湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

老年期における事故・・・

2016年10月01日 |  2.老化と老化対策

昨夜、金子仁郎著『老年の心理と精神医学』を再読していました。

その第4章は、<老年期における事故―交通事故の年齢差について―>

道路を走行しているとき、対向車が除けくれると<避譲の不履行>に陥ったり、対向車の<進路に変化がないと即断>したりなどの、いわゆる<予測不十分、また間隔と速度の目測の誤り>等による事故発生率は、<年齢とともに増加し、60歳代に及ぶと30歳代前半の約6倍強と上昇する>とか・・・。

一般的には、<事故の惹起性は身体機能の状態以上に、ある種の心理的素質、情緒あるいは知能等、まだこれらに影響を及ぼす経済、家庭、社会的地位、年齢、体験等>大きく影響しているそうです。<事故傾向的なある種の心理的素質に働きかけ、事故惹起性を高めるものに、経済、家庭での煩悶あるいは内的葛藤、気分の沈鬱あるいは昇揚、不安、恐怖等情緒の平行安定を障害する因子が考えられる。この障害の生じ易さは、小心内気、執拗、不決断また激しやすい、あるいは煩悩にとらわれやすい等情緒不安定の傾向にあるものに大きい・・・>。

高齢者の場合、さらに、<老人の特徴と考えられるもののうち、強情な頑固さ、利己的、感情の矮小化や生命感情の減弱、道徳感情の減退、抑制力の減退、好争心、刺激性等のほか精神運動性減退による判断、決断力の低下、確認粗漏等により、あるいは心気症や抑鬱反応の増加なども事故を助成する>そうです。

高齢者の場合、対向車が接近するのを<認めながら、あるいいは見えていたと考えざるを得ない状態において、加害者が避け得なくなるごとき行動をとり、事故を誘発すると考えられる傾向が顕著>になるとか・・・。

2013年4月1日に、筆者と妻が湖南き帰郷した以降においても、農村的地域社会である湖南の農家の方々が交通事故に遭遇する事例が少なくありません。湖南の農家の日頃の言動を見ていて、<危ないな・・・>と思われるひとが、あとで交通事故に遭遇した・・・とのうわさを耳にすることも少なくありません。

<事故の惹起性>・・・、68歳の筆者にとっては、こころして遠ざけなければならないことがらであるようです。

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