚田に行って水管理・・・。

そのあと、昨日、ツバメがくるまにはねられて死んでいた場所に行ってみました。昨日は、道路沿いの電線に70~80羽のツバメがとまっていたのですが、今日は、1羽もその姿が見えません。

それで、筆者、<昨日70~80羽のツバメが集まっていたのは、南に帰るためにみんなで集合していたのかなあ。これから、みんなと一緒に南の国へ旅立ちがはじまる、わくわくした気持ちになっていたとき、不慮の事故で命を失ったツバメ、無念で、くやしくて、涙が出てきたのかなあ・・・?>と妻に話しますと、妻も、<そうかもしれないわ・・・。もう、湖南は夏ではなくなりましたもの・・・>と話していました。

妻の実家の棚田の周辺には、20~30のスズメの群れが棲息していますが、福島のスズメ、山口のスズメと比べると、その数は極端に少ないように思われます。山口の山里をドライブしていますと、数百羽のスズメの群れが編隊を組んで飛んでいる姿をよく見かけましたが、福島では、まだ一度もそのようなスズメの姿を見たことがありません。筆者が牧師をしていた、日本基督教団の小さな教会の庭、秋になると、スズメが大挙して押しかけてくることがあります。そのときは、いつも20~30羽のこどものスズメを残して行き、冬の間、<スズメの学校>がはじまります。筆者と妻、スズメは冬に餌がなくてこどものスズメが餓死するとニュースで報道されていたのを機会に、教会の庭にやってくるスズメたちにパンくずをやることにしました。

わずか270坪の小さな教会の敷地でしたが、妻と筆者で植えたビワ・クリ・カキ・ユスラ・ウメ・ユズなどの果樹をはじめ、クヌギ・ボケ・アジサイ・ユキヤナギ・バイカウツギ・変化咲きのウツギ・モッコウバラ・キンモクセイ・ギンモクセイ・ヒイラギモクセイ・クロガネモチノキ・・・いろいろな木々を植えた教会の庭は、渡り鳥たちの通り道にあったため、一年中を通じて、いろいろな渡り鳥や留鳥がやってきていました。

渡り鳥たち・・・、教会の庭を離れて旅立ちをするとき、いつもあいさつをして去って行きました。ツバメも電線にとまって・・・。昨日の70~80羽のツバメたち、ほかの群れと合流して、南の国へ旅立ったのでしょう。

  
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大根のたねまき・・・

2014年08月29日 |  5.野菜つくり

今日は、KUBOTAの管理機・TRS70USのタイヤの間隔を50cmから25cmに設定して、土を耕す爪を半分にしました。

KUBOTAの管理機・TRS70USで、大根の種をまくための畝つくりをするためです。筆者と妻、はじめての作業でしたので、30分ほど時間を費やしました。

妻の実家の段々畑で畝つくりをはじめたとき、むらの最古老の専業農家のご夫婦が、段々畑の一番上の彼らの畑の前にある土手に腰を下ろして2人で、筆者と妻が、管理機で畝つくりをする様子をご覧になっていました。おじいさんと目があったとき、おじいさん、<OK!>という仕草をされました。

畝をつくったあと、大根の種をまきましたが、全部収穫できれば、390本の大根になります。335本は煮物用大根、55本はおろし用大根・・・。今年は、漬物用大根の種はまきませんでした。大根を漬けた樽、農機具の小屋に保管するのですが、樽の中で大根が凍てついてしまいます。

その農家のおじいさん、36馬力のトラクターに乗って帰られるとき、途中でとめて、大きな声で、<クマがでてるぞ!>

それで、筆者、管理機をとめて、田の畔を通って、おじいさんのところに行きました。諏訪神社の山から降りてきたクマ、土手を越えて田に入り、田の真ん中でクマ座をつくり、稲をむしって食べたようです。そのクマの足跡、妻の実家の段々畑の一番下の畑を横切って、サツマイモ畑の前でなぜか右折、農道を通って、おじいさんの大根・キャベツ畑に足跡をつけて山に戻って行ったようです。

畑の野菜に水をやるために、漬物樽を置いていますが、朝、水の入った樽が倒されていたといいます。妻は、それを見た瞬間、<クマのせいに違いない!>と思ったそうですが、40リットルの水の入った桶を軽々と蹴飛ばす?クマ・・・、足跡の大きさを見ればそう思わざるを得なくなります。

妻が栽培しているサツマイモは、今年は<鳴門金時>・・・。今、直径3cm、長さ15cm位になっていますが、クマさん、収穫間際のあきたこまちをむしって食べても、妻の<鳴門金時>には手を出しませんでした。なぜなのでしょう・・・?

