湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

しなった稲とおれた稲・・・

2017年09月20日 |  2.猪苗代湖南

一見、同じように倒伏しているように見えても、<しなった稲>と<おれた稲>では、その後に大きな違いが出てきます。

台風18号の強風で、<しなった稲>は、しばらくしますと、自分の力で立ち上がってきます。100%元に戻るというわけではないにしても、ほとんど気にならないくらいに戻ります。しかし、<たおれた稲>は、そういうわけには行きません。よく観察してみるとわかるのですが、地際の付近で茎が折れています。真正の倒伏です。そうなると、折れた稲が自分の力で立ち上がるのは不可能になります。あきたこまちの刈り入れで、まだ2週間ありますが、倒伏した稲の穂に、雨が降って水が供給されると、倒伏したままの状態で発芽する種子も出てくるそうです。そうすると、商品として米を出荷することができなくなるそうです。

田1面に倒伏したあきたこまちの上に、今日の夜、雨が降るとか・・・。

米つくりは、毎年毎年、あらたな挑戦を余儀なくされます。それまでの経験に頼っていますと、その年の稲作の環境の変化に対応することができなくなり、思わぬ失敗を招いてしまいます。最新の高機能の大型農業機械を導入しても対応することができない状況に立たされかねません。

米つくりは、プロの農家にとっても、アマの百姓にとっても、その年どしで真剣勝負を余儀なくされます。それが、コメつくりの難しさであると同時にやりがいのある楽しさになります。プロの農家と違って、専業農家の方の表情が明るいのは、やりがいのある楽しさを知っておられるためかもしれません。

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あきたこまちの倒し方も芸術的・・・

2017年09月20日 |  2.猪苗代湖南

湖南では、国道・県道を走っていても、農道を走っているかのように、道の両側に黄金色の穂が垂れている光景を目にすることができます。

湖南の秋の美しさを物語る風景ですが、目の前に突然と、倒伏した稲田が目にはいりますと、びっくりさせられます。<どうして、あんな倒れ方をするのかしら・・・?>と、妻も、いつも不思議がります。稲の倒れ方は、千差万別といっていいほど多種多様・・・。

風が暴れまくったような倒れ方をしている田もあれば、直線で倒れたり、ジグザグで倒れたり、ミラクルサークルのような倒れ方をしたり、一定方向に敷き詰められてジュウタンのような倒れ方をしたり、畔際だけ残して中が全部倒壊したり、畔際だけが倒れたり、あたまのぎりを分けるような倒れ方をしたり、碁盤目状の水田地帯のど真ん中の田だけが倒伏したり、1枚の田の複数の溝を境に左右に倒伏したり、いろいろな倒れ方をしています。

中には、芸術的な倒れ方をしているあきたこまちの田もあります。

稲の倒伏は、稲田というキャンバスに<風>が描いた芸術作品・・・?

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稲の倒伏の原因は、人為的・・・?

2017年09月20日 |  2.猪苗代湖南



今回の台風18号による稲の倒伏被害・・・。湖南だけでなく、湖北・湖西・湖東、猪苗代、会津地方全体に見られます。

上の写真は、今朝、妻の実家の2階の窓から撮った写真です。ほとんどの田は、湖南の銘柄・あきたこまちの田です。写真の中央も、多分あきたこまちですが、この田のあきたこまちは倒伏しています。その姿を見ていますと、稲の倒伏の原因は、台風18号による自然的原因ではなく、稲を栽培している農家の人為的原因であると思われてきます。自然的原因で、四方の畔で囲まれた田1枚がきちんと倒伏させられるということは、想定不可能だからです。両脇の田のあきたこまちは倒伏していないのに、その間の田のあきたこまちが倒伏しているというのは、明らかに人為的原因・・・。肥料の多寡による茎葉の軟弱化、除草剤の撒きすぎよる稲の根の弱体化、中干しの失敗・・・などの一般的な理由が考えられますが、この田の持ち主の農家・・・、筆者と妻に、<ここらでは、素人に米や野菜は作れねえ!カネさ寄こせ、そうすればなんでも作ってやっから!>といっていた農家・・・。筆者と妻が、その農家に何の依頼もすることがないと分かると、あることないこと言いふらして詐害行為をした農家・・・。

