湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

それでは、よい航海を・・・!

2016年11月07日 |  2.老化と老化対策

昨夜、やっと、David P Barash著『Aging : An Exploration』(邦訳『エイジング 老いの発見』)の<第13章 アメリカの老人問題-歴史>と<第12章 アメリカの老人問題-社会学>、そして、終章の<第15章 よい航海を願って>を読み終えました。

Barash著『エイジング 老いの発見』は、これで2度目の通読ですが、最後の章15章はわずか3ページ・・・。

筆者の言葉で要約しますと・・・。<老いは、未知の海原に船出するようなものだ。そこには想定外の事態が待ち構えている。嵐に遭遇して転覆することもあるし、岩礁にのりあげて座礁することもあります。波のない穏やかな海で、水と食料がつき餓死する可能性もあります。そうならないように、不測の事態に対処することができるように、水や食料を十分に積み込もうとしますが、小さな船に無限の水や食料を積載することは不可能です。

老いを生きるのに大切なのは、老いに対する対策、老いに抗って若さを維持しようと懸命になることではなく、ひとが老いること、そして自分も老いることを受け入れ、その老いが何であるかを理解すること・・・。ひとの老いと自分の老いについて理解することは、未知の海原に船出するに際して、小さな船に、海図と羅針盤を装備することと同じことを意味します。小さな船が、どこに向かおうとも、適切な航路を適切に選択することができるようになります。

一般の人は年をとるだけなのに、この『エイジング 老いの発見』の読者は、少なからず情熱をもって、訓練された航海士として、老いの海原を旅することができます。老いは、人生の重荷ではなく、人生における特権なのです。しかも、老いは、珍しいものではなく、ごくありふれたもの・・・。老いの海原の最善の航海は、むやみに長い、ただ航海し続けるだけの船旅ではなく、彼岸の港を目指した、目的のある、よりよいよい船旅・・・。老いの時代に大切なのは、ただ生きつづけることではなく、よりよく老いを生きること・・・。

あなたがどのような老いの海原を航海するのか、どこへ行こうとするのか、それはあなたの自由ですが、老いは、わたしたちに机上の冒険家で終わらせることなく、旅の見通しを立てることが難しい、現実の海原へわたしたちを押し出してしまいます。あなたは、ひとりで、自分の老いの旅を続けなければならない・・・。

では、よい航海を願って、Have a good life !>

David P Barash著『Aging : An Exploration』(邦訳『エイジング 老いの発見』)を読みながら、よりよい老いを生きるために、寄港した港で、筆者、<事典>類を収集しました。今日、いよいよ最後の事典として『聖書思想事典』を注文しました。

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