湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

『事典・昭和戦前期の日本 制度と実態』をひもとく・・・

2016年12月08日 |  5.部落学序説

昨夜、インターネットの日本の古本屋経由で入手した『事典・昭和戦前期の日本 制度と実態』に目を通していました。

読んだ項目は、<町内会・部落会>と<徴兵制度>の2箇所・・・。

昼食をとったあと、お茶を飲みながら、妻にその内容を話しますと、妻は笑っていました。筆者は、甲種合格(現役)にも乙種合格(予備役)にもなれず丁種合格(現役に適しない)・・・。これが戦争中ですと、認知症の、妻の実家のおかあさんから、<おめえはろくでなしだなあ!兵隊さんにもなれねえのけ?おめえみたいなやわな男はここらにはいねえわ!>と日々、罵詈雑言を投げかけられていたかもしれません。

戦時中、日本全国<部落会>が設置され、その<部落会>に入っていないと配給米などを入手することができなかったのですから、日本国民全体が<部落会>に属する部落民・・・。戦後、GHQによって<部落会>は解体され、それをいち早く受け入れた日本の知識階級は<部落>概念を忌避するようになり、そのことによって、自らの戦争責任を回避しようとします。そして、戦後<負>のイメージを背負わされた<部落>概念を<被差別部落>にのみ押し付けようとします。<被差別部落>の側もそれを受け入れ、自らを<部落>概念で呼称するようになります。日本の知識階級の戦争責任回避に一役買うようになります。その代償が、差別思想<賤民史観>にもとづく<同和対策事業>・<同和教育事業>・・・。

歴史研究のミクロ的研究も歴史研究なら、その成果を批判検証して体系化するマクロ的研究も歴史研究のひとつ・・・。筆者の『部落学序説』は、そのマクロ的研究のひとつ・・・。

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