湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

『近代日本塩業史』が届く・・・

2017年06月28日 |  1.趣味

今日、この前、インターネットの日本の古本屋経由で注文していた、小澤利雄著『近代日本農業史』(2000年)が届きました。

筆者が生まれ育ったところは、岡山県児島郡琴浦町下之町萱刈というところ・・・。昔は、道路をはさんで北側は山、道路の南側には、医院や商店が立ち並び、家並みの裏玄関は、入り江に面していました。入江の向こうには、広大な塩田が広がっていました。その塩田は、筆者がものごころついたころは、入浜式塩田で、塩田をとりまく石垣と、その前に広がる瀬戸内海の一角、琴の海が広がっていました。

その入浜式塩田のある瀬戸内の風景が、筆者のこどものころの原風景です。

こどもの頃、病弱だった筆者、ほかの子供たちと同じように、海で遊んだり泳いだりすることはほとんどありませんでした。磯の岩に押し寄せては砕け散る波をみていたり、塩田の堤防から釣り糸を垂らしてイシガレイやチヌをつったり、遠浅の浜でアサリを掘ることぐらい・・・。いつも、瀬戸内の海をながめたり、浜辺に咲く花を調べたり、潮が満ちてくるときの海水の流れを観察したり、空に浮かぶ雲を草原にねっころがって眺めていました。草原にねっころがって空をみあげていますと、突然、ふわーっと身体が浮いて、自分の体が空に浮かんだような感覚にとらわれました。そんな体験を繰り返し楽しんでいました。

今となっては、失われた、筆者のこどものころの原風景・・・。そこには、<塩百姓>と言われていたひとたちの姿がありました。筆者の生まれ故郷、ふるさとを尋ねても、もうそこにはふるさとの原風景はありません。関連史資料を読んで、筆者の記憶を尋ねもとめる以外には・・・。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« はくぎの状態が改善された・・・ | トップ | 村上元孝他編『老年病学』が... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

 1.趣味」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。