湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

温水田の管理・・・

2017年08月21日 |  2.中山間地と農業

今日は、午前・午後とも、昨日に引き続き、妻の実家の棚田の温水田の手入れをしました。

温水田を2分して、そのひとつの備中レンコンとコナギなどの水草を99%取り除き、自家製の代かき器で代掻きをして、温水田の底を均しました。

作業を終えて、午後3:00に、Kestrelのポケット気象計で気温を測定しますと、29.8℃でした。また、田んぼ用の赤外線温度計で、農業用水路の水を測定しますと、16.8℃でした。農業用水路の取水口から水路を通って温水田に流れ込む直前の水の表面温度を測定しますと、20.1℃、温水田から、コシヒカリの田に給水する直前の水の温度は、26.8℃でした。

妻は、16.8℃の水が温水田で10.0℃温められて、26.8℃の水をコシヒカリの田に注ぐことができるようになって、<やはり、わたしたちには、温水田が必要ね・・・>と話していました。

昨年の温水田の水の温度のデータから、温水田に備中レンコンを繁殖させるのはよくないと判断して、備中レンコンは、コシヒカリの田の強湿田部分を切り離してつくったビオトープに移植しました。それで、温水田は、本来の機能に戻すつもりだったのですが、今年も温水田に備中レンコンが繁茂しはじめましたので、そのままにしていました。しかし、今年の<冷害騒ぎ>・・・、それで、昨日から、温水田の50%の備中レンコンと雑草を除去して、温水田本来の機能が発揮できるようにしました。極端な大冷害になれば、温水田は、常時、代かきをしたあとの状態を維持することになります。

日照不足を補うための有機物の散布は、今日も、実施しませんでした。

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中山間交付金のわが家の用途・・・

2016年07月24日 |  2.中山間地と農業

2013年4月1日に、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して、こめつくりをはじめた2014年から、<農業の生産条件が不利な地域における農業生産活動を継続するため、国及び地方自治体による支援を行う制度>である<中山間地域等直接支払制度>の交付金を受けています。

妻の実家の棚田は、<緩傾斜(1/100以上)>に入りますので、反あたりの交付金は、8,000円・・・。

棚田のどん尻に位置する、妻の実家の田3枚は、東岐からくる農業用水路の水を自然に取水することができるようなっていますが、その農業用水路の堰上げ・草刈り等の共同作業には、いつも参加しています。しかし、棚田のどん尻にあるため、必要なときに必要な水を確保することはほとんど不可能です。農業用水路の上流で農業用水路をせき止めて田のかけ流し等をされますと、妻の実家の棚田の田にはほとんど水が流れてこなくなります。

たまたま水が流れていると思って取水をはじめますと、決まって、上流で水が堰き止められます。湖南の赤津村の農家の方々による、妻の実家の田への取水が、徹底的に管理されているようです。妻の実家の棚田の田で必要なときに水を供給しないという・・・。

そのため、田植え直後から刈り入れまるで、ほとんぞ全期間に渡って、妻の実家の棚田の田の角を通る、水量が豊富な他の農業用水路から給水ポンプで汲み上げることになりますが、

交付金は協定参加者の話し合いにより、地域の実情に応じた幅広い使途に活用できます。給水ポンプを稼働させるために必要なガソリン代を計算しますと、ほぼ、協定参加者の妻が受け取る<中山間地域等直接支払制度>の交付金とほぼ同額・・・。

農村的地域社会の農家・・・、いろいろな補助金・交付金を受給されているようですが、その補助金・交付金、なにのために使用されているのでしょうね?各農家に補助金・交付金の収支決算書を提出させてもよさそうです。

農業にともなう各種補助金・交付金、いちど、その全貌を把握してもよさそうです。赤津村の川普請・道普請などの<共同作業>においても、その<日当>・<手当>などが、補助金・交付金から支出されている場合も少なくないようですから・・・。受け取った補助金・交付金は、その主旨に沿った使い方をする必要があります。

