湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

田植えをしていないように見える田は直播の田・・・

2014年05月31日 |  4.米つくり

郡山地方史研究会の総会に出席するため、秋山雄記先生宅を訪ねて、郡山市内の会場に向かったとき、途中、湖南町福良村を通りました。

そこには、まだ田植えがすんでいないように見えるたがいくつもありました。秋山雄記先生の話では、<田植えをしていないのではなく、直播の田である>とか・・・。以前、KUBOTAの担当者の方から、冷害に遭遇した農家の一部の方が冷害に強いといわれる直播に切り替えられたという話を聞かされていましたので、福良村の直播の田もそのとき以来の田ではないかと思われました。

直播用の田植え機を購入しますと、ずっと直播で栽培しなければならなくなりますから・・・。

筆者、秋山雄記先生に、<ユメノハタモチという陸稲を買ってるんですが、今から播種しても遅くはないですか?>とお尋ねしたところ、<大丈夫だ。田んぼの直播の種もまだ芽を出していないようだから・・・>ということでした。

田植えをしていないように見える田は直播の田であるとか・・・。

筆者、驚かされること限りなし・・・。
    

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

稲の苗が死にかけてる・・・!

2014年05月31日 |  4.米つくり

今日は、郡山地方史研究会の総会のある日・・・。

筆者、元湖南史談会会長の秋山雄記先生と一緒に郡山地方史研究会の総会に出席しました。今日、年会費を納入して、筆者、はれて郡山地方史研究会の会員になることができました。

その総会に出席する前、秋山雄記先生に、本を出版するときの<製本所>を紹介していただきました。そして、秋山雄記先生がよく古書・文献を購入されているという古書店に行きましたが、今日の郡山の暑さ、まるで岡山・広島・山口の真夏のような暑さ・・・。筆者、育苗ハウスの稲の苗のことが心配になりましたが、途中で帰るわけにも行かず、郡山地方史研究会、最後まで参加して帰ってきたのが午後5時・・・。

筆者、家に帰ることなく、背広姿で育苗ハウスへ・・・。そこで筆者の目に飛び込んできたのは、稲の苗が葉をまるめて針のように棒立ちになっている姿! 稲の苗が死にかかってる!どうすればいいのか? 筆者、背広姿で、大量の水を育苗箱の稲の苗にかけることにしました。

筆者が留守の間、妻に、稲の状態を確認するように頼んできたのですが、妻はいそがしくて、稲の苗の状態を見に行く暇がなかったのだとか・・・。<苗がみんな、むれ苗のように棒立ちするようになるなんて、信じられない!>と驚くだけ・・・。背広姿で、死にかけた稲の苗に水をやる筆者の姿・・・、たぶん、湖南町赤津村の農家の方々が見れば、滑稽きわまりない、文字とおりしろうと百姓と馬鹿にされる姿だったことでしょう。

死にかかった稲の苗の姿をまのあたりにしたとき、筆者、とても悲しい気持ちになりました。これまで育ててきた稲の苗が、たった一日、留守をしただけで全部だめになるとは・・・。筆者、悲しい気持ちを抑えながら、大量の水を稲の苗にかけ続けました。

そして、今朝、水が抜けていた田に農業用水路から水を引き入れました。午後6時ころ、農業用水路に水が流れはじめましたので・・・。棚田の一番下に位置する、妻の実家の田・・・、水が届くのは、やはり、夜になってからのようです。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今朝、田の水が抜けていた・・・

2014年05月31日 |  4.米つくり

今朝6時に、妻の実家の棚田に行ってびっくり・・・。

田植えをする予定の田の水が抜けていました。なぜ・・・? 筆者、田のまわりを歩いて水がもれていないかどうか確認しました。すると、排水口のパイプからどんどん水が流れ出ていました。どうして、この排水口から水がもれるのか・・・? 筆者、不思議に思いながら、とりあえず、水がもれるのをとめることにしました。

以前、湖南史談会会員の専業農家の方から、田の給水口・排水口の管理の仕方を教えていただいていましたので、そのために準備していた土嚢をひとつ排水口の前に置きますとすぐに田の水漏れはとまりました。
  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

