湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

『農薬便覧第8版』の使い方・・・

2017年08月12日 |  4.農薬汚染と環境破壊

今日、気分転換に、以前、BOOKOFFで入手した、香月繁孝他著『農薬便覧第8版』をみていました。

この本を、どのように使うか・・・? もちろん、有機栽培・無農薬栽培で自給用に米と野菜をつくっている筆者と妻、<殺菌剤>・<殺虫剤>・<除草剤>・<植物生育調整剤>などの農薬を使用することは100%ありません。栽培している米・野菜が<重病>に陥っても使用しない・・・というわけではありませんが、筆者と妻、ここ20年間は、1度も農薬を使用していません。

筆者が、この『農薬便覧第8版』を読むのは、農薬が、殺菌・殺虫・除草・生育調整に効くメカニズムを知る為・・・。それと、<薬害>、<毒性・魚毒性>を確認するため・・・。

その他に、インターネットで入手した植村振作他著『農薬毒性の事典』も頁を開いてみましたが、医薬品として人間に処方されるときは、<副作用>が明記されている薬効成分、この事典では、<慢性毒性試験データなどは明らかになっていない>と記載されています。『農薬便覧第8版』にも記載なし。

『廣川薬科学大辞典』によると、<慢性毒性試験 chronic toxicity test 実験動物に被検物質をかなり長期間(通常6箇月以上)に渡り連日反復適用し、その際に現れる生体側の障害を検査する試験>とありましたが、特定の農薬を、長期間(6箇月以上)毎日散布するという可能性はないので、農薬のひとに対する慢性毒性試験は行われないのでしょうか・・・?

以前から使っている植村振作他著『残留農薬データブック』も開いてみるのですが、農薬については、農家に知らされている情報より、知らされていない情報の方が多過ぎるような気がします。

お盆のときは、田んぼは農薬の散布時期・・・。都会から田舎に遊びに来た孫たちが田畑に入るのを止めている農家のおじいさん・おばあさんは少なくありません。しかし、農薬や除草剤を多用して栽培した米や野菜は、しっかりと孫たちに食べさせている、不思議な光景・・・。

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今日は体調を崩して、家でのんびり・・・

2017年08月12日 |  1.農家の健康管理

昨日の農作業の影響か、雨が降ったりやんだりの天候不順のせいか、それとも、ただ単に筆者の優柔不断な性格のためか、今日は体調を崩して、家でのんびりしていました。

妻と、お米をとりにきた娘は、野菜直売所・湖南四季の里に出荷する野菜の準備でいそがしくしていましたが、筆者は、それを手伝う気力もなく、読み直していた、有機栽培・無農薬栽培に関する研究論文の続きを読んでいました。野菜の生理学や生態学に関する知識・技術、<ここらのもん>のつくり方を見よう見真似で追従するだけなら学ぶ必要はないのでしょうが、<ここらのもん>の農業とは異質な、有機栽培・無農薬栽培による米つくり・野菜つくりを推進しようとしますと、基本的なことがらに精通しておく必要があります。

筆者と妻の目標は、化学肥料・農薬・除草剤を多用した従来型の米つくり野菜つくりをされている湖南の赤津村のプロの農家の方々の後塵を拝するのではなく、素人百姓から玄人百姓に脱皮すること・・・。筆者と妻の、農業の目標を達成するための日々のたたかいは、筆者と妻の<外>にあるのではなく<内>にあります。

湖南の赤津村のプロの農家の方々からの誹謗中傷・罵詈雑言に屈することなく、<玄人百姓>になることを目指して、Pla・Do・See を繰り返すのみ・・・。1年に1回しか栽培を経験することができない米つくりですが、生きている限り、自分の食べる米は自分でつくる・・・、昨日の自分より明日の自分をよりよくするために、今日、努力できることは努力する・・・。

<素人百姓>であれ<玄人百姓>であれ、妻のふるさと・湖南の赤津村で農業で食べていくことは不可能です。有機栽培・無農薬栽培で米つくり・野菜つくりをして収入のある暮らしと生活を成り立たせることは不可能ですが、健康裏に生きていくことはできます。安心安全で、旬の新鮮な、昔ながらの野菜の味を楽しみながら・・・。

