湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

『部落学序説』第3章・穢多の定義・・・

2017年11月17日 |  2.郡山地方史研究会

この前の郡山地方史研究会の史跡巡りのとき、郡山地方史研究会の Sato 先生が、筆者のブログを読みたいと言われるので、冊子の形にして提供しようと思ったのですが、なかなか時間的ゆとりがなく、明日、郡山地方史研究会の研究発表会がありますので、そのとき、お渡ししようと思って、今夜、冊子にしました。

A4版、1ページ2段組で縦書き、『部落学序説』第3章、<第1節・穢多の定義>、<第2節・穢多の役務>だけで、68頁の冊子になりました。普通のホッチキスではとめることができませんので、<タッカ>用の針を使って綴じました。



Sato先生の要望は、<2~3頁読んだら『部落学序説』の内容が分かるように要約してくれ>とのことでしたが、そんな要約、意味があるのかどうか・・・。

<『地方史研究法』の著者・古島敏雄は、「はじめから全貌を一度に明らかにするといった方法はない」といいます。もし、そういうものがあるとしたら、「物を正確に知ろうとすることの放棄であるか、或いは一面的な認識を全貌であるとして押しつけることになる」といいます。>(第3章第1節第1項の筆者の文章から)

筆者のブログ『部落学序説』は、<賤民史観>を日本歴史学研究上の<差別思想>と断定する、無学歴・無資格、歴史研究の門外漢である筆者が、当時、交通の難所だった道を安全に通行できるように、<青の洞門>をノミで掘りつづけた<禅海和尚>と同じ思いで、被差別部落の人々が、先祖のほんとうの歴史を知り、穢多役・非人役の末裔であることを誇りをもって生きていくことができるように小道をたどたどしい言葉で綴ったもの・・・。筆者が『部落学序説』を綴ったとき、筆者の祖父・吉田永學、曾祖父・吉田向學が、信州栗田村の真言宗の観聖寺の住職の家系であることをまだ知りませんでした。難問に対して、岩をノミで砕いていくような作業、宗教者ならではの作業に他なりません。

しかし、今回、筆者がつくった冊子・・・、2~3頁読まれただけで、くずかごにポイと入れられる可能性大・・・。<東北地方には被差別部落はない>といわれる反面、なぜか、差別思想・賤民史観にのっとった<同和教育>だけはしっかりと根を張っている不思議な世界・・・。

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2016年産12袋、2017年産25袋・・・

2017年11月17日 |  2 .自給自足農業

現在、KUBOTAの玄米保冷庫に保管している2016年産コシヒカリは10袋、はえぬきは2袋の計12袋・・・。今日、籾摺りを終えた、2017年産コシヒカリは18袋、はえぬきは6袋、ひめのもちは1袋(端数は省略)・・・。2016年産と2017年産あわせると37袋・・・。

KUBOTAの玄米保冷庫に保管できるのは21袋、玄米簡易保管庫に保管できるのは5袋、計26袋・・・。37-26=11袋は、2016年産・2017年産あわせて<出荷>・・・。

妻は、<あなた、今年の収穫量程度でいいわよ。あまり採れ過ぎても処分に困るから・・・。>と話していましたが、筆者、<量より質>の米つくりから脱線することはありません。<長稈のコシヒカリを倒伏させないで収穫する>という鉄則を踏み外すことはありませんので、<採れ過ぎた>と思われる状況でも、反あたり8.0俵を越えることはありません。

南魚沼の有機栽培・無農薬栽培でコシヒカリを栽培されているプロの農家でも、反あたり7~8俵が一般的な収穫量のようですから・・・。

今年も、湖南の赤津村のプロの農家の方々、反あたり10~12俵の収穫があったようですから、筆者と妻、またまた彼らから<バカ農家>呼ばわりされることになるでしょう。でも、筆者と妻は一向に気にしない。理由は、彼らから笑われるのは、筆者と妻だけでなく、南魚沼の有機栽培・無農薬栽培でコシヒカリを栽培されているすべての農家も含まれるでしょうから・・・。

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今年のコシヒカリ、粒が大きい・・・!

2017年11月17日 |  4.米つくり

今日、コシヒカリの籾摺りをしながら、妻が、<今年のコシヒカリ、粒が大きいわ!はえぬきと同じくらい・・・>と話していました。

筆者も、同感・・・!

1株3~4植えをするつもりが、操作に失敗して、ほとんど1株1~2本植えになってしまいましたから・・・。これまでの経験から、妻の実家の棚田の田でコシヒカリを栽培するときは、1株3~4本移植したときが一番収穫量が多いと分かっていたのですが、実際は、ほとんどが1株1~2本になってしまいました。

今年は天候異常で、育苗に失敗・・・。葉齢4.0~4.5で田植えをする予定が、4.5~5.0で田植えをすることになりました。苗の背丈は20cmを越えていました。たぶん、それが原因して、1株1~2本植えになったのでしょう。

来年からは、田植は、葉齢4.0~4.5のときにすることにしました。

ただ、1株あたりの稲の苗の本数が少なかった分、コシヒカリの1粒の大きさが大きくなったようです。今年は、標高550mの湖南高原の棚田の、妻の実家の田で有機栽培・無農薬栽培でつくるコシヒカリ、より美味しいコシヒカリにするために、施肥設計を少しく手直ししました。<量より質>に挑戦したのですが、<質>の方はどうなっていることやら・・・?