サツマイモを栽培している畑の半分も、管理機で畝つくりをしました。筆者の妻、とてもうれしそうでした。畑にクマの足跡がついていたのと、KUBOTAの管理機TRS70USでの秋野菜・冬野菜のための畝つくり、簡単に早くすすめることができたので・・・。
  

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今年の夏は、三日夏・・・

2014年08月29日 |  4.米つくり

今朝、筆者の妻、部屋を片づけながら独り言を言っていました。

<今年の夏は、暑かったのは3日だけだ・・・。今年の夏は、三日夏でした・・・>。

長期天気予報では、今年は、エルニーニョ現象の影響で、日本は冷夏になり、東日本、特に東北地方は、平成5年のときのような冷害になると報道されていたのですが、深刻な<冷害>になることは免れたようです。

しかし、振り返ってみますと、今年の湖南町赤津村の天気は、冷夏・・・。夏の終わりから秋のはじめにかけても<早冷>にさらされ、湖南の銘柄・あきたこまちの生産には決していい天候ではありません。

その中での筆者のコシヒカリとはえぬきの栽培・・・、湖南町赤津村の専業農家・プロの農家の方々から、<おめえは馬鹿か!ここらではコシヒカリはできねえ!>と言われてきましたが、最近、彼らがそういわざるを得ない自然環境が存在することを、身をもって確認させられています。しかし、筆者、妻の実家に帰郷・帰農する前から、山口在住のとき、東北地方の稲作法・冷害対策に関する史資料をあつめて通読してきましたので、今年、66歳にしてはじめてのコメつくり、しかも、標高530m(湖水)の湖南では<栽培不可能!>といわれるコシヒカリを有機栽培・無農薬栽培で栽培しようというのですから、冷害を防ぐために、知りうる限りのすべてを筆者のコメつくりに取り込むことにしました。できたのは、半分に満たないのですが、それでも、<コシヒカリはここらでは穂が出ねえ!>といわれる湖南町赤津村の棚田で穂が出揃い、一部は穂が垂れ始めています。

筆者の妻、朝のテレビの天気予報を見て、喜んでいました。<あなた、9月中旬以降は、平年より暖かい晴れの日が続くそうよ!コシヒカリにどんな影響があるの?>と尋ねてきますので、<田の水を落とすころ、晴れの日が続くということだから、常時湛水した田の土も乾きやすくなるし、その間に、コシヒカリも完熟に向かうし、山口のような高温障害でコメ粒が白くなることもないし、いいんじゃない!>と答えました。

宮沢賢治の詩・<雨ニモマケズ>・・・

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

現在の筆者と妻に該当する部分は、上の青色・強調文字の部分だけ・・・。 米1合は、平均、約156g・・・。1日4合食べるとしますと、156g×4=624g・・・。1年間では、624g×365日/1000g/60kg=3.8俵≒4俵=30kg入り8袋・・・。

筆者と妻の今年のコメつくり、コシヒカリとはえぬきで、自給自足用4俵と非常米としての備蓄用4俵ぐらいは収穫できたらいいとしていますが、4人家族の我が家のコメの年間消費量は4俵ですから、宮沢賢治1人の年間消費量にほぼ匹敵します。

宮沢賢治、<ヒデリノトキハナミダヲナガシ、サムサノナツハオロオロアルキ・・・>と歌いますが、そのときにも<一日ニ玄米四合>を食べていたとしたら、<ヒデリノトキ>、<サムサノナツ>も飢えて死ぬようなことはなかったと思われます。この詩の中には凶作・不作による飢餓は歌われていません。どんなに凶作・不作でも、農家は自分の食べるコメを確保することができるようです。

  
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今朝は、早冷の朝・・・

2014年08月29日 |  1.湖南の天気

今朝は、山口の晩秋のような朝でした。

妻の実家の棚田に行って、棚田の上流から流れてくる農業用水路の水の温度を、赤外線温度計で測りますと、13.4度C・・・。コシヒカリとはえぬきの田の水の温度は15.8度C・・・。温水田は16.6度C・・・。

妻の実家のある郡山市湖南町赤津村は、標高540~550mの高原地帯・・・。昼と夜の寒暖の差が激しく、コメも美味しくなるはずなのですが、コメの食感を損なうような栽培方法が一般的・・・。収穫は<質より量>・・・、というのが、湖南町赤津村の専業農家・プロの農家の方々の共通のコンセプトであるようです。