田の一部を温水田にするための畔つくり・・・

2014年05月31日 |  4.米つくり

昨日は、妻の実家の棚田の3枚の田の中段の田の一部を<温水田>にするための畔つくりをしました。

そのために使用するのは、妻の実家のおとうさんが使っていた大きくて重い3本爪鍬や平鍬ではなく、1まわり小型で軽い、筆者専用の3本爪鍬と姫鍬・・・。自分のからだにあっていない農具を使用しますと時間と労力ばかりがかかり、仕事は一向に進みません。無理をして作業を続けますと、体をこわすことになるのは必定・・・。しかし、自分のかただにあった農具を使用しますと、田を畔で、2分割・3分割するのもそれほど苦にはなりません。

できあがった、温水田のための畔を見て、筆者の妻、<農業は、知恵と体力とおかねが必要なのね。わたしはどれも持っていない・・・>とつぶやいていましたが、知恵は知識・技術、体力は労働、お金は営農資金・農地・農機具のことだと判断しますと、妻だけでなく、筆者もほとんどもちあわせていません。

作業しているとき、専業農家の方が軽トラで通りかかり、しばらく立ち話をしました。その方、<吉田さんは、もっと若いときから農業をはじめれば、○○○○○になれたひとだべなあ!>と話しておられました。<○○○○○・・・?>、はじめて耳にする言葉に、筆者、その専業農家の方に聞き返しましたが、何の言葉なのか、最後まで認識することができませんでした。どういう意味かお尋ねしますと、<農家の親方>のことだとか・・・。

大工の親方は棟梁・・・。農家の親方は、何と言われたのか、何度聞いても言葉として認識することができませんでした。方言なのか、専門用語なのか・・・? 妻の実家のおかあさんに尋ねますと、<○○○○○は知らねえが、おとうさんなら農家の親方になれたべなあ・・・>と話していました。筆者、余計、わからなくなりました。

午後5時に、郡山市喜久田町の援農ショップグラントマトへ・・・。温水田に水を引き入れる水路をつくるために<畔シート>、田植え機で田植えをするための道具類を購入するため・・・。グラントマトで売り切れていたものは、郡山市富田のホームセンターで購入・・・。帰宅したのは午後8時過ぎでした。<親方>にも<子方>にも縁のない、しろうと百姓の筆者の現実です。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

しろうと百姓の今年の作付一覧・・・

2014年05月29日 |  1.田舎暮らし

今日は、湖南町も真夏日・・・。

朝6時に、換気用窓を少し開け、8時には左右の換気用窓を全開、前後の出入り口も全開しました。朝6時に、育苗用ハウスの中の水桶の水を使って、<むれ苗>防止用の自然農薬を散布、9時に通常の水やり、そのあと2倍に希釈した<むれ苗>防止用の自然農薬を全体に散布・・・。

夕5時時点で、育苗箱の土は乾いていませんでしたので、育苗用ハウスの窓と出入り口を閉じました。夜は、冷たい風が吹きこんできますので・・・。昼と夜の寒暖の差の大きいのが、奥羽山脈のふところに抱かれた湖南町、高原の町の気候の特徴です。妻曰く、<棚田の上の田に植えた高原豆、とても元気ですね>。

その隣には、<高原キャベツ>の苗を移植しています。田植えがすんだら、育苗用ハウスの中を管理機で耕して、<高原トマト>を栽培することになります。

現在、育苗・作付したのは、きぬさや・えんどう(2種類)・スナップエンドウ・キャベツ(みさき・金系201号・グリーンボールの3種類)・なす(黒陽・みず茄)・トマト(桃太郎)・きゅうり・スイカ・トウガラシ・春大根・枝豆・インゲン(湯あがり娘・秘伝・つるなしインゲン)・トウモロコシ(ハニーバンタム・ゴールドラッシュ)・レンコン・カブ・長芋・ごぼう・じゃがいも(キタアカリ・メイクイーン・インカの~の3種類)・パセリ・食用菊・さつまいも(鳴門金時)・にんじん・ウド・ニラ・ネギ(シモニタネギ他)・レタス・ツボミナ・サトイモ・紫蘇・ミョウガ・蕗・アスパラ・ニラ・サニーレタス・メロン・カボチャ(2種類)・高原豆・にんにく・・・等々(思いつくまま順不同)。