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田畑転換した畑の明渠に水がたまる・・・

2016年05月19日 |  2.中山間地と農業

妻の実家の棚田の中段の山側の田畑転換した畑に、昨日、妻とふたりで<明渠>をほりましたが、今朝、行ってみると、この明渠に水がたまっていました。

温水田からの漏水ではなく、田畑転換した畑の雨水が、高いところから低いところへにじみ出てたまったもの・・・?なので、この水を、山側の農業用水路に排水するルートをつくれば、田畑転換した畑の湿田から乾田への移行を早めることができそうです。そのためには、土手を切り裂くか、それとも土手に穴をあけてUV管を通すか、既存の排水管にきちんと水が流れるように水路の整備をするか、排水ポンプで排水するか・・・、どの方法で排水すかを選択しなければなりませんが、問題解決の先が見えてきたようで、なにとなくほっとしています。

田畑転換した畑にたまっていた雨水、かなり少なくなって乾きはじめたようです。

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あんたの分は他の農家に入ってる・・・

2016年05月03日 |  2.中山間地と農業

昨日、赤津集会所で<平成27年度中山間地域等直接支払制度赤津集落全体会会議>がありました。郡山市の農業政策課の職員の方2名も陪席しておられましたが、中山間事業に参加しているすべての農家の土地を精査してところ、5町5反、実際よりも多く請求されていたので、減額修正するとの説明がありました。

5町5反・・・?

会場から、減額修正された場合、それまで受給していた補助金の返済の有無について質問がありましたが、郡山市農業政策課の担当者の方は、担当外の話なので解答できないと答えておられました。

その帰り、ある農家の方が、筆者に、<あんたの分は他の農家に入ってる!欲しければその農家から分けてもらえ!>と話しかけて来られました。筆者、<そんなことを言われても、なにをどう請求したらいいのか、わかりませんし、そんなことは、事務局の方で実態にあわせて支給してくれないと・・・>と答えたのですが、いつもの通り、<ここらにはここらのやりかたがある!>ということなのでしょうか・・・?

妻の実家の棚田の田で米つくりをはじめて、今年で3年目・・・。妻は、中山間地域の補助金は受け取ったことがないといいますが、共同の、中山間地域の農業用水路の草刈作業のときは、ほかの農家と同じように、チップソーとペットボトルのお茶をいただきますが、筆者が妻にかわって受け取るのはそれだけ・・・。

昨日、全体会会議に出席して資料をもらい、はじめて、<共同活動費>のほかに<個人配分額>があるのをしりました。<あんたの分は他の農家に入ってる!欲しければその農家から分けてもらえ!>といわれていたのは、この<個人配分額>のことでしょうか・・・?

筆者の妻、<支給されなかったらされなかったで、来年の市県民税を申告するとき、そういえばいいのでは・・・?もう、トラブルに巻き込まれるのはイヤ・・・>と話していました。JA湖南も、形式上の規約とは別に、慣習という不文律がまかり通っていますので、問題が発生しても、訴えるすべがありません。中山間地域の補助金も同じ・・・?

まあ、補助金の件はともかく、中山間地域の棚田、環境保全をきちんとして後世に残して行かないと日本の農業は潰れてしまいます。目先の補助金や補償金目当てに適当に運営していたのでは、日本のむらを保全するどころか破壊につながってしまいます。中山間地域の共同作業には、これまで通り参加しますが、筆者68歳、若いひとのように農家として一人前の仕事をすることができませんから、補助金が仕事ができる農家に配分されるというなら、それはそれでいいのですが・・・。JA湖南は、かかわらなくても困りませんが、中山間地域の農業用水路などの維持管理は、かかわらないと、棚田での米つくりが不可能になってしまいます。

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山側の農業用水路の堰あげ・・・

2015年11月25日 |  2.中山間地と農業

午前中、給水ポンプのホースを片付ける作業を中断して堰あげ作業・・・。棚田の山側の農業用水路に枯葉がたまって塞き止められていました。そのままにしておくと、用水路に水が溜まり、妻の実家の田の中に流れ込んでくる可能性がありますので、樋につまっている枯葉を取り除くことにしました。