筆者がつくっているコシヒカリとはえぬき、前半は冷害紛いの天候不順・・・、後半は早冷・・・にみまわれていますが、今朝、むらの最古老の専業農家のおじいさんに、<今日は何すんだ?>と声をかけられ、<昨日、コシヒカリとはえぬきの花が一斉に咲いたので・・・>と答えはじめますと、<ウソだろう!今頃稲の花が咲くなんて!>と驚いておられました。筆者、<8月14日に穂がではじめたのですが、その後、気温が低く雨の日が多かったでしょう。日照不足で開花が遅れたみたいです・・・>と答えました。

その専業農家のおじいさん、<オラの田のあきたこまちは、倒伏してるべえ! 中干しもきちんとしてるだが、上の田から水が漏れてきて、オラの田はいつも湿田状態になる・・・>となすべきすべがないと言った感じで話しておられました。2階の、筆者の寝室の窓から、その倒伏状態を一望することができるのですが、2階の窓から見渡すことができるあきたこまちの田で一部で倒伏している光景を見るのもめずらしくありませんが、目立って倒伏しているのは2枚の田だけ・・・。

筆者、専業農家のおじいさんに、筆者が栽培しているコシヒカリの現況を報告しました。背丈が100cm、穂が長く、粒の数も大きさも揃っていること、コシヒカリの茎は、あきたこまちのそれより太いためか常時湛水を続けていても、まだ倒伏していないこと・・・をお話ししました。中干ししないで常時湛水を続けても、倒伏を抑えることができる理由についても・・・。

専業農家のおじいさん、<コシヒカリは、そんなに大きくなるのけ?オラあ、100cmにもなるコシヒカリは、ここらでは見たことがねえ!>と驚いておられました。

筆者のコシヒカリとはえぬき・・・、<早冷>による試練を乗り越えて、実を結んでくれるといいのですが・・・。

今朝も朝早くから、ヘリコプターによる農薬散布が行われています。妻の実家はその風下にあたるので、今朝は窓をしめきったまま・・・。筆者の妻、<洗濯物を干すのは、散布が終わってから・・・>とつぶやいていました。<農薬・除草剤を多用して有機栽培のコメを栽培している・・・>とうわさされる専業農家の田・・・。

妻の実家の棚田のコシヒカリとはえぬきの田・・・。農薬・除草剤を一切使用していませんが、田には、トンボ・カエル・クモ・ツバメなどが害虫を取ってくれていますので、あまり害虫の姿を目にすることはありません。中干しして、人為的に稲の成長を抑えることもありません。密植して細い茎にいっぱい実をつけさせるようなこともしていません。疎植して、風通しと日当たりをよくし、稲の根元まで日が差し込むようにしています。農業用水路の水は、必ず温水田を通して、少しでも温かくして稲にやさしい水を提供しています。といっても、筆者、過保護でコシヒカリやはえぬきを栽培しているわけではありません。コシヒカリやはえぬきがもっている本来の生命力を生かすようにしているだけ・・・。

どうやら、妻の実家のコシヒカリとはえぬき・・・、最低でも、自給自足用4俵と非常米としての備蓄用4俵ぐらいは収穫できそうです。
  

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涙を流すツバメ・・・

2014年08月28日 |  3.野鳥と野生動物

今日午前中は、妻とふたりで、妻の実家の段々畑で、簡易温室の中で育苗中の白菜の苗を移植するために黒マルチを張る作業をしました。

11時30分過ぎに、有線放送の時報が聞こえてきましたので、作業を中断・・・。帰るとき、妻の実家の棚田のコシヒカリとはえぬきの様子を見て、舗装された道を通って北向経由で帰りました。その途中、妻が、<道路に小鳥がいる!>といいますので、筆者、軽トラのスピードを落として、ゆっくりその小鳥の群れに近づきました。2mほどの距離まで近づいたとき、5~6羽のツバメが飛び立ちました。そのあとに、1羽のツバメが横たわっていました。

筆者、<くるまにはねられたに違いない。このままだと、またくるまにはねられる・・・>と思って、軽トラを降りて、そのツバメをてのひらに載せました。そのツバメ・・・、首を損傷したようです。ツバメのあたたかさ・・・くるまにはねられたばかりのようです。ふと、道路沿いの電線をみあげると、そこには70~80羽のツバメがとまっていました。

くるまにはねられたツバメを、仲間のつばめたちが、心配して、はねられたツバメをなんとか立ち上がらせようとしていたようです。筆者のてのひらのツバメ・・・、目に大きな涙を浮かべていました。<身動きできなくなっても、このツバメ、筆者を見ているのかもしれない。なんとかしてやらなければ・・・>と思って、家まで連れて帰りました。