今年は、その他に、ストック・ゴテチヤ・デルフィニウム・ラークスパー・百日草・かすみ草の苗を移植しています。米や野菜と同じく、道の駅・湖南四季の里に出荷するため・・・。

稲作単作農家と違って、筆者と妻の<百姓道>、実に多忙です。

今朝、妻の実家のおかあさんに、<米が収穫できるかどうか、心配しねえでええぞ。おかあさんが食べる米は、昨年作ってもらった米がそのままあるから・・・>と話しますと、<おらあ、おめえが作ったおいしいコメを食いてえ!>といいます。・・・??? <できるかどうか、わからねえぞ!>といいますと、<食べるぐらいはとれるべえ。コシヒカリはうめえから、おらあ、おめえがつくった米さ食べる!>と強調していました。<おめえらがつくる野菜も、無農薬で除草剤も使わねえから、安心して食べれるべえ。有機栽培でつくった野菜はあまくてうめえ!>そうです。味覚だけは、ボケが及んでいない、妻の実家のおかあさんの言葉です。
  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

自然農薬・元気丸を10リットルつくる・・・

2014年05月28日 |  2.自然農薬

有機栽培・無農薬栽培・・・

それは、化学肥料に換えて有機肥料を使い、農薬を一切使用しない農法のことではりません。そんなことをすれば、病害虫に見舞われることになるのが必定・・・。

ほんとうの有機栽培・無農薬栽培は、<環境栽培>のことなので、化学肥料・農薬・除草剤を使用した従来型の農法より、いろいろな知識・技術が必要になります。山口にいるときによく使用していた自然農薬・元気丸ですが、妻の実家のある福島県郡山市湖南町赤津村でもその効果は絶大・・・。ただ、使い方・分量・回数を間違いますと効果がない場合も出てきますが・・・。昨年は、元気丸を1.8リットルつくったのですが、まだ0.6リットル残っています。今年は、昨年の5倍強10リットルつくることにしました。第1液10リットル、第2液10リットル。

あす、酵素剤<えひめAI>を10リットルつくります。そして、別の酵素剤10リットルも・・・。イネが田で20cmほどに成長したときに散布するカメムシの忌避剤も20リットル作成することにしています。きゅうり・かぼちゃのうどんこ病予防剤も作成します。冷害時の強壮剤・栄養剤も作成・・・。自然農薬は<農薬>としては認可されていないもので、人間用の<和漢薬>と同じ・・・。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

<むれ苗>を克服して・・・

2014年05月28日 |  4.米つくり

201405282左の写真は、育苗ハウスで育苗中に発生した<むれ苗>・・・。廃棄処分した4枚の育苗箱の1つです。

つぼ状に<むれ苗>が拡大して行きます。

ここまで<むれ苗>を放置するのは、たぶん、コメをつくる熱意がほとんどない方か、農の精神を持っていない方なのでしょう。ここまで放置しないで、なんとか対策をとるのが普通・・・。

2枚目の写真は、真ん中に発生した<むれ苗>を、<気温・水・201405283空気・土・肥料・風・日光・湿度などの総合的環境>を見直して対策を立て、封じ込めた写真・・・。<むれ苗>になったイネは葉齢1.5のまま立ち枯れ・・・。糸のように細くなり、<むれ苗>にならないように戦ったイネによって覆われるようになりました。何の対策も取らなければ、上記の写真と同じ結果に・・・。


現在、育苗中の苗の葉齢は3.2~3.5・・・。有機栽培・無農薬栽培のため、成苗を粗植することになりますが、今年の湖南町での田植えの限界日は6月6日なので、葉齢にかかわらず、その前に移植することになります。今201405284年は、雪解けを待って、育苗用ハウス(農業用ビニールハウス)の構築にとりかかりましたので、思わぬ時間を浪費しました。来年は、浸種を今年より1か月早める可能性もあります。
 

一番下の写真は、2014年5月28日午6時ころの、筆者がつくった育苗ハウスの中のイネの苗・・・。

田植えに必要な育苗箱の数は30箱・・・。

201405285現在、50箱が田植え可能な状態にあります。田植えの日まで、筆者、<むれ苗>防止対策をとり続けます。この対策、まるっきり冷害対策と同じです。冷夏・冷害の環境下でも、コシヒカリの実を結ばせるべく全力を尽くします。