積もり積もった枯葉を取り除くのは容易ではありません。それに、枯葉を取り除いた瞬間、大量の水が一挙に流れだし、足をすくわれかねません。それで、ある程度取り除いたあと、妻に、用水路から出るように言って、筆者も、樋のコンクリートに腰かけて、もってきていたハツリ用の工具で積もり積もった枯葉を動かしてみました。すると、どどっと音をたてながら、農業用水路の水が、傾斜20度の農業用水路を枯葉と共に流れおちていきました。行く先は、常夏川・・・。

<水の力はすごい!判断を間違ったり、あまくみたりすると、水と一緒に流されてしまう!>と妻に語りかけました。語りかけながら、筆者、<この農業用水路の急な傾斜を利用して、水撃ポンプを設置できるのでは・・・?>と考えていました。妻の実家の棚田の田の周囲に、こんな急傾斜の農業用水路があるなんて、はじめて<認識>しました。この急傾斜の農業用水路を利用しないてはありません。発電も可能・・・? ただ、この農業用水路の水、4本ある農業用水路の水のなかで一番冷たい水・・・。妻は、この水を使って野菜に給水するのを断念しました。冷たすぎるので・・・。

この農業用水路に流れてくる水、川上には別の棚田がありますが、<ここらでは、10~12俵採れねえと、採れたうちにははいんねえ!>と言われる農家の方々の田があるところ・・・。この水を、妻の実家の棚田で使いますと、コシヒカリとはえぬき、青立ちしたまま冬を迎えることになりそう・・・。

山側の農業用水路に枯葉がたまるのは、大きな石が原因・・・。今日、20個ほどとりのぞきました。

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中山間の草刈り、47台の軽トラが集結・・・

2015年07月19日 |  2.中山間地と農業

今朝は5時30分から、中山間の草刈り作業がありました。

集合場所の建設会社前の農道には、47台の軽トラが集結・・・。実に壮観です。筆者、毎回、<軽トラ軍団>という言葉を思い出すほど、中山間の農業用水路の周辺の草刈りが組織的に行われます。

筆者は、前回と同じ場所で、草刈りをしました。

草刈りのあとの立ち話で、筆者が学んだことは、

1.現在、杉の木は1石(直径40cmほど)で500円にしかならないこと。この前、杉の木を5~6本伐採してもらったひとが支払った手数料は300,000円であったとか・・・。杉の生えている場所にもよるけれど、道路沿いの伐採は、杉の木1本あたり50,000円かかり、切り倒した杉は500円で売買されるとか・・・。国の指導で実施された杉の植林は大赤字・・・。

2.農家は野菜の栽培を1町(10反)まで増やすよう、国の指導があったとか、なかったとか・・・。1人の農家が栽培可能な野菜の畑は3反までとか・・・。1町の畑でねぎを栽培している農家は、朝3時から夜遅くまで夫婦で働いても時間が足らないとか・・・。農家に米つくりをやめて1町野菜をつくれという指導は、農家や農業の実態を知らない役人の机上の計画に過ぎないこと・・・。

3.コシヒカリの有機栽培・無農薬栽培は、福島では、反あたり5~6俵が一般的・・・。妻の実家の棚田で7俵、青米もカメムシの被害も出さずに反あたり7俵とれたのは、よく採れた方・・・。

そのほか、いろいろお話をおうかがいすることができましたが、筆者と妻の、田2.4反、温水田0.5反、畑1.7反、山林8反の、有機栽培・無農薬栽培による米・野菜の自給自足を目指した田舎暮らし・山里暮らし・百姓暮らしは、筆者と妻の身の丈にあった広さだったようです。多くても少なくても、筆者と妻の帰農計画、頓挫した可能性があります。

湖南史談会会員で専業農家で、JA湖南の農業指導員をされていた方が、小型農業機械を使って、有機栽培・無農薬栽培で4反の田でコメを栽培する時間と労力は、大型機械を使って、化学肥料・農薬・除草剤を使う従来型の米つくりに要する時間と労力とほぼ同じであるとか・・・。筆者と妻、どうやら、<壱人前の農家>とは言えないまでも、それに限りなく近い農家になりつつあるようです。