関係をもたなくなって久しくなります。

湖南の赤津村の田、1枚1枚に、その歴史と物語があります。その歴史と物語、真実を伝えている場合もあればそうでない場合もあります。

妻の実家の棚田の田、妻の実家のおかあさんや、結いをむすんでいた専業農家のSuzukiさんに言わせますと、<バカ田でヤセ田で、いまだかって美味えコメが採れたことがねえ田。よく採れて、反あたり7俵が最高の、地力のない田>・・・。しかし、雑誌『現代農業 土肥特集2017』の稲作農家の記事を読む限りでは、妻の実家の棚田の田は、美味しい米が採れる条件を満たしています。自分の土地を十分知って愛し育てることをしないで、<収奪農業>を繰り返していますと、倒れるはずのないあきたこまちを倒す田になってしまいます。

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台風18号による稲の倒伏・・・

2017年09月18日 |  2.猪苗代湖南









そのあと、いつものルートで、湖南の赤津村と福良村の田の様子を見てまわりました。台風18号の爪痕は、いたるところにありました。

農道で写真を撮っていたとき、台風のあとの田で畔の草刈りをされている方が目にとまりました。筆者、軽トラで近くまで行って、軽トラから下り、その方に話しかけました。

筆者:他の田はいっぱい稲が倒れているのに、おじさんの田だけなぜ倒れていないのですか?
農家:倒れているのはあきたこまちだ!この田は、ひとめぼれだ!ここらでは、ひとめぼれは晩稲になるから、まだ実が十分入ってねえんだ、だから、倒れねえんだ!
筆者:・・・?
農家:肥料に、〇〇やってるから、そのせいかも知んねえなあ。ところで、あんた、どこから来たんだ?
筆者:小枝町です。
農家:小枝町?ああ、あんたのことならよく知ってる。遠くから湖南にやってきたひとだべえ?Watanabeさんから、ここらのもんが質問しねえような質問をしてくるひとは、小枝町のあんただって、聞かされてんだ!ここらの田は、10軒の農家でやってんだあ!みんな歳をとって、つくれなくなって、できるひとに頼んでんだ!一番少ないひとで10町、多いひとで20町つくってる!

そのあと、その専業農家のAbeさん、筆者にいろいろ教えてくださいました。とても痛快な話し!<楽しみながら米作ってる!>とうれしそうに話しをされていました。どうやら、WatanabeさんとAbeさんは、同学年らしい・・・。Watanabeさんも楽しそうに米をつくっておられるから、これからの湖南のコメつくりを担って行かれる専業農家の方なのでしょう。

台風で傷ついた稲の姿を見ることも大切・・・!どうしたら、稲を倒さないで、稲を傷つけないで、米を収穫することができるか、考える手立てになります。



稲が台風の強風で倒れる原因のひとつが、上の写真・・・。稲つくりの教科書に出てくる典型的な倒伏の仕方をしています。出穂40~15日前の窒素の肥効が強すぎたときにこんな倒れ方をするそうですが、化学肥料はいつ肥効があらわれるかほぼ決まっていますが、有機肥料の場合は、散布後いつ肥効が現れるかは定かではありません。有機肥料の種類、散布量、散布時期が不適合を起こす場合、プロの農家の田でもこのような倒伏が発生します。

しかし、筆者が着目するのは、真ん中の雨水が溜まってい部分・・・。田の中干しをするまえの溝切作業で作られた排水用の溝・・・。溝を切るときに、両脇のあきたこまち(?)の稲の根を切ってしまったのでしょう。あきたこまちの栽培は、コンバインで刈り取るので、コンバインが田の土の中に沈まないように、かなり早い時期から中干しをするのが常・・・。その場合、あきたこまちの根が垂直方向に延びる時期にその根を痛めてしまいますので、あきたこまちの根は、ただ横に広がるだけ・・・。ちょうど、河原の竹林の根のように・・・。上の写真の田の倒伏は、台風18号による被害というよりは、人為的な要因の積み重ねによる倒伏であるようです。

筆者、妻の実家の棚田の田に、ヒエとりにはいるときは、稲の根を切らないように配慮しながら足をすすめます。稲の根が切れるときは、稲の悲鳴が聞こえてきます。エンジン付きの溝堀機では、そんな稲の悲鳴も聞こえなくなるのかもしれません。

素人百姓の筆者の戯言に過ぎませんが・・・。

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さすが、プロの農家のコメつくり・・・!