湖南町赤津村でのコメつくり・・・、その資料は、妻の実家のおとうさんが残してくれていますので、筆者、プロの農家の方々がされている<ここらの米つくり>に関する情報が皆無というわけではありませんが、<むれ苗>を農薬を使わないで抑えるための知識・技法も、コシヒカリの栽培に関する本から学んだものです。
  

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

イネのことはイネに聞け、風に聞け、水に聞け、土に聞け、日射しに聞け、佐瀬に聞け、農書に聞け、傍観の農

2014年05月28日 |  4.米つくり

筆者、66歳にしてはじめての米つくり・・・。

人生の大半を過ごした地中海式気候の温暖な瀬戸内海地方から遠く離れた、妻の実家のある東北福島の奥羽山脈のふところに抱かれた郡山市湖南町赤津村で米つくりをはじめていますが、やっと、妥協に妥協を重ねて、有機栽培・無農薬栽培のコメつくりをはじめました。

昭和55年の大凶作のときの教訓からなのでしょうか、コシヒカリは、福島の地では栽培に向かないというのが一般説であるようです。中通り・浜通りでも、コシヒカリを栽培できる場所は、標高300m以下・・・。少しく環境がいい場所でも、標高400m以下・・・。しかし、妻の実家のある湖南町は標高530mなので、<標高600m以下>の世界に入ります。

その世界で、筆者がコメをつくるために、山口にいるときに入手した米つくりに関する本は30~40冊・・・。ほとんど、コシヒカリの栽培法に関するものばかりです。

これまでの筆者の米つくりから得た確信は・・・、<イネのことはイネに聞け、風に聞け、水に聞け、土に聞け、日射しに聞け、農書に聞け、佐瀬に聞け、傍観の農家に聞くな・・・>。

今日、農道で出会った中山間地の会長さん、<う~ん、すこし田植えが遅いかも。昨日発酵鶏糞まいたのか・・・。少し日を置かないと田植えできねえなあ。でも、あきらめずに最後までやったらええべえ!コメができるかどうかは、お天道さま次第だから・・・>と言って去って行かれました。筆者、中山間地の会長さん、ほかの農家の方といい方が違う・・・、とその言葉に耳を傾けてしまいました。

そのあと、筆者、赤外線温度計で、育苗ハウスの育苗箱、農業用水路の水、妻の実家の田んぼの水、周辺の専業農家の田んぼの水の温度を赤外線温度計で測定してみました。田に引く水の温度調整・・・、筆者、可能性があると確信しました。真冬の積雪期に冬野菜を栽培したり、春野菜の種をまいたりするために<無加温の簡易温室>をつくりましたが、湖南町赤津村でコシヒカリを栽培するためのノウハウ、もしかしたら、身に着けることができるかもしれません。

<イネのことはイネに聞け、風に聞け、水に聞け、土に聞け、日射しに聞け、農書に聞け、佐瀬に聞け、傍観の農家に聞くな・・・>という確信に、もうひとつ言葉を追加しましょう。<イネのことはイネに聞け、風に聞け、水に聞け、土に聞け、日射しに聞け、農書に聞け、佐瀬に聞け、傍観の農家に聞くな。聞くなら、ほんとうの営農家に聞け・・・>。
  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

郡山市大槻の歯科へ・・・

2014年05月28日 |  4.米つくり

昨々日と昨日、歯がういて、その痛みに夜もねむれませんでした。昨日の夕食も食べることができず、パンと牛乳だけ・・・。

筆者の妻、<郡山市大槻の歯科へ行ってみてもらいましょう>と強くいいますので、妻と一緒に郡山市大槻の歯科へ・・・。やはり、農作業による肩こりから来る歯痛のようで、少し腫れて熱がありますので、抗生物質と痛み止めを処方してくださいました。

昨日は、あまりの痛みに、神さまに熱心に祈りました。筆者、なにごとにつけても救けを求めるのは、聖書の神、主なる神さまだけ・・・。そして、祈りの中で神さまと約束しました。その祈り、神さまによってひきあげられたのか、今日は、よき歯科医の方に出会うことができました。
  
