湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

老人と教養・・・

2017年04月29日 |  2.老化と老化対策

塚本哲編『老後問題事典』の、

第1章:老後とは何か
 第1節:老後の生活現実
  第1項:老人の習俗

それを執筆されたのは、今和次郎というひと・・・。筆者、以前、ちくま文庫の『考現学入門』という本を読んだことがありますが、その著者が、今和次郎・・・。同一人物かどうかはわかりませんが、その人の文章に、次のような1節がありました。

<老人と教養

私も老人といわれる身分であると、いちばん最初に断わったが、それでは老人の心がけとして、どういう修行をしたらいいものか、私なりに書いてみよう。

その一つは、世間というものの理解、つまり人生の理解に努める修業をすること。老人というものは習慣の固まりで、エゴそのものになりがちだから、そういう精神的な片輪者にならないような修業をすることだと思っている。幸いにして私は青年時代から、立身出世しようなどとは考えたことはない。気が小さいせいだったからだろう。それで私のレジャーは本を読むことだったようだ。本にもいろいろある。好んで大衆小説なども読みふけった。人間関係の理解を深めるためである。いいかえると人生を知るためである。・・・人間は頭も手もあけたまま、ポカンとして暮らすことはつらいことだ>。

執筆者のひとり、田辺信一氏は、<老後になってから、どのように「精神訓話」の場に駆りたてようとしても、むだである>と言い切っておられますが、読書は、自発的になされるから意味があるのであって、他から促されたり強制される読書にはほとんど意味がない・・・! 老後の生き方を充実させる、基督教の信仰も、旧約聖書にあるように、水を汲む井戸のつるべのひもが切れてからでは遅すぎる・・・。まさに、<若き日に汝の造り主を覚えよ>である。

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