湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

落穂ひろい・・・

2016年10月13日 |  1.田舎暮らし

昨日、妻の実家の庭で、ヒメノモチの脱穀をしましたが、そのあとの稲わら、軽トラに積んでいましたので、今朝、棚田の育苗用ハウスに戻しました。

戻すとき、脱穀するときに筆者の操作がまずかったために、まだ脱穀していない穂がいくつもついていましたので、それを抜き取って、指で脱穀、家に持って帰りました。その作業をしているとき、旧約聖書に出てくる<落穂ひろい>の話を思い出しました。

<落穂ひろい>・・・、かなり集めることができるようです。旧約聖書の世界では、農家は、自分の農地でも<落穂ひろい>をすることはできません。寡婦や孤児のために、無条件で提供しなければならないことになっています。古代の社会福祉の知恵なのでしょう。

現代の農村的地域社会では、コンバインで1粒残らず刈り取ってしまいますので、<落穂ひろい>の光景を目にすることはできません。バインダーで刈り取りますと、刈り残した穂があちらこちらに出てきますので、バインダーで刈り取ったあと、刈り残した穂を集めなければなりません。<落穂ひろい>は、豊作のしるし・・・。

戦後、昭和22年に発行された、農林技師工藤三蔵著『指導員必携農業宝典』によりますと、<稲の玄米収量は種類によりあるいは土質気候により、又は栽培の巧拙種々の関係により異なるものなり。我国に於ては反当2石乃至2石4斗を以って中作となし、2石5斗以上を以て上作となす。>とありました。

反あたり5俵未満で、下作・・・、反あたり5俵~6俵で、中作・・・、反あたり6俵以上で、上作・・・。気候変動にかかわらず、反あたり10~12俵、毎年収穫できる湖南の赤津村の農家は、米つくりの天才集団・・・?凡人の素人百姓の筆者と妻、自給自足用に米が収穫できたら十分です。なにしろ、妻の実家の玄米保冷庫、10.5俵しか保存できませんので、たくさん収穫できても処分に困ります。湖南では、有機栽培・無農薬栽培で収穫した米は<無価値>になります。化学肥料・農薬・除草剤を使った米でないと美味しくないとの定説が蔓延していますので・・・。

筆者の妻、また、情報を手に入れたようです。今年の湖南産のあきたこまち、2等米にもならない不味い米だとか・・・。旧暦8月、夏の日差しがささず、雨の日が多かったので、美味しいあきたこまちにはならなかったようです。妻にその話をした農家は、例外・・・。<天気がなんであれ、反あたり10~12俵とるのが、プロの農家の腕のみせどころ>とのたまわれる、湖南の赤津村のプロの農家の方々、刈り入れを終えて、満面の笑顔・・・!とにもかくにも、豊作でなによりです。

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