  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今朝、秋山雄記先生宅へ・・・

2014年05月28日 |  2.郡山地方史研究会

今朝6時、湖南史談会の元会長・秋山雄記先生宅を尋ねました。

お借りしていた、<平成26年度郡山地方史研究会総会並びに講演会のお知らせ>という文書をお返しするため・・・。その日が近づいていますので・・・。

筆者、秋山雄記先生に同行することになりました。

庭で、秋山雄記先生と奥様の3人でいろいろ話をしましたが、奥さん、<朝の露でも飲んでいらっしゃい!>と話しかけてくださいましたが、<朝の露>・・・、それが<朝のお茶>であることはすぐ察しがつきましたが、人間も植物も同じ<朝の露>が必要なようですが、いい表現だ・・・と思いました。

その庭に、数十個の<クマガイソウ>の花が咲いていました。この前、テレビニュースでクマガイソウの花を見たことがありますが、実際に自分の目で見るのははじめて・・・。庭師の方が山から採って来られたクマガイソウの花を1株植えられたのが自然に増えたそうです。

すがすがしい朝になりました。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ここでは、できねえ、できねえ・・・!

2014年05月27日 |  4.米つくり

発酵鶏糞の散布を終えて後片付けをしていたとき、農道に1台の軽トラがとまりました。はじめてお会いする農家の方・・・。

<まだ、田植えしてねえのか? ここらは5月20日までに田植えしねえと収穫できねえぞ!いつ田植えすんだ?>
<6月に入ってから・・・>。
<それでは、だめだ! 今年は米は採れねえなあ!品種はなんだ?>
<コシヒカリです!>
<だめだ、だめだ! ここらは、コシヒカリなんてできねえ! つくっても実が入らねえ!米をつくりはじめるとき、ここらのもんに教えてもらったのか? みんな親切だから教えてくれたべえ!>
<いままでつくってもらっていた専業農家の方から指導を受けることになっていたのですが、いそがしくてそんな暇はないとかで・・・。ほかの農家の方々も、「しろうとには米はつくれねえ!金さ寄こせ、そうすればつくってやっから!」という人ばかりで、結局、米つくりに関する文献を集めて自分でつくらざるを得なかったんです>。
<コシヒカリは、いつ播種したんだ?>
<4月20日です>。
<間違ってはねえなあ、だども、コシヒカリはだめだ。4月20日では遅すぎる。今年は収穫できねえぞ!>
<除草剤、振ったのか?>
<土手と農道脇は、刈り払い機でかりました・・・>。
<だめだ、だめだ、除草剤まかないと、カメムシに全部やられる! 町の若いものが有機栽培するといって浜で米つくりをはじめたが、全部カメムシにやられて、結局ここさ出て行った!>
<ただ農薬を使わないだけだと、いろんな病害虫にみまわれることになるけれど、有機栽培・無農薬栽培をしようとするひとは、それなりの防御方法を知っているでしょ? それでも、だめだったのですか?(若い農家の方々が出ていかざるを得なかったのは、カメムシの性ではなく、水利権の問題で米つくりを放棄せざるを得なかったと、以前、ほかの方から聞かされていたので・・・)>
<ほかの農家は農薬を使用してるのでカメムシは近づかないが、有機栽培するあんたの田んぼにみんな集まってきて、1粒残らず食べられてしまうべえ!>
<カメムシを寄せ付けない方法もあるんですが・・・>。
<だめだ、だめだ! どうせ、田んぼの畔の草刈りをするっていうんだろう? 除草剤をまなかいと、雑草とりが大変だぞ!>
<ええ、いいんです。どうせ、ひまですから、どんな雑草がどれだけ生えるのか観察できるチャンスだと思って、手作業でとりますから>。
<つくるのは、コシヒカリだけか?ここらでは、あきたこまちが一般的だ! 今年は冷害が予想されているが、あきたこまちなら大丈夫だ。悪いことはいわねえ、農家を回って、頭を下げて、あきたこまちの苗を手に入れてすぐ田植えしたほうがええ!>
<自家消費用にはえぬきも植えることにしているんですが・・・>
<はえぬき? はえぬきは大丈夫だ、山形の米だからなあ!>
<同じことをほかの農家の方に話をしますと、はえぬきは山形の平野部ではいいが山間部では栽培が難しいと言っておられましたけれど・・・>。
<おらあ、コシヒカリもはえぬきも自分でつくったことはねえから、よくわかんねえけど、コシヒカリはだめだ、ここらではできねえ!たとへできても収穫量は半減する!余所者はだめだなあ、ここらのこと何も知んねえで米つくろうとすんだから。できねえ!できねえ! コシヒカリはできねえ!有機栽培や無農薬栽培では、ここれでは米はできねえ!>
<昨年、妻の実家に戻ってきたとき、野菜についてもいろいろな農家の方々から同じことを言われましたが、一度も農薬を使わないでできましたよ。前に住んでいた山口と違って、害虫の種類も数も少なくて、ここは有機栽培・無農薬栽培の天国みたいなところです>。
<あんた、ここらのもんでねえから、カメムシのおそろしさ、知らねえんだ。まあ、できねえを思うけどな・・・>。