2017年09月09日 |  2.猪苗代湖南

昨日、猪苗代町に買い物にでかけたとき、湖南の田で、2枚ほど、稲刈がすんでいました。

とてもはやい収穫・・・!

午後、妻の実家の棚田に行くとき、湖南の赤津村のプロの農家の方の田を観察しました。日頃から、<倒れるか倒れないか、ぎりぎりのところまで窒素をやって倒さないで多収するのが、ここらの農家の腕の見せ所だ!>と言われている赤津村のプロの農家の方の田だけあって、倒伏しかかっていました。しかし、根本から折れて倒伏しているのではなさそうなので、コンバインで刈り取るときの支障にはならない程度なのでしょう。倒れているように見えながら、完全倒伏にはいたっていない状態・・・、これぞまさしく、赤津村のプロの農家の方の<腕の見せ所>・・・。

妻は、<誰に見せる腕なの・・・?>と筆者に問いかけてきますので、<それは、もちろん、素人百姓のわたしたち・・・。専業農家の方は、「そんなつくり方をすると、不味くて食えねえ米になる。美味えあきたこまちをつくるには、反あたり9俵どまりだ!」と話しておられたから、赤津村のプロの農家の腕の見せどころは、赤津村の専業農家ではないことは確か・・・>と答えました。

<残留農薬が検出されるかどうか、ぎりぎりのところまで農薬・除草剤を散布して残留農薬が検出されないように栽培するのが、ここらの農家の腕の見せどころだ!>といって、除草剤をたっぷりまかれたプロの農家の方の田は、稲の苗の葉・茎が黄色になっていたときがありましたが、さすがプロの農家の<腕のみせどころ>、今では、その面影も消え、いまでは、そよぐ秋風に倒れ気味・・・。

<除草剤・・・? 効かなかったら、2倍にすればなくなるべえ? 2倍で効かなければ、3倍にすれば、必ず草1本生えなくなる!>、そんな言葉を時々耳にする湖南・・・。<おめえ、農薬にアレルギーがあるのけ?そんなもん、ここらで農業はできねえなあ!ここらは、農薬に負ける農家は、だれもいねえ!>と豪語される湖南の赤津村の農家・・・。大丈夫なのでしょうかね・・・?ひとごとながら、心配になります。長年の農薬使用で、ガンになったり、脳神経をおかされたり、免疫力が失われ、ちょっとした風邪でも肺炎になったり、高血圧に緑内障、糖尿病に認知症・・・。両者を結びつけて考えることができない湖南の赤津村のプロの農家の方々の農家としての生き方・・・、素人百姓の筆者と妻にとっては、<他山の石>・・・。

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布引高原の行楽客のくるまで交通渋滞・・・

2017年09月03日 |  2.猪苗代湖南

午後4:30に農作業を終えて、家に戻ると、妻が、<帰ることができないのではと、心配していたの・・・>といいます。

筆者が、<どうして・・・?>と尋ねますと、妻は、<国道、見たでしょう? この前の同じで、観光客のくるまで交通渋滞・・・。南から戻ってきても北から戻ってきても、交通渋滞にまきこまれて大変ではないかと思ってたの・・・>といいます。筆者、<棚田から家までスムースに走って帰ってきたよ>といいますと、妻は、<たまたま、交通渋滞が緩和したときに帰ることができたのね。今なら大変!>といって観音堂の前を指さしますので、振り返ってみますと、そこには交通渋滞の長いくるまの列ができていました。

妻は、1日家にいて家事・・・。みんなのふとんを干して、家の中を大掃除・・・。そのとき、妻の実家のおかあさんの補聴器を、おかあさんの部屋の前の廊下でみつけたそうです。今日、妻の実家のおかあさん、デイケアの担当者のひとに、<おらあ、補聴器をなくしてしまった・・・>と相談したそうです。担当者の方からその話しを聞かされた妻、<ああ、それなら、デイケアにでかけたあと、母の寝室の掃除をしたとき、寝室の前の廊下に落としていたのを見つけてしまってあります。>と答えたそうです。妻は、<補聴器をなくしたって、どうして私に言わなかったのかしら・・・?>と不思議がっていました。

