湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

湖南は自然はあるけれど壊れてる・・・!

2017年09月11日 |  4.環境保全

今朝、このブログを見た妻が、<あなた、「湖南の自然は近くて遠い」ではなくて、「湖南は自然はあるが壊れてる」というのが正解よ!>と話していました。

2011年3月11日の東日本大震災にともなる東京電力原子力発電所の爆発事故によって、妻のふるさと・湖南も放射能汚染されましたが、なぜか、筆者と妻が住んでいた山口県の周南地区の空間線量の方が高くて驚かされたことがあります。

原発事故による放射能汚染による環境破壊もありますが、妻がいう、<湖南は自然はあるが壊れている」というのは、農薬・除草剤による環境汚染のことを指しています。

北川政夫他著『生きている植物の四季』(1965年)で取り上げられている、農家を除草という重労働から解放するために除草剤2種類・・・、植物ホルモンの機能を狂わせて奇形を発生させ植物を滅ぼすための化学薬品です。『農薬便覧第8版』で確認してみますと、稲作時、この2種類の除草剤を使って栽培された米を食べると、その除草剤の成分は人間の体内に蓄積されえ、やがて人間のホルモン機能を破壊、奇形のこどもを発生させる可能性があります。

東京の人間が、東京電力の原子力発電所の事故で福島の人間を放射能汚染させる前、福島の農家が栽培した残留農薬入りの米は、東京の人間を徐々に破壊していた・・・、東京と福島の恐るべき関係が想定されます。湖南は、自然はあるが壊れている・・・、妻の話す通りなのかもしれません。

妻は、結婚したあと、農薬・除草剤で栽培された米や野菜、食品添加物や保存剤の入った加工食品は、極力避けてきました。その理由は、<母親は、生まれてくる子供に奇形をもたらさないように努力するのが当たり前・・・。農村で生まれ育った私は、農薬や除草剤の恐ろしさを肌身に感じていますから・・・>と話していました。

今の日本、生産者も消費者も、農薬・除草剤の恐ろしさを忘れてひさしい・・・。そんな彼らにとって、湖南の自然は、まだ正常に機能していると思われるのかもしれませんが・・・。

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気分転換にならなかった読書・・・

2017年08月24日 |  4.環境保全

北原貞輔他編『自然を捨てた日本人 破壊と保全・復興の谷間で』・・・

昨夜、気分転換のためによみはじめた本ですが、筆者にとっては、挑戦的問題提起が多過ぎて、気分転換どころか、最近の医学・看護学書、農書を読む延長線上の読書になってしまいました。

気分転換になった箇所といえば、修験道に関する箇所・・・

<高野山の木を代表する「高野六木」のういち、コウヤマキはとくに有名である。それは・・・おそらく、修験者であった弘法大師やその弟子たちが、コウヤマキの優秀性に着目してこの山に移植し、増殖をはかったものと思われる・・・>。

<木はなにも言わないから・・・>、<木は足をもたないから・・・>、<粗末に扱えば反転して意外な結末を引き起こす>、<気象その他に変化が起これば、立枯れ現象を避けることはできない・・・>、<日本の自然は、すでに過去のそれと大きく変わっているのではないだろうか。その自然の変化に対し、日本人の体は、果たしてどれだけ適応できるのだろうか・・・>。<一時的経済効果>のために自然を犠牲にしてやまない日本、やがて、<日本の崩壊に結びつく>。

筆者の祖父・吉田永學、曾祖父・吉田向學は、信州栗田村の真言宗・観聖寺の住職の家系・・・。修験道に深く関係していますが、日本基督教団の隠退牧師である筆者にも、父、祖父や曾祖父と同じ<血>が流れているのかもしれません。

田畑の生きもの、<彼らを傷つけ、殺すことは、自分や自分の子供たちを傷つけ、殺すことと同じような恐ろしいことである。木も海も、魚も鳥も人間も相互依存の固い絆で結ばれた自然の一員として同格であることに思いいたろう。すなわし、木1本と自分が同格であることを体感できなくてはならない>。

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田んぼビオトープにスイレンの花が一輪・・・

2017年06月18日 |  4.環境保全

昨日、棚田で作業をしているとき、つまがうれしそうに、<あなた、こちらに来て!スイレンの花が咲いてる!>といいます。

それで、筆者、作業を中断して、田んぼビオトープに行ってみますと、昨年、ホームセンター山新で購入した2種類のスイレンのうち、薄黄色のスイレンの花が一輪、水面に咲いていました。