今年の中山間の草刈りのため、その集合場所に集まったとき、昨年のように、筆者の、コシヒカリの栽培、有機栽培・無農薬栽培について、他の農家の方々の面前で、筆者を罵倒される方々はひとりもいませんでした。

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妻の実家のある湖南町赤津村は<山間農業地域>・・・

2014年08月05日 |  2.中山間地と農業

昨夜、ひさしぶりに岩波文庫を読みはじめました。保母武彦著『日本の農山村をどう再生するか』・・・。

この本によると、<農村地域の類型区分には、農林水産省経済局統計情報部が作成した「農林統計を用いる地域区分」を使うのが一般的である・・・・この地域区分では、類型を・・・①都市的地域、②平地農業地域、③中間農業地域、④山間農業地域も4分類している>そうです。

そして、<中間農業地域と山間農業地域をあわせて「中山間地域」とよぶことがある>とありました。

そこで、筆者、湖南町赤津村の地誌をひもといて、<農業地域類型別基準指標>を算出しました。林野率91.1%、耕地率8.4%、水田率67.1%・・・であることから、妻の実家のある湖南町赤津村は、<山間農業地域>の<田畑型>に該当することを確認しました。妻の実家の田は棚田、畑は段々畑・・・、まるっきり里地・里山という表現がふさわしい地域に位置しているようです。

<中山間地域は、自然的な条件の不利に加えて米の輸入自由化の影響をもっとも強くうけつつある>地域だそうですが、日本の政治は、<農村を国家保護から除外してしまうのか否かの重要な岐路にさしかかっている>そうです。

<農林官僚であり経済学者であった故・小倉武一は、ローマ帝国の滅亡を例に「農村を滅ぼして栄えた国はない」と言ったが、農山村問題は農山村だけの問題ではなく、将来の日本社会の行方を左右する重要問題となり、滅び行く農山村の再生が喫緊の課題>となっているとか・・・。

日本基督教団の牧師になるために、農村伝道神学校で勉学していたとき、農業概論・農業実習の井草正教授から何度も聞かされた話しです。

  
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夕方、棚田で農薬をナイヤガラの滝のように散布する姿が・・・

2014年07月14日 |  2.中山間地と農業

夕方、妻の実家の棚田へ行きました。田の水管理と農業用ビニールハウスの管理のため・・・。

そのとき、目に入った、棚田の上方の田での農薬散布・・・。遠くからみていても、長い筒状の散布機から滝のように農薬が流れ落ちています。しかも、棚田の下方に向かって飛散してきます。

筆者、農業用水路から温水田に引く水の取水栓をとめました。今、湖南町赤津村の田は、中干しの真っ最中・・・。そのため、農薬を散布している田から、その農薬が農業用水路を伝って、妻の実家の田に流れ込む可能性は少ないのですが、この前、農業用水路と妻の実家の棚田の中段の田に、油膜が連なっていましたので、なにかが入ってきたのでしょう。それで、筆者、3時間後、農業用水路に油膜がなくなってから、大量の水を中段の田に注ぎ込んで、油膜を洗い流しました。

夜の間に、農業用水路から温水田に水を引き入れますと、同じような状況に置かれかねないので、温水田で温められた水を棚田の下段の田に3~5時の間に落とし、その間、同時に農業用水路から取水・・・。5時に取水口の栓を閉めて、温水田の温められた水をコシヒカリの田に全部開放することにしました。

温水田による水管理・・・、思いのほか効果があるようです。<はねぬき>の田は、農業用水路の冷たい水が流れ込みますが、<コシヒカリ>の田は、温水田の温められた水が入ります。そのため、<はえぬき>よりも<コシヒカリ>の方が成長が早い!