昨日の夜、階下で、ガタガタガタガタ音がするので、様子を見におりてみますと、おかあさんが、なにやら探し物をしていました。<ねえ、ねえ・・・>とつぶやきながら探すときは、<オラのカネがねえ!>という言葉が続きますので、筆者、そのままにして、自分の寝室に戻り寝てしまいました。どうやら補聴器を探していたようです。しかし、どうして、寝室ではなく、寝室の前の廊下のカーテンの下にあったのか、妻は、<とても不思議>だといいます。

考えられることは、畳の上に落とした補聴器を、黒猫黒兵衛が、てだまがわりに補聴器で遊んで、廊下のカーテンの下まで転がしていった可能性が大であること・・・。

居間のガラス越に交通渋滞のくるまをみながら、妻の実家のおかあさん、<今日は、なしてこんなにたくさんくるまがいいんだ?誰か死んだのけ?誰だべなあ?>と独り言を言っていました。妻の実家のおかあさん、最近、とみに思考回路が脱線したり混線したり停滞したり停止したり暴走したりすることが多くなりました。

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野菜つくり、湖南で教えられたことはすべて失敗・・・

2017年08月28日 |  2.猪苗代湖南

今朝、妻と、会津若松市湊のセブンイレブンにでかけました。

昨夜、大量にトイレットペーパーが消耗され、ほとんどなくなったため・・・。湊のセブンイレブンは、妻の実家から片道10数分のところにありますので、ゆっくり買い物をしても30分以内に湖南に戻って来れます。

その道中、妻と、野菜の作り方についていろいろ話をしました。

筆者:湖南に戻ってきてから、湖南の農家の方から教えてもらった野菜の作り方ある・・・?
妻:ないわ・・・。最初の年、教えてもらった通りのことをすると、すべて失敗・・・。なにひとつ収穫できなかったから、それ以来、湖南の農家の方に野菜の作り方は尋ねないことにしているの・・・。
筆者:どうしてるの・・・?
妻:ふと気がつくと、山口にいたとき、山口の農家の方に教えてもらったり、ミニ菜園で栽培してき経験をもとに、湖南でも同じことをしていたわ・・・。山口の高佐や徳佐、鹿野町や八代村の棚田や段々畑、湖南のそれとあまりかわらないでしょう?だから、山口で身に着けた野菜つくり、湖南でもすぐに役立つわ。
筆者:山口で手にいれた野菜つくりの本、東京近辺の農家や農学者が書いた本で、それを山口で転用するのに試行錯誤したから・・・。
妻:あなた、わたしのおとうさんから、「湖南に戻ってきても、他の農家に米や野菜の作り方聞いたらなんねえぞ。誰もほんとうのことは教えねえ。」と聞かされていたんでしょう?ほんとうに、その通りだわ。野菜つくりで分からなくなったら、あなたに調べてもらうのが一番正確で安全・・・。

湖南では、化学肥料・農薬・除草剤・殺鼠剤・殺虫剤・電気柵・檻による野生動物の捕獲を多用する農業ですから、その従来型の農業の知識・技術は、有機栽培・無農薬栽培の環境保全型農業をしている筆者と妻が参考のできるものは、ほとんどありません。素人百姓の筆者と妻、近代化農法の申し子である湖南の農家の方々からみると、典型的な<馬鹿農家>・・・。<なんだ?おめえら、除草剤の振り方ひとつ知らねえのけ?>と罵倒されるのは日常茶飯事・・・。

<花が咲く時ゃ風が吹く
月が出て来りゃ雲が出る
とかくこの世はままならぬ
愚痴はよそうぜ 歌でも歌おう
それがね それが浮世と云うものさ
キタサ ホイサッサ>

稲の穂が出りゃ雨が降る
雨が止んだりゃ風が出る
とかく湖南はままならぬ
愚痴はよそうぜ草でも取ろう
それがね それが百姓と云うものさ
穂イサ 穂イサッサ

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妻のふるさと・湖南の人口・・・

2017年08月08日 |  2.猪苗代湖南

インターネットで郡山市の平成29年度地区別・年齢別人口調査の結果を、筆者なりに集計してみました。

0~19歳・・・ 350人 (9.8%)
20~59歳・・・ 1,204人 (33.7%) 