このビオトープ、農業用水路から取水した温水田の水が、一定の水量以上に達したときは、温水田の水は、このビオトープに流れこむようになっています。そして、ビオトープの水が一定の水量を越えたときは、設置したUV管の継ぎ手から自動的に排水されるようになっています。つまり、このビオトープ、いつも新しい水が通り過ぎる場所で、カエル、ゲンゴロウ、タガメ、サンショウウオ、アカハラトカゲ、トンボたちだけでなく、いろいろな田の生きものが棲息しています。

昨日、補植を断念して、残った苗を処分しようと、2015年の稲わらを積み上げていた場所にスコップで埋めようとしていたとき、ほとんど堆肥になった土の中から、カブトムシの幼虫が出てきました。妻に、<これ、カブトムシの幼虫・・・!>といいますと、妻は、<かわいそう、はやく元に戻してあげて!>といいますので、カブトムシの幼虫を元に戻して、土をかけ、残った苗は別の場所に処分することにしました。

農薬・除草剤をつかわなくなった2014年から、2015年、2016年、2017年と、今年で4年目・・・。棚田は徐々に、昔の自然に戻りつつあります。

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ホタルが1匹、夜の庭に・・・

2016年07月18日 |  4.環境保全

夜8時頃、妻の声がします。

<あなた、ホタルが飛んでるわよ!>

それで、筆者、2階から降りて、簡易温室の前にいる妻のところへ・・・。しかし、妻が飛んでいるところをみたというホタル、非っ者が駆けつける前にどこかへ飛んで行ってしまったようです。

妻の実家の棚田の山側の用水路に、カワニナを見つけたことがありますが、夜、棚田に行きますと、ホタルが飛んでいるのを見ることができるかもしれません。しかし、夜の棚田は、クマ、カモシカ、イノシシが闊歩する世界・・・。

今日、妻の実家の棚田の3枚の田の上の3枚の田に、電気柵をはるとかで、湖南史談会会員のKoyamaさんの息子さんが草刈をしておられました。それで、筆者、1.電気柵設置の費用、2.電気柵の種類、3.感電したときのショックの程度、4.電気柵を設置しなかった場合の被害・・・などについて、いろいろ教えていただきました。すでに、東岐の棚田はほとんどすべてに電気柵の設置が完了したようです。段々、棚田の下方へ電気柵が設置されて行っているようですが、どこに電気柵を設置するかは、行政が判断しておられるようです。妻の実家の棚田の田は、すでに電気柵が配布済だそうですが、その電気柵のOn/Offをする装置は、妻の実家の棚田から遠く離れた場所に設定されているようで、そこまで行って、電気柵をOn/Offするのは事実上不可能であるようです。Offにしないまま、もし感電すると、そのショックはかなり大きいとか・・・。

妻は、電気柵は設置しないで、他の方法で、クマの被害が出ないようにするとか・・・。

そういうことで、夜、ホタルを見に、棚田に行くのは、いろいろな意味で危険・・・。1.常夏川にはガードレールがない、2.妻の実家の棚田に行くには、大きなクマの通り道を横切らなければならない、3.夜の農道は、イノシシが歩いている、4.万一事故に遭遇しても、次の朝まで発見されない、5.電気柵に触れて感電死する可能性も否定できないので・・・。

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突然とやってきて農薬散布・・・!

2016年07月14日 |  4.環境保全

今日の午後、妻の実家の段々畑の畑に隣接している、同じ小枝町のNaruyamaさんの耕作放棄地の草刈をはじめました。

この春、ススキの株を取り除き、KUBOTAのB6001で耕し、雑草の根切り作業をしましたが、そのためか、KUBOTAの刈り払い機KRZ260STで、快適に草を刈りはらうことができます。

まず、農道の真ん中の草を刈り、Naruyamaさんの畑の接点になる部分の草をかり、それから、畑の中の草刈をしましたが、その途中、亡くなられて久しいNaruyamaさんと、田畑の交換交渉をしているという湖南の赤津の農家の方がやってきて、突然と農薬散布をはじめました。散布の雰囲気からして、除草剤の散布のよう・・・。

噴霧した農薬は、風向きで、筆者のほうに飛んでくる可能性があるので、筆者、すぐ、刈り払い機をとめて帰ってきました。

以前、<ここらでは、農薬散布するとき、いちいち断らねえでええんだ!>といっていた、湖南の赤津の農家の方、傍若無人でなんでもありのひと・・・。しかし、背負い式噴霧器で噴霧する農薬・除草剤・・・、散布している本人にはわからないようですが、散布している農薬・除草剤のかなりな部分が、散布している農家自身にかかっているようです。

<ここらのくさは、おれがもらうことになってんだ!刈った草を有機栽培の肥料にすんなら、カネさ寄こせ!>と言い出しかねないので、刈った草はその場にきれいに敷き詰めるように刈っていますが、自分の土地と他人の土地の区別がつかなくなった<痴呆>の世界に足を踏み入れて行っている湖南の赤津村の農家・・・、関わらないのが一番!