そのあと、筆者、湖南町赤津村の農道を走って、まだ田植えがすんでいない田を数えました。妻の実家の2枚の田を含めて、全部で11枚・・・。今日、代掻きをしている田も2枚ありました。すべて準備を整えて田植えをまつだけの田も・・・。きっと、筆者と同じで、幼苗ではなく成苗を植えるつもりなのでしょう。筆者、湖南町赤津村で、最後の田植えをするつもりで育苗してきましたので、目下のところ、予定通り・・・。

<ここでは、できねえ、できねえ・・・!> 毎日お題目のように唱えていると、いつのまにか、ほんとうにできなくなっているのではないでしょうか? 妻の実家のおかあさんの<ろくでなし>節、妻の実家のおとうさんの側の本家の<できねえ>節・・・、かたつむりが角を突き出して威嚇しているみたいです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今朝、KUBOTAの担当者の方に田植えをする日を告げる・・・

2014年05月27日 |  4.米つくり

今朝、8時半頃、妻の実家の棚田で育苗中の苗を1本抜いて、KUBOTAの湖南営業所へ行きました。

朝のミーティングをされているときにお邪魔したようで申し訳なかったのですが、担当者の方に、田植えをする日を告げ、KUBOTAの超小型常用田植え機の操作方法の指導を受ける約束をとりつけました。

担当者の方、葉齢3.5の稲の苗を見て、<これなら田植えできます!>とOKしてくださいました。田植えをする1週間前に、水を張った田に発酵鶏糞を散布しなければならないので・・・、とすぐKUBOTAの営業所をあとにしました。

もちろん、<むれ苗を抑え込むことができた・・・>こともお伝えしました。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

棚田の田に発酵鶏糞を200kg散布・・・

2014年05月27日 |  4.米つくり

今日、1日かけて、妻の実家の棚田の3枚の田のうち減反分を除いて、コメをつくる場所に、発酵鶏糞200kgを散布しました。

昨日、最終的に代掻きの補正をして水を張った田で、発酵鶏糞200kgを散布するには、どうしたらいいのか・・・? 筆者、例によって例のごとく、考えながら寝ますと、夢の中で、その続きを考えることになります。

筆者、自家製の代掻き器をかついで、ひさしぶりに肩が凝りましたが、同時に、右の歯が浮いてしまい、痛みがくるようになっていましたので、力技で発酵鶏糞200kgを散布することはできません。しかし、夢の中では、試行錯誤するだけ・・・。目が覚めると同時に、<江戸時代に堆肥を運搬するのに川船を使用していたけれど、発酵鶏糞を船で運べば、力がいらないのでは・・・?>と思いつき、この前、むれ苗の消毒のために購入した<トロ舟>を使用することにしました。

発酵鶏糞15kg入り1袋を<トロ船>にあけて、妻が2本の誘引用のひも2本の間を、筆者が散布して行きました。これまでの米つくりの作業の中で、今回の、有機肥料・発酵鶏糞200kgの散布が一番うまく行きました。

今朝、稲を移植する田の土の、Ph・EC・窒素・リン酸・カリの量を確認しました。これまで米をつくってもらっていた専業農家の方から、<借りた田なのであまり肥料は入れていない>と聞かされていましたが、その言葉通り窒素は少な目・・・。それで、筆者、コシヒカリのため、2~3kg/反になるように発酵鶏糞を散布、自家消費用のハエヌキにはその倍以上を散布しました。

本格的な有機栽培の場合、昨年の秋、稲を収穫した直後に、田を耕耘して、発酵鶏糞を散布しなければならなかったのですが、貸していた田が戻ってきたのは、今年になってから・・・。そのため、本格的な有機栽培に着手する時期を逸し、今年は、暫定的な有機栽培・無農薬栽培となりました。
  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

オラの7000万円どこやった・・・?