湖南で米作りをしている年代(60~84歳)と米つくりから完全撤退した年代(85歳以上)で区切れば・・・
60~84歳・・・ 1,647人 (46.1%)
85歳以上・・・370人 (10.4%)

60歳以上を、75歳(将来年金受給年齢が引き上げられる歳)で区切れば・・・
60~74歳・・・ 1,020人 (28.6%)
75歳~ ・・・ 997人 (27.9%)

湖南の世帯数は、1,372世帯・・・。

2013年4月1日に、妻のふるさと・湖南に帰郷して5年目、筆者と妻が顔見知りになっている農家は、下2桁の72世帯程度・・・。湖南町の大字・小字の名門の農家が誰なのか、筆者と妻、ほとんど知りません。年金暮らし+自給自足農業で過ごしている筆者と妻、湖南の名門の農家とは、経済的依存関係は100%ありませんので、昔の因習に乗っかった人間関係、従属・服従関係の世界に入っていくことはありません。筆者と妻、おのずと尊敬できるに値する方だけを尊敬していくのみ・・・。<ここらのもんは>を振りかざすひとは、<ここらのもん>だけでまるく収まっていけばいいのではないでしょうか?<よそもん>を組み込む必要は、一切ありません。<よそもん>も、<よそもん>として生きて行く方が楽・・・!

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豚と少年・・・

2017年07月05日 |  2.猪苗代湖南

湖南の民俗学者・橋本武さんの『茶話百題 随想 会津嶺の感』という本の中に、<豚と少年>という文章がありました。

その冒頭の言葉に、<・・・大正の末、私が小学5、6年頃は農村が不景気であった。どこの家でも親たちは腰までぬかる湖畔の谷地田で、外面は平均1町歩百姓でも、実収は反平均平年作で4俵で40表。1俵たったの8円。これでは借金の年賦払いにも足りず、凶作年と同じく生産者が米の飯が食われないという、悲惨な貧乏暮しであった・・・>とありました。

湖南の月形村の横沢で、反あたり4俵が普通の農家の収穫量・・・。

素人百姓の筆者と妻の、2014~2016年の3年間の、有機栽培・無農薬栽培によるコシヒカリの収穫量は、反あたり7俵・・・。湖南の昔の農家と比べますと、反あたり7俵は、よく採れたうちにはいらないのでしょうか・・・?

<昭和28年度月形村役場資料>によりますと、月形村の農家1戸あたりの田面積は8.6反(舟津8.2反、舘8.9反、横沢10.7反、浜路4.4反)・・・。<昭和25年世界センサス>では、日本全国農家1戸あたり4.6反、福島県5.8反、安積郡8.4反・・・。<昭和27年福島県農業基本調査>では、豚を飼っている農家は、342軒中3軒・・・。また、水稲の反あたり収量は、全国5.4俵、福島県5.4俵、安積郡6.2俵、月形村3.8俵・・・。

湖南の高齢の農家の方々がどのような歩みをしてきたのか、どのうように農家として自分を形成してきたのか、暇をみつけて、数値データから、その真実に迫ってみましょう。素人百姓の筆者と妻に対する過剰な反応を理解することができるかもしれません。

湖南の赤津村のプロの農家の方々、<ここらのもんは、苦労して、反あたり10~12俵、採れるようになったんだ!よそもんのおめえらにあきたこまちのつくり方を教える農家は誰もいねえ!>と謂われますが、ほんとうに、プロの農家の方々の<苦労>だけで、そこまでこぎつけたのでしょうか・・・?強力な農政と農業指導のたまものだったのではないしょうか・・・?化学肥料と農薬を使った・・・?

