湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

今朝、認知症節、炸裂・・・!

2017年07月15日 |  4.痴呆・介護

今朝、妻の実家のおかあさん、認知症節を炸裂させていました。

朝食の準備ができているのに、居間の食卓におかあさんの姿がありません。妻が、<まさか・・・>といいながら、居間のサッシをあけて外をみると、長靴をはいて、日本てぬぐいでほおかむりをして、簡易温室の方へ歩いていく、おかあさんの姿をみつけて、妻はすぐ、おかあさんを連れ戻してきました。

妻:この蒸し暑いなか、なにをするの?
おかあさん:草がわさわさ生えてるから、取んだ!
妻:こんな蒸し暑いときに、草をとったら、死んでしまうわよ!
おかあさん:おらあ、あつくなんかねえ!
妻:歳をとると、温度の感覚が鈍くなるの!暑く感じなくても暑いんですから!おかあさんは、歳が歳なんですから。90歳になって、草なんかとらなくていいのよ!
おかあさん:90歳? おらのことを言ってんのけ? おらあ、そんなとし寄りではねえ、もっと若え!
妻:医者に行くといつも歳を聞かれるでしょう?そのとき、おかあさん、90歳だと答えてるじゃない?
おかあさん:そういうと、医者が安心するべえ?おらあ、まだそんな歳ではねえ!
妻:おかあさんが庭の草をとってると、ここらのもんがなんて言ってるのか、知ってるの?「90のばあさんに草を取らせて、酷え娘だ!」と言ってんのよ!
おかあさん:うそつくでねえ!ここらのもんは、そんなことはいわねえ!
妻:言ってます!
筆者:そんなに草取りたかったら、田んぼに連れていってやるぞ!いっぱい草がはえてるから!
おかあさん:ウウッ!おめえ、こんな年寄りに田んぼの草を取りに行けと言うのけ? おめえは、ここらのもんでねえから、ろくでなしの、根性悪だなあ?おめえ、ここらのもんから嫌われてるのが分かんねえのケ?カネさもってねえ、米も野菜もつくれねえ、ろくでなしだ、なんの役にもたたねえって言われてんのが分かんねえのケ?
妻:おかあさん、朝ごはん食べるのたべないの?
おかあさん:そんなにいうんなら、食ってやるべえ!

庭で草を取るために、<草をとりに行ってくる>とおじいさん・おばあさんがでかけるのはいいのですが、<中野さ、行ってくる>といって家を出ていくおじいさん・おばあさんには、要注意だとか・・・。その場合、中野は中野でも、町中の中野であなく、町はずれにある山の中の鉱山跡地であったりします。閉山するとき、いくつもある穴を塞がないでそのまま放置して、今では草茫々になっているので、知らないひとが中に入っていくと、その穴に落ちる可能性があるとか・・・。いったん、その穴に落ちると、自力でその穴から脱出することは不可能であるとか・・・。鉱山がまだ活動していたときの状態を知って居るひとは、80歳代・・・。80歳代のおじいさん、おばあさんが、<中野さ、行ってくる>といって出かけるとき、鉱山跡に入山して、補陀落世界への旅立ちをする可能性があります。

認知症の、妻の実家のおかあさん、デイケアに行ったとき、<ここらのもん>である、ほかのおじいさん・おばあさんの話しから、行方不明になっている隣村のおばあさん、<東京さ、行ったんだべえ。ここらで女がいなくなると、みんな東京だ・・・>と話していました。筆者の妻、<なんで、80歳になって、東京に身売りするのよ!ボケるのも大概にして!>と怒っていましたが、あるようでないのが、村のひとの連帯意識・・・。その隣村のおばあさん、うわさでは、<深い穴に落ちて出て来れないのでは・・>とささやかれていますが、もしかしたら、その穴、中野の鉱山跡地の穴・・・?

妻の実家のおかあさん、デイケアでは、いいおばあさんを演じているようですが、そのために、いつも前日、家の中で認知症節を炸裂させて、ストレスを発散して、さわやか、にこやかにデイケアに行こうとするので、たまったものではありません。

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