湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

老化を考えるとき、三つのことに重点を置く・・・

2016年10月29日 |  2.老化と老化対策

昨日、David P Barash著『Aging : An Exploration』(邦訳『エイジング 老いの発見』)の<序文>と<第1章 老年との出会い>を読んだのに続けて、夜、<第2章 若返り、第1部 ギルガメシュからいかさま療法まで>を読み直しました。

<序文>に、次のようにありました。

<多くの人は老化を考える時、三つのことに重点を置くに違いない。すなわち、身体、精神、性生活である。そしてそれぞれについて少しでも具合が悪いと必要以上に心配したり、あるいは知らぬが仏で有頂天になったりする。したがって、われわれはまず1章を身体作用にあてることで、年をとるにつれて体内で何が起きるか理解できる。もう1章は精神作用の章で、これは老年の正常あるいは異常の心理学と精神医学である。第3の章は性に関することで、年とともにいかに変化していくかを解説したいと思う。・・・老化に関するこれら専門家たちの仕事は老年学(gerontology)と呼ばれる>。

昨夜、読んだ第2章は、いきなり、<性に関すること>・・・。フランスの哲学者であり、作家、文学者、歴史家である Voltaire は、<本質としての心は年をとらない>といいます。老化が目立つのは、<精神>ではなく、<身体>と<性>・・・。著者のBarashがまずとりあげるのは、<人類にとって最古の叙事詩><ギルガメシュの物語>・・・。武人ギルガメシュが友人の死を契機に、不死を求めて旅をするが、結局、老化と死を制服することができず、落胆してふるさとに戻る・・・。そして悟りの境地に至る。<どうせ終りは老人となって死ぬのだから><食べ、飲み、楽しむことに決めた・・・>。

Barash は、老人の性の問題の解決法・対処法として、 1.shunamitism、2.placebo effect、3.cognitive dissonance をあげています。日本では、こういう問題を直接取り上げる雰囲気はありませんので、くわしい説明は避けますが、たとえば、<placebo effect>について、Barash は、<関節炎・高血圧・痛風、それぞれ老年にともなうさまざまな苦痛の助けとなるかもしれない。おそらく最も顕著なのは、性的な問題を処理できることである>と述べています。

筆者が蔵書している<老人の性>に関する本は、7~8冊・・・。大半が、英・米などの西欧の翻訳本ですが・・・。

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