湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

東日本の被差別部落・・・

2016年10月29日 |  4.読書

昨夜、東日本部落解放研究所編『東日本の被差別部落―現状と課題―』(1993年)の通読をはじめました。昨日読んだのは、

<序 被差別部落の自分史>
<解題・東日本の被差別部落の概況と特徴>
<第1章「未指定」・未組織の現状をきりひらく
  古賀芳夫著・部落を隠す桐生市行政 群馬県桐生市の部落の現状・差別・歴史
  佐藤泰治著・闘いの火は消えない-新潟県の被差別部落>

<被差別部落は、一つには、城下町やその近在にあるケースが多い。もう一つ、街道筋に部落があるという傾向も比較的顕著に認められる。「城」は、必ずしも近世の城とは限らず、戦国期や中世の城に関わって、比較的大規模な部落や由緒が古いと言われる部落がある場合も多い。また、いわゆる「五街道」だけでなく、地方の街道や古街道(例えば鎌倉街道など)あるいは古くからの渡船場などの交通の要地に近接して被差別部落が分布する・・・>。

この『東日本の被差別部落―現状と課題―』は、東日本の、その被差別部落の<内側からの声>であり、<東日本の被差別部落の自己認識の書である>そうです。

筆者、無学歴・無資格ですが、<独学>によって、学問的研究法を身につけ、その学問的研究法を使って、どの世界にも入っていくことができます。どのような学問も、それを遂行するひとの主体性が問われますので、無学歴・無資格の筆者といえども、学問的研究をするときの視点・視角・視座は明確にする必要があります。『東日本の被差別部落―現状と課題―』が、東日本の、その被差別部落の<内側からの声>であるとしますと、筆者が、インターネット上のブログ『部落学序説』で執筆していることは、被差別部落の<外側からの声>になります。<被差別からの声>ではなく<差別からの声>になります。

東日本部落解放研究所は、<被差別部落の人々が出自を隠すことなく生きうる世の中をつくることに役立つ研究を志している>とありますが、筆者のブログ『部落学序説』は、部落解放運家たちよにって<差別者>と断定される側に身を置く筆者からの<部落差別完全解消>への提言です。<被差別部落のほんとうの歴史を取り戻す>こと、これ以外に部落差別完全解消の道筋はありません。

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