湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

コメつくり、昔と今・・・

2016年09月15日 |  4.米つくり

昭和40年代初頭の文部省検定済教科書『作物』にこんなことが書かれていました。

<普通は農作業のほとんどが人力によるので、10a当たりに20人以上の労力を必要とする・・・>。

田植えも、1反あたり田植えをするのに20人分の労力が必要・・・。妻の実家の棚田で減反分を差し引いた栽培面積は2.4反ですので、2.4反田植えをするのに必要な労力は、48人分・・・?

筆者と妻、妻の実家のおとうさんの生前のすすめで、コメつくりは、最初から最後まで独力でしています。田植は、KUBOTAの超小型乗用田植機Sp3(3条植え)を使って、妻と2人で、1日がかりで済ませます。

今年、ひめのもちの田植えを手作業でしましたが、広さは、0.1反・・・。筆者と妻、なれないせいもありますが、2人で1日がかりの作業でした。妻の実家の棚田の田をすべて手作業で田植えをするとしますと、2.4反÷0.1反×2人=48人分の仕事になります。妻と2人で田植えをするのは不可能・・・。

文部省検定済教科書『作物』に書かれていた数字は、農作業の実態に即した数字であるようです。稲刈りも、KUBOTAのバインダーRJN25(一輪一条苅)で、1日ですますことができます。筆者と妻、昭和40年代以前のコメつくり・野菜つくりをしているのですが、ほとんどすべての工程で農業用機械を導入していますので、農法は古くても、今日的方法でコメつくりをしているのかもしれません。

日本基督教団の牧師を辞して、妻のふるさと・湖南で帰郷して、筆者が、コメと野菜を自給自足用に、有機栽培・無農薬栽培で栽培できるのは、筆者と妻の身の丈にあった超小型農機具と、現代的な有機栽培・無農薬栽培法にあるのかもしれません。

<普通は農作業のほとんどが人力によるので、10a当たりに20人以上の労力を必要とする・・・>農業を支えてきたのが、湖南では、<結い>という制度・・・。しかし、今は、<結い>という制度は瓦解・消滅してひさしくなります。<結い>のある世界では、<村八分>というのは、村のひとに強制力と圧迫力を持っていましたが、<結い>が必要でなくなった世界では、<村八分>もあまり意味をもたなくなったようです。


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