今朝、<コシヒカリ>の田の草取り・虫取りをしながら、用意していた、カメムシ防除用のハーブのエキスを散布しようと思ったのですが、イネミズゾウムシやイネドロオイムシを手作業で駆除しているとき、そのかたわらに、クモやカエル、トンボのヤゴや羽化しているトンボがいたりして、筆者、自然農薬を散布することをやめました。自然農薬といっても、<害虫>だけでなく<益虫>も<虫送り>することになりますので、自然農薬の散布も、緊急事態でないと実施しないことに・・・。

無理をしないで、無農薬栽培をするコツ・・・、20%は虫に、80%はひとに・・・、というのが<理想>であるようです。しかし、筆者、いまのところ、妻の実家の田の、有機栽培・無農薬栽培の<はえぬき>と<コシヒカリ>、見た目では、化学肥料・農薬・除草剤を使った従来型の稲作とほとんど区別することができません。稲の葉の色が、従来型の稲作の田の稲の葉の色より少しうすいのと、中干しをしないで湛水と続けている点に違いがありますが、それ以外は、湖南町赤津村の専業農家・プロの農家(兼業農家)の田との違いは、素人目にはほとんど区別することができません。

  
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中山間地域赤津集落の草刈り作業に参加・・・

2014年07月13日 |  2.中山間地と農業

今朝5時30分から、<中山間地域等直接支払制度・赤津集落共同作業>としての<集落協定内の道路路肩の雑木・草刈り>作業に参加しました。

妻の実家の棚田の3枚の田までが、中山間地の棚田になります。今日、草を刈ったのは、東岐から流れてくる農業用水路の草刈り・・・。<クロクズ>というツルが雑草に絡まっていて、刈払機で草を刈るのに、すこしてこずりました。

妻の実家のおかあさんの側の親類筋の専業農家の方、筆者に、<たとえ実が入っても、ここらでつくるコシヒカリはまずくて食べられねえべえ!>とみんなの前で話していました。この親類筋の専業農家の方、親類筋の中ではまともな人だと思っていたのですが、あまり変わりはなさそうです。

湖南町赤津村の農家の方々、どうも、コシヒカリとササニシキを混同されているようです。コシヒカリとササニシキの母親と父親は同じですので、コシヒカリとササニシキは姉妹の関係・・・。<平成5年の冷害のときには、コシヒカリは全滅した・・・>といわれる農家の方もいますが、それはおそらくコシヒカリとササニシキを混同した結果・・・。冷害によるササニシキの被害は甚大であったようで、それ以降ササニシキを栽培する農家が激減したとか・・・。しかし、ある農家の方は、<平成5年の冷害のとき全滅したのは、あきたこまちだ・・・>と言われます。ササニシキもあきたこまちも収穫できなくて、湖南町赤津村の稲作農家の方々も飯米を買いにでかけたとか・・・。

筆者、<稲の品種に関する本を読んでいたとき、冷害に一番強い品種がコシヒカリであると出ていました。ササニシキやあきたこまちは、コシヒカリと比べるとかなり冷害に弱いようですが・・・>と話をしますと、みなさん、驚かれた様子でした。湖南町赤津村では、収穫量が少なくても冷害に強い稲を栽培するか、それとも多少冷害に弱くても収穫量の多い品種にするかで、稲作農家の収入確保から考えて、後者を選択するのが一般的になったようです。冷害による被害を覚悟して、多収穫のあきたこまちの栽培を指向するようになったようです。

他の農家の方々・・・、<吉田さん、秋になったら、コシヒカリの栽培体験をみんなに話してくれ。ついでに、収穫したコシヒカリの試食をさせてくれ!>と話しておられました。筆者、<とんでもない。素人百姓の米つくりなんて、全然参考になりません・・・>。すると、日ごろいろいろ教えていただいている専業農家の方が、<吉田さんのコメつくりは趣味だ。採算性を度外視して美味しいコメをつくろうとしてるのだから・・・>と話しておられました。筆者、<その通りです。わたしは、専業百姓なので・・・>と話しますと、みなさん、どっと笑って、<専業百姓? だったら無農薬・有機栽培でこめ、栽培できる!>と話しておられました。