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籾摺り完了、今年の収穫量確定・・・

2017年11月17日 |  4.米つくり

今日の午後0:30~5:00まで、籾摺り作業をしました。午前中に続いて、コシヒカリの残りとひめのもちを籾摺りしました。

その結果、今年の収穫量は、

コシヒカリ 570.5kg
はえぬき 205.0kg
ひめのもち 46.5kg

合計 822kgでした。2014~2016年の3年間の平均収穫量は、1015kgですから、今年は例年の20%減の<不作>になりました。

しかし、大竹製作所の籾摺機FS20で<しいら>として吐き出されたくず米は、全部で12kgでしたので、くず米は全体の12kg/(822kg+12kg)*100=1.4%・・・。

今年の、コシヒカリの収穫量の減少の原因は、筆者の作業ミス・・・。

1.コシヒカリの田植え時、1株1~2本の移植が大半をしめたこと(3~4本移植するつもりだったのですが・・・)
2.除草方法の手順を間違えたこと(会津の篤農家・佐瀬与次右衛門の教えに反した除草をした・・・)

筆者の今年の米つくりのミスがコシヒカリの減収を招きました。くず米の量から考えて、出穂期の低温と日照不足、登熟期の秋の長雨と台風の影響は、思ったより少なく、筆者と妻、きちんと冷害対策がとれていたと思っています。

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今朝9:00~、コシヒカリの籾摺りをはじめる・・・

2017年11月17日 | 【湖南】

今朝は、晴れ・・・。

朝9:00から妻とふたりで、コシヒカリの籾摺りをはじめました。コシヒカリの収穫の時、コシヒカリを4区分にして収穫しましたので、籾摺りをしたあとのコシヒカリの袋にその区分を書き込んでいます。日照時間が多い場所は、1≫2≫3≫4の順・・・。

第4区分は、コシヒカリの田の山側の部分で収穫したもので、日照時間が一番少なく青米が2~3%含まれています。第4区分のコシヒカリは、自家消費用に使用します。対外的に出荷するコシヒカリは、第1区分と第2区分のみ・・・。

今年は、大竹製作所の籾摺機FS20で籾摺りをしていて<しいら>として排出されたくず米・未熟米は、はえぬきで0.5%、コシヒカリで10/23籾摺りした段階で1.3%・・・。コシヒカリは、日照時間の少ない第1区分を含んでいますので、全部籾摺りを終えた段階では<しいら>の含有率はもっと少なくなります。

現時点での今年のコシヒカリの予想収穫量は、過去3年間の平均収穫量の20%減・・・。<しいら>の少なさ、青米の少なさから推測しますと、今年の、妻の実家の棚田の田でのコシヒカリ、はえぬき、ひめのもちの収穫量の減少は、素人百姓の筆者の作業ミスが原因・・・。確定的な要因は次の2つ・・・。

1.コシヒカリの田植えの時1株1~2本の移植が徹底されたこと
2.除草方法の手順を間違えたこと

1.と2.の失敗をしなければ、2017年度も、コシヒカリ例年並みの収穫量を得ることができたと思われます。<しいら>の少ないことは、低温対策と日照不足対策には、ある程度成功したと思われますので、筆者と妻が今年撮った低温対策・日照不足対策は、これからも継続して実施することにしました。

今年の収穫量20%減は、自然が、素人百姓の筆者に教えてくれた指導料・・・。

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田舎暮らしから見た藤沢皖さん(83歳)殺害事件・・・

2017年11月17日 |  2.老化と老化対策

東京都中野区の介護付き有料老人ホームに入居していて、そこの介護士に殺害された藤沢皖さん(83歳)が患っていたという Parkinson's disease ・・・、昨夜も、数冊医学書を開いて関連個所を読んでいました。

<臨床遺伝学>に、このような記載がありました。

<パーキンソン病の特徴的組織像は黒質のドパミンニューロンが枯渇することです。健常者ではドパミンニューロンは年齢と共に減少しますが、正常の30%にまで減少すると症状が現れます。パーキンソンの発病率は50歳で1%、85歳までにやや上昇して2~3%になります。これらの患者の中には debrisoquine の代謝が遅い個体が含まれ、環境毒物の代謝に関連した遺伝素因が関係していると思われます。・・・散発例では、近親者発症のリスクは一般集団の有病率より高いとしてもあまり変わらない程度でしょうが、2人の第1度近親が罹患した場合には第1度近親の発症リスクは75歳までに30%になります>。

なにやら、物騒なことが書かれています。パーキンソン病になると、<環境毒物>(医薬品・農薬・食品に含まれる残留農薬・飲料水に含まれる重金属等)が体内に入ったときそれを無害化したり体外に排出するためのシステムを制御する遺伝子が破壊される・・・? <環境毒物>が黒質の機能を破壊し、破壊された黒質は<環境毒物>を制御できなくなり、症状が悪化する・・・。徐々に徐々に、高齢者の暮しと生活をむしばんでいく・・・。

農村的地域社会で、農家によって一般的に散布されている農薬・除草剤、多くの場合は、農家の家族単位で行われますので、それに従事した両親のパーキンソン病発症のリスクが高まり、化学肥料・農薬・除草剤を多用して栽培された米や野菜を食べる家族にもその影響が及ぶ。農家の利益追求のために、残留農薬の含まれる食品を摂取せざるを得ない<都会暮らし>のひとびとも<田舎暮らし>をしているひとびとと同じようにパーキンソン病発症のリスクを抱えて生きていくことになる・・・。

東京都中野区の介護付き有料老人ホームに入居していて、そこの介護士に殺害された藤沢皖さん(83歳)・・・、もしParkinson's disease にかかっていなかったとしたら、今回のような悲劇を免れた可能性があります。

藤沢皖さん(83歳)を殺害した介護士のひと、Parkinson's disease の背後にある、農業・医療・介護などの政治・行政上の歪を一身に背負わされ、押し付けられたのでしょうか・・・? なんとも痛ましい出来事です。

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