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なす畑に巣をつくったのはセッカ・・・

2015年08月30日 |  4.環境保全

今朝、妻が、<なすび畑の巣に卵が4個並んでる写真を撮ってて・・・>といいますので、小雨が降る中、筆者、コンパクトデジカメを持ってでかけました。

なすび畑のとなりの枝豆畑越しに、小鳥の巣を見たのですが、なにか変・・・。小鳥の巣がなにかによっておおわれていますので、そっと近づいてみました。すると、スズメよりも小さな小鳥が2羽、巣から飛び立って、1羽は、巣の近くに降りて、<チッチッチッチッ、チッチッチッチッ、・・・>と激しくないています。もう1羽は、遠く離れた草にとまって、巣のあるほうをじっと見ています。

筆者、<ごめんね、写真だけ撮らせて・・・>と、足元で鳴くけれど姿が見えない母鳥に話しかけて、1枚写真(左の写真)をとってすぐ離れました。筆者が遠ざかるとすぐ母鳥、4個の卵がある巣に戻って行きました。

そして、かなりはなれたところから望遠で、オスの小鳥をとったのが、右の写真です。

その小鳥の鳴き声、悲哀と抗議のまじった鳴き声でした。どうやら、この小鳥、卵を産み終わって、卵を温め始めたようです。

筆者の妻にこのことを話しますと、<わたし、小鳥の巣に近づかないようにするわ。あなたが撮ってきた写真を見てわかったわ。この小鳥、セッカという小鳥よ!スズメよりも小さいから、間違いないわ!>と話していました。妻と2人で、野鳥図鑑4冊をひもときながら、筆者が撮ってきた写真を比べてみましたが、間違いなく、セッカであるようです。

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秋山地区の用水路の補修・・・

2014年11月03日 |  4.環境保全

この前、<赤津環境保全・赤津土地維持管理組合事業>の<共同作業協力のお願い>という文書が配布されてきましたので、筆者、いつもの共同作業だと思って、参加者の欄に記名しました。

今日、その担当者の方から電話があり、<ほんとうに参加されるのですか?> 筆者、その共同作業の内容が、これまでの共同作業の内容と異なっていることに気が付きませんでした。その担当者の方の話では、11月8日~10日までの3日間、朝8時30分から夕4時30分まで、赤津地区の用水路のU字管を埋め込む作業をすることになるのだとか・・・。その担当者の方、筆者に、<ほんとうに3日間参加されるのですか?>という意味だったようです。それで、筆者、11月8日(土)だけ、朝8時30分から夕4時30分まで、共同作業に参加することにしました。

今回のことで分かったこと・・・。迂闊に共同作業に参加してはいけないこと・・・。66歳の、農作業と無縁の生き方をしてきた筆者が参加することは、共同作業全体の支障になる可能性があること・・・。

これからは、共同作業に参加すうかどうかは、赤津環境保全代表の赤津区長に電話して、筆者がこなせる作業かどうか確認してから参加することにしましょう。

今回の、秋山地区の農業用水路の補修作業・・・、妻の実家の棚田の周囲の農業用水路の補修を自分でするときの参考になりそうです。今回、1日だけでも参加して、筆者の体力・腕力にあまる作業なら、次回からは参加しないことにしましょう。集落の世話役の方の話では、筆者、集落の中で一番、共同作業に参加することが多いのだとか・・・。
  
  

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棚田3枚の田んぼの環境測定・・・

2014年04月25日 |  4.環境保全

午前中3時間かけて、妻の実家の棚田の3枚の田んぼの環境測定をしました。

ある本に、<検査機・分析器は農具のひとつ>という言葉がありました。コメや野菜を栽培する田・畑がどのような環境にあるのか、あらかじめ調べておくのも、農作業の効率化につながります。

今日、測定したのは、気温・湿度・風力・風向・DT・空間線量・土壌の放射能汚染度・農業用水路と水の放射能汚染度など。そのほか、育苗用ハウスの周囲・内部・育苗箱の培土の温度も・・・。

結果は、育苗用ハウスの田んぼの山側と川側では2~4°C差があること・・・。棚田の日照時間は山側と川側では2時間の差があること・・・。風は常に北西から吹いていて、穏やかな気候でも秒速0.5~2.0mの風が常時吹いていること・・・。朝散布される農薬の拡散飛来経路がわかったこと、田んぼの土・水などの放射能汚染度は検査機の検知限界以下であったこと・・・。

3枚の田んぼの周囲、田んぼの対角線上で、常に移動しながら測定しましたが、筆者、次第に、<この程度のひろさであれば、なんとか手作業でコメや野菜を栽培できるかもしれない・・・>と思い始めました。

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