<要するに、吉田さんがしようとしている農業は、里山農業ということだべなあ!>

その言葉・・・、中山間地の稲作農家の方が、素人の<専業百姓>としての筆者と妻を受け入れてくださったときのキーワードでした。<里山農業>、筆者と妻にとっては、いい言葉です。妻の実家の田は棚田、畑は段々畑、山林は燃料用の雑木林と、自宅を建て直しするときの木材用の樹林、田・畑・山林がそれぞれ別の場所にありますが、軽トラで片道10分の範囲・・・。

これからの筆者の自己紹介、<里山農業をしている専業百姓の吉田です・・・>ではじめることにしましょう。有機栽培・無農薬栽培は<専業百姓>だからできること、高原の湖南町赤津村でのコシヒカリの米つくりは、棚田を有効利用した<里山農業>だからできること・・・。筆者と妻、湖南町赤津村でどういう農業をするのか・・・、それを決めているのは筆者と妻ではなく、妻の実家の田・畑・山林の自然環境、筆者と妻の年齢・健康状態・年金暮らし・・・、それらが総合的に、筆者と妻に<里山農業>を選択せしめています。

所与の条件の中に、神の導きを信じて生きる・・・、基督者としてのひとつの生き様です。
  

  
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雨の中、田の畔の草刈りをする農家・・・

2014年06月11日 |  2.中山間地と農業

妻の実家の棚田の田の見回りに行ったとき、湖南史談会会員の専業農家のご夫婦が、刈り払い機で他の畔の草刈りをされていました。

小雨が降るなか農作業をされていたのは、そのご夫婦だけ・・・。

コメを栽培されている面積は14町160枚の田・・・。しろうと百姓の筆者と妻、おとうさんが残してくれた田4反・畑6畝でも四苦八苦しながら農作業をしているのですから、14町160枚の田でコメつくりをする・・・、100%(もしかしたら、1に0を5つ付加した%・・・)不可能です。

この前新聞に、政府は農協を解体する方針であるかのような報道がなされていました。JA郡山の湖南支店・・・、筆者と妻のような田4反・畑6畝しかもっていない農家は正組合員にも準組合員にも値しないと会員になることを拒否されましたが、<しろうと百姓>は農協とはもともと何の関係もないのかもしれません。

<しろうと百姓>でも<小規模営農>を指向するので、組合員に認定されてもいいのですが、筆者と妻が、JA郡山湖南支店の組合員になる前に、農協が政府によって解体されそう・・・。農協は生き残るために、ますます、弱小農家を切り捨て、大規模農家中心の組織に再編成されることになるのでしょう。そのことが、ますます、農協を<日本の農業>そのものから遠ざけていくことになるにもかかわらず・・・。

  
  
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中山間地の範囲は、妻の実家の田んぼまで・・・

2014年04月07日 |  2.中山間地と農業

妻の実家の田・畑はあわせて4反6畝・・・。

田んぼは4反、畑は6畝・・・。5反に満たないので新規就農は認められなかったものの、農業委員会によって<就農>が認められたので、4反6畝の<農家>として生きていくことになりますが、郡山市農政課に出した作付計画は、稲作単作農家のそれではなく、中山間地で環境保全型の農業をする百姓くらしのそれ・・・。

この中山間地の事業には補助金が出るそうですが、昨夜の、村の総会では、中山間地の田畑を持っていない<本家>の方が<不公平>を主張していました。<中山間地の範囲をもっと拡大して、みんなに平等に補助金が行き渡るようにすべきだ>と。筆者、<中山間地は、田畑の傾斜角度によって指定されるので、恣意的に変更はできない>と反論・・・。<本家>の方、<どこまでが中山間地に入るのか?>と尋ねたところ、中山間地の委員の方から、<分家の田んぼまでだ>と答えていました。<本家>の方は、絶句・・・。

<本家>の方、仲間うちの農家の間で、独自の持論を共有されているようですが、村の集落の農家の方々は、一線を画しているようで、筆者、ほっと一安心・・・。減反政策廃止による補助金制度もなくなるので、その代わりになる補助金獲得運動を展開している農家も少なくないようですが、<金さ寄こせ、そうすればうまく行く>という、農協と自民党の蜜月時代に通用した発想・・・、それが破綻した今も、<金さ寄こせ、そうすればうまく行く>と主張する農家の方々が少なくないようです。