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辻井喬著『萱刈』を通読・・・

2017年08月12日 |  4.読書

昨夜、辻井喬著『萱刈』を通読しました。

筆者の生まれ故郷は、岡山県児島郡琴浦町下の町萱刈・・・。

<昔の萱刈村は白い砂浜が続く海岸線の美しさ、それに引きたてられてさやいでいる萱原の緑、さらにその向こうに並ぶ茅葺の柔らかな曲線の合奏によって萱刈村であった・・・>とありますが、その主人公の生まれ故郷・・・。大学に進学すると同時に、そのふるさとには帰らなくなった主人公、ふるさとに帰っても<話しが通じるものがいない>、そんなふるさとに、主人公は、大学卒業後勤めることになった建築会社の仕事で派遣されることになる。ひさしぶりにふるさとに戻った主人公は、ふるさとのことつについていろいろ調べまわる。そして、あるとき、得体の知れない人々によって、6ヶ月間拉致・監禁されることになる・・・。そして、私警察によって、取り調べを受けることになる・・・。「何しにこの街に潜入した」。最初は、なにかの「共謀罪」で拘束されているとおもったりしたが、ある日あるとき、突然と釈放される。なぜ6ヶ月間も拘束されたのか、その理由を尋ねると、私警察は、「逮捕の理由はありません。従って釈放の理由もありません」と答えるだけ・・・。ただ、こう答える。「ぼくはあなたと同じここの高校の卒業生です」。主人公のふるさとは、すっかり変わってしまっていた。生家のあとを訪ねても、その片鱗さえ見つけることができない。「昔と変わらないのは」、「海からの風だけ」であった。ふるさとの人々にとって、主人公は、まったくの無縁の存在、否、ふるさとについていろいろ調べまわられては困る存在になっていた。人生の「不確かさ」のなかで、ただひとつ確かなのは、ふるさとに残る人々は、この主人公を忘却の彼方に追いやることを願っているという現実だけ・・・。

小説、辻井喬著『萱刈』に出てくる<萱刈>も、筆者の生まれ故郷の、岡山の琴浦町の<萱刈>も同じなのかもしれません。それだけでなく、妻のふるさと湖南の<赤津>も、同じなのかもしれません。昔の<思想警察>のわながいたるところにしかけられている・・・。

筆者と、辻井喬著『萱刈』の主人公が共通しているのは、どちらも、いかなるイデオロギーや思想、政治闘争や市民運動には無縁の存在であるということ・・・。

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今朝、目が覚めると指が動かない・・・

2017年08月12日 |  7.雑草と除草

昨日、4.5時間、常夏川沿いの、田は反転換した畑の野菜の残滓と雑草の片付けをしました。そのためか、今朝、目がさめますと、両手の指が思うように動かない・・・。硬直してしまったようです。

農作業にともなう筋肉痛・関節痛は、農作業をした2日後に発生すると、<老化が進んでいることの否定できないしるし>であるとか・・・。

昨夜も寝る前に、いつものOut Stretch をしたのですが、今朝、脚・腰・肩・腕の痛みはないものの、指が腫れて、動かなくなっていました。最近、備中鍬や姫鍬をふるっても、手にまめができることはないのですが、右手首の関節障害のある筆者、指が動かなくなるのは、やはり使い過ぎのしるし・・・。しかし、朝、10分ほど指のOut Stretch をしますと、すぐ普通通りに動くようになりました。

1日の農作業による疲れと痛みをとるのは、Out Stretch ・・・。これも、筆者が<老化>の状態に入っていることのひとつのしるしかもしれません。Out Stretch をしても、1日の農作業の疲れがとれなくなりますと、老化が1段進んだことになるのでしょうか・・・?

老化第1段階:1日の農作業による疲れと痛みは夜のOutStretchで次の日に持ち越すことはない
老化第2段階:1日の農作業による疲れと痛みは、夜OutStretchしても翌朝とれないで、翌日の農作業に支障をきたす
老化第3段階:1日の農作業の疲れと痛みは、夜毎にOut Stretch をしても、翌々日にならないととれない

69歳の筆者、まだかろうじて、老化第1段階に踏みとどまっているようですが・・・。

それにしても、湖南の赤津村の、筆者と同年代のプロの農家の方々の体力はすごい!<1度に1反、鍬で耕したって、足腰に痛みは来ねえ!>と言われる方々がほとんど・・・。しかし、自信たっぷりに、貧弱な体格しかもっていない素人百姓の筆者をバカにされプロの農家、ある日あるとき、力を喪失、いろいろな癌や肺炎、心臓発作、脳梗塞で、いさぎよく、田畑からその姿を消すことになるようです。

老いに寄る辺なし・・・?

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