そのとき、70~80羽のツバメたちに、くるまにはねられたツバメを持って帰ることを身振りで示して、連れて帰りました。2羽のツバメが軽トラを追ってきました。そして、神さまにいのりました。このツバメの命を救ってくださるように・・・。しかし、このツバメ、やがて、目を閉じました。筆者、指で、ツバメの心臓のマッサージをしたのですが、このツバメ、再び目を開けることはありませんでした。筆者の手のひらに横たわるツバメ・・・、とてもきれいな小鳥に見えました。そして、涙を流していたこのツバメ、最後は、ほっとしたような表情をしていました。

筆者と妻、食事を終えたあと、70~80羽のツバメがいた場所に戻りますと、そこには、70~80のツバメがとまっていました。筆者、彼らに死んだツバメを見せ、もう一度軽トラに乗せて、妻の実家の棚田に行って、その土手に埋めてやりました。

筆者の妻、涙もろいのですが、ツバメを埋葬しながら、目に涙をにじませていました。

  
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一斉にコシヒカリの花が咲く・・・

2014年08月28日 |  4.米つくり

今日は、一日、久しぶりの晴れ・・・。

長い間、雨と曇りの日が続いていたためでしょうか、妻の実家の棚田のコシヒカリとはえぬき、一斉に開花しました。妻と一緒に、コシヒカリの田の畔をひとまわり・・・。これまで米をつくってもらっていた専業農家の方が、<山側が日当たりが悪く収穫が少ない。収穫を増やすために肥料を少し多めにやるとすぐ倒伏する・・・>と話しておられましたが、その山側の日当たりが悪い部分でも開花していました。

天候不順と早冷の、冷たい長雨が災いして開花が遅れましたが、8月28日に本格的に開花しました。コシヒカリの収穫時期は、花が開いてから35~45日後とか・・・。35日ならば、10月2日頃が刈入れ時期になります。

筆者の妻、<あなた、コシヒカリの田の3列だけ、背丈が低いでしょう? どうして?>と尋ねてきますので、筆者、<育苗ハウスから育苗箱を取り出すとき、コシヒカリとはえぬきを間違ったのではないの? はえぬきの田の奥の角に、コシヒカリを4株植えているから、コシヒカリとはえぬきの違いがすぐ分かる!コシヒカリとはえぬきは背丈が20cm違うから、収穫するときは、別々に収穫することにしよう・・・>と答えました。

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湖南の早冷と稲作・・・

2014年08月28日 |  1.田舎暮らし

201408281インターネットで閲覧した郡山市湖南町の週間天気予報です。

2つのサイトの天気予報を、筆者が勝手に合成したものですが、この天気予報、湖南町の<早冷>を示しているのでしょうか・・・?

今朝は、妻の実家のおかあさんが<病院に行く!>といいます。<体が冷えてる!どこか悪いんでねえか、診てもらう!>そうですが、そのため、今朝の野菜の収穫は、妻に代わって、筆者が収穫することになりました。収穫したのは、キュウリ・トマト・ナスビ・インゲン・ニューメロンなどの夏野菜の定番・・・。今年は<天候不順>・<台風>・<雹>の被害で野菜の出来はよくありませんが、それは、市場に出荷できるレベルの野菜の収穫が少なかったということを意味しているだけで、収穫そのものがなかったわけではありません。そのため、今年の夏は、自家製の夏野菜が食べ放題・・・。野菜の高騰にもかかわらず、好きなだけ夏野菜を食べることができるのは、産地ならではのメリット・・・。

今朝、妻の実家の棚田に行ったとき、会津布引高原の風力発電所の風車が、霧の中にぽっかり楕円形の穴が空いた向こうに見えていました。自然のいたずらとしては、とても素晴らしい光景でした。棚田を流れる農業用水路の水の冷たいこと・・・。筆者、昨日の夜、中断していた温水田への水の取水を再開しました。

湖南町赤津村で栽培されているコメの茎の細さ・・・、筆者が生まれ育った瀬戸内海地方の温暖な地方のコメの茎の太さと、無意識のうちに比べてしまっていたようです。湖南では、もうイネワラを再利用することはなさそうなので、イナワラは細くていいのでしょう。コンバインで収穫するとき寸断されて田の肥料としてトラクターで埋め戻されるだけですから・・・。

妻の実家の棚田のコシヒカリ、はえぬきは、すこしく稲の茎が太いように感じます。コシヒカリは、短稈のあきたこまちと比べて20cmほど背丈が高いので、自然、それに応じて、稲の茎も太くなるのでしょう。

筆者、これまで、農道に軽トラをとめて、ほかの農家の方々の田を遠くから観察するのみでしたが、昨日、顔見知りの農家の方の田をまじかに見せていただき、田の水や土の中に手を差し込み、稲穂の粒を見せてもらったりしましたので、湖南のあきたこまちの栽培風景に直に触れたのははじめてでしたので、驚く必要がないところで驚いてしまいました。

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