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湖南は、他地域への通学が困難な過疎中山間地域・・・

2017年06月17日 |  2.猪苗代湖南

今朝の福島民報を見ていた妻が、<あなた、やはり湖南は限界集落よ!>と大きな声をあげていました。

湖南の福島県立湖南高校に関する記事・・・

<湖南、西会津、川口高
分校化せず
県教委方針 他地域への通学困難で

・・・現行基準では全学年で募集定員の半数以下の生徒数になると分校化の対象になる。分校になった場合、入学者が3年連続で定員の半数以下になると原則的に生徒募集停止になる。3校とも過去10年間で計2回、入学者が定員の半数を下回っており分校になる可能性が特に高いが、いずれも他地域への通学が困難な過疎中山間地域に立地しており、生徒の教育機会確保のため対応が必要と判断した・・・>。

湖南の湖南小中学校に関する記事・・・。

<湖南小・中学校
義務教育学校移行へ
時期など地元と協議

小中一貫教育校の湖南小・中が義務教育学校に移行される見通しとなった。・・・義務教育学校は昨年4月に施行された改正学校教育法で制度化された。9年間の教育計画を作成でき、従来の「六・三」制の義務教育の区切りを柔軟に変えられる・・・>

郡山における義務教育学校化は、2校目とか・・・。

湖南の小学校・中学校・高校・・・、瀬戸内海の島の小中高学校と同じ・・・? 陸の孤島の小学校・中学校・高校になってしまっているようです。猪苗代湖に浮かぶ陸の孤島・・・?

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湖南の82歳のおばあさん、行方不明・・・

2017年06月06日 |  2.猪苗代湖南

昨日、妻が軽トラのガソリンをいれに、隣村のガソリンスタンドに立ち寄ったとき、そのおくさんから、<情報提供にご協力をお願いします>というチラシを渡されて、説明を受けたようです。

湖南の福良村に住んでいる82歳のAさんが、6月2日(金)午後3時ころ、実家の墓参りに行くといってでかけたあと消息不明になったとか・・・。いつもは、シルバーカーで移動されているようですが、その日は、シルバーカーを置いて、徒歩ででかけたようです。

筆者の、6月2日(金)のブログには、<今日は、変な天気・・・。空を仰ぐと、晴れ間がみえるのに、突然と、冷たい集中豪雨のような雨が降りはじめます。降ったりやんだりのなか、田植機EP3で、まず、ひめのもちの田に田植・・・。>、<そのあと、はえぬきの田の田植えをはじめたのですが、一段と激しい、冷たい雨がふりはじめ、筆者、からだが冷えてまたあしにこむら返りがきそうなので、作業を中断して家に帰り・・・>と記していますが、雨が降ったりやんだり、道も濡れて足元が悪く、墓参りに行けるような状況ではなかったと思われるのですが、なぜ、家族のひとは、そんな悪天候のときの墓参りを止めなかったのでしょう・・・?

6月3日(土)のブログにも、<天気予報はくもりでしたが、午前も午後も、雨が降ったりやんだり、天候不順の一日でした。>と記していますが、今年の田植は、冷たい風が吹き、雨の降る中での作業でした。その悪天候の中、消息不明になり、一夜を戸外で過ごすなど、まず不可能・・・。墓参りに行ったのですから、お堂やお寺の境内、神社の境内がすぐ近くにあると思われますので、そこで避難されているといいのですが・・・。

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猪苗代湖周辺のほとんどの田が田植えを完了・・・

2017年05月29日 |  2.猪苗代湖南

午前中、妻と2人で、猪苗代町へでかけたとき、往復時、猪苗代湖周辺の水田の風景を目にしましたが、ほとんどの田で、田植えは終わっていました。

今日は、田植えが済んだ田の面を、さわやかな風が吹きぬけていく農村の姿がそこにありました。今年も、妻の実家の棚田の田・・・、湖南で一番最後の田植えになりそうです。今、育苗用ハウスで育苗中の苗は、葉齢4.0・・・。ほんとうは、葉齢5.0の成苗で田植えをしたいのですが、毎年、葉齢4.0~4.5どまり・・・。4.5になると、育苗箱の中でブンゲツがはじまり、育苗箱の中では葉齢5.0になるのは難しそうです。