2014年05月27日 |  4.痴呆・介護

あるとき、妻の実家のおかあさん、テレビニュースで詐欺事件の報道を見ていて、突然、<オラの7000万円どこやった・・・?>と騒ぎはじめました。

妻も娘も筆者も、<7000万円、なんのこと?>と顔を見合わせました。筆者、<おかあさん、おとうさんの葬儀代も持っていなかったんだべ。葬儀代は全部、オラと栄子が出したんだぞ>と話しますと、おかあさん、<んだ! 葬儀代は持っていなかった。でも、7000万円は持ってた!>と言い張ります。

娘が、<おばあちゃん、7000万円あったら、新しい家を建てていたべえ?>と語りかけますと、<貧乏してたから、なくなったおとうさんの葬儀代はなかったけど、7000万円はあった!>と譲りません。話が通じないと思ったのか、おかあさん、<おとうさんの貯金通帳の0の数だけは覚えてる。オラあ、まだぼけてねえぞ。馬鹿にすんでねえ!>と怒り出します。それで、筆者、<7のあとの0の数はいくつあったんだ?>と尋ねると、おかあさん、<5つだ!>と声を大きくします。筆者、<それ勘違いでねえのか?>と尋ねますと、<オラあ、はっきりと覚えてる5つに間違いねえ。7と、0が5つで7000万だ!>と譲りません。筆者の妻、<もしかしてこの通帳の残高のこと?>とおかあさんに、残高700000円の、おかあさん名義の通帳を見せますと、<んだ! これだ、7000万あるべえ! おめえらが使ってもうなくなったと思ってた。まだあったんだべなあ・・・>とつぶやいていました。

娘曰く、<おばあちゃん、ぼけてしまったんだべなあ! だから、おじいちゃんがなくなったときの香典代だのなんだの、わたしたちが帰るまでに全部むしり取られてしまったんだ!>

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

年よりがぼけるとお金のことが気になる・・・

2014年05月26日 |  4.痴呆・介護

テレビの番組で、高齢者の痴呆について特集されていました。

高齢者の痴呆の症状のひとつに、自分のお金を家族が勝手に使ったといってトラブルを起こす例がよくある・・・、との話題に入ったとき、妻の実家のおかあさん、<歳をとって痴呆になると、そういうことを言うようになるんけ? オラは、そんなことは言わねえ!>とつぶやいて、数分後、妻に、<なくなったおとうさんが残したお金70万円はどうした? その通帳、誰が持ってんだ? 使ってしまって、もうなくなってんじゃねえだろうな?>と猜疑心丸出しの目で語りかけていました。

それで、筆者の妻、<おかあさんは、いつも同じこと言うでしょ。はい、ここにおかあさんの通帳があるでしょ。その通帳に、おかあさんが書いたメモ書きが入ってるでしょ。70万のうち、半分は農業をするためにくれるって。半分の35万のうち20万は、おとうさんの3回忌の法事に使ったでしょ。お寺に先祖の位牌をつくってもらって安置してもらった費用も含めて。残りの15万円は、ほら、定期預金に入れてるでしょ・・・>。すると、おかあさん、<こんなメモ、誰が書いたんだ?> 妻、<おかあさんの字だべえ!おかあさんしか書かねえぞ、3回記だなんて>。おかあさん、<おらあ、こんな下手な字しか書けねえのか?> 妻、<そうだ、これがおかあさんの字だ! なんなら、紙と鉛筆もってくるから、同じ文書書いてみるか?>

おかあさん、安心したのか、テレビの番組を再びみはじめました。そして、<としよりもいろいろだなあ。家族が勝手に自分の通帳をおろしただなんて思いこむ老人もいるんだべなあ。おらあ、そんなことはしねえ!金にこだわるのやよくねえ!おらあ、そんなことはしねえ!> 妻、<はいはい! おかあさんとは関係のない話ね。そういうことにしておきましょ>。

  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加