標高550mの湖南高原の、妻の実家の棚田での育苗は、彼岸の中日に種籾の塩水選、浸種をするのですが、たぶん、湖南の農家の中では、一番早い浸種になります。しかし、自然発芽のため、田植えを湖南で一番最後になります。収穫も・・・。じっくり、ゆっくり育てた苗は、<成苗>に達し、無農薬栽培でも、あまり病害虫の被害を受けることが少なくなります。

今年で、4年目の、有機栽培・無農薬栽培によるコシヒカリとはえぬきの栽培・・・。昨年から、早稲のひめのもちも栽培していますが、素人百姓の筆者と妻、どんな品種のコメも、コシヒカリの栽培法を適用すれば栽培できるのではないかと思い始めています。<あきたこまち>も<ひとめぼれ>も、<天のつぶ>も<里山のつぶ>も、福島では、素人百姓の手には入らない品種ですので、栽培することはありませんが、コシヒカリ、はえぬき、ひめのもちの有機栽培・無農薬栽培に成功してみますと、他の品種での有機栽培・無農薬栽培もためしてみたくなります。

しかし、吉田農園の農園主である妻は、絶対に反対・・・!湖南の専業農家やプロの農家が栽培している品種と競合しない方がいいとか・・・。

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湖南の三代村で山火事・・・

2017年05月09日 |  2.猪苗代湖南

今朝の福島民報に、湖南の山火事の記事が掲載されていました。

<7日午後3:20頃、郡山市湖南町三代字仙翁の山林=火元責任者・同市湖南町三代御代1206、会社員鈴木和夫さん(61)から火を出し、下草など約48アールを焼いた。郡山北署と郡山消防署が原因を調べている>

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妻と一緒に水芭蕉を見に行く・・・

2017年04月28日 |  2.猪苗代湖南

今日は、妻は疲れ気味・・・。元気なさそうなので、気分転換に、午後、馬入新田の水芭蕉を見に出かけました。

妻に、一眼レフをもっていくように勧めました。筆者も、コンパクトデジカメをもっていくことにしたのですが、現地についてみますと、筆者、コンパクトデジカメをもってくるのを忘れているのに気づきました。妻は、<水芭蕉の写真を撮りに行くと言ってたのに、どうして、デジカメをもってくるの忘れるの・・・?>と、笑顔で話してしました。<それでは、わたしが、ミズバショウの写真をとります>と言って、妻の愛用の一眼レフで撮影していました。

今日は、馬入新田のミズバショウは、満開・・・!

明日からはじまる連休で、馬入新田のミズバショウを見にくる観光客が増えるので、今日は、落ち着いて水芭蕉の写真を撮ることができる絶好の時であったようです。

筆者は、モリアオガエルを探しましたが、まだ目が覚めていない様子・・・。

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湖南で、お見合いの相手探し・・・

2017年04月12日 |  2.猪苗代湖南

今日、不思議な電話がありました。

Watanabe さんという方から・・・。湖南で、お見合いの相手探しをされているのだとか・・・。

純然たる農村的地域社会である湖南の青年男女をお見合いの相手に選ぶひとがおられるのか、それとも、湖南の青年男女がお見合いの相手を求めておられるのか、質問してみようと思ったのですが、やめました。

湖南史談会の元会長の秋山雄記先生、<湖南で息子娘を結婚させるのは大変だ!家柄だの財産だの、「一族に加えるべきかどうか」、常に問題になる・・・>と話しをしておられました。筆者の娘の結婚相手は、湖南とは無縁のひとであると説明しますと、<それはよかった。それが一番ええ!>ということでした。

純然たる農村的地域社会で、大規模農業をいとなむ農家の婿・嫁をとるのは、将来のその農家の繁栄を左右しますので、慎重にならざるを得ないのでしょう。農家が、栄えるか、衰えるか、婿や嫁次第ですから・・・。

湖南は、未婚の男性・女性も少なくないようですし、離婚して再婚を望んでおられる方々も少なくないようですから、1軒1軒、電話でその可能性を確認するのも、いいのかもしれません。

筆者69歳、妻61歳のためでしょうか、湖南の10代~30代の青年の方々と話しをするのは皆無・・・!しかし、いたるところで若い世代の姿を目にしますので、その実態は、筆者と妻が知らないだけなのかもしれません。

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