補助金を得るために何かをするというのではなく、何かをするために補助金を得るというふうに農家としての姿勢をたださなければならないと思うのですが、村の総会のあとの飲み会での話、ほとんどの農家はまともな人々だってので、筆者、一安心しました。

  
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郡山市農政課で「中山間地域など直接支払と集落協定」に関して説明を受ける・・・

2014年03月24日 |  2.中山間地と農業

今日の午前中、妻と一緒に、郡山市農政課に出向いて、中山間地に関して説明を受けました。

湖南史談会の会員である専業農家で、中山間地の役員をされている方が、これまで米を栽培してくださっていた専業農家の方から、農業委員会から就農者として認められた、筆者の妻に名義変更する手続きをしてくださったのですが、そのあと、他の中山間地の役員をされている方が、これまで米を栽培してくださった専業農家の方に、名義を変更しないように勧められたとか・・・。これまで米を栽培してくださっていた専業農家の方から、<名義を変更しないでもいいか・・・?>と問い合わせがあって、筆者と妻、情報が混乱しましたので、今日、郡山市農政課に出向いて、どう判断したらいいのか、お尋ねしました。

その結果、湖南史談会の会員である専業農家で、中山間地の役員をされている方が変更手続きをしてくださったことで何の問題もない・・・、とのことでした。

これまで米を栽培してくださった専業農家の方の、筆者と妻に対する要望は、<中山間地域等直接支払制度>による<交付金>を、土地の所有者であり耕作者である妻に代わって、その専業農家の方が受領してもいいか・・・、という意味合いだったようです。<交付金>のことは伏せて、<名義変更>の話しにすりかえられたことが、その専業農家の方の真意を測りがたくしたようです。

中山間地問題は、これで決着・・・。

<公的>な補助金を恣意的に放棄しますと、いろいろ副次的な問題が発生しますので、筆者と妻、きちんと管理するつもりです。

今年、田4反に対する、放射性セシウムの米への移行を防止するために配布された<塩化カリウム>20kg×4袋も受領しています。ただ、この<塩化カリウム>・・・、窒素・リン酸・カリのカリ肥料ですから、妻の実家の田の土壌分析、土壌の放射能汚染度を自分で調べたあと、必要量を施すことになります。<塩化カリウム>の中には、自然放射性物質<K40>が含まれていますので、散布するには注意が必要です。散布するにしても、有機肥料化の作業をしたあとに散布します。

筆者と妻が帰郷、農業委員会から<就農者>として認められ<農家>になったことで、高齢になって痴呆がはじまった、妻の実家のおかあさんから収入を得ていた方々にいろいろ問題が発生しているようです。

妻の実家のおとうさんがなくなってから、筆者と妻が帰郷するまでの1年間、妻の実家のおとうさんとおかあさんが2人で暮らしていたときの生活費と比べますと、妻の実家のおかあさんが1人暮らしをしているときの生活費の方が、ほとんど<倍>かかっています。妻の実家のおかあさん、<年寄りがひとりで暮らしていくには、金さ出さねえと誰も助けてくれねえ!>と弁明していましたが・・・。

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中山間地の農家・・・?

2014年03月23日 |  2.中山間地と農業

妻の実家の田は棚田、畑は段々畑・・・

典型的に中山間地の農家です。この前、郡山市の農業委員会で<就農>が認められましたので、筆者と妻は<農家>として、妻の実家の田4反と畑6畝で、米・野菜の栽培と出荷が可能になりました。

今年の2月、湖南史談会の会合で、会員の専業農家の方が、中山間地の農家として登録する必要があるとかで、中山間地の役員をしているその方が、筆者の妻の名前で登録申請を受理してくださるとのことでした。

しかし、昨々日、訪ねてくださった他の専業農家の方が、妻の実家のおとうさん・おかあさんがこれまで米をつくってもらっていた農家の方が<借りていた田は戻したが、中山間地の権利は留保したい>と話しているとか・・・。中山間地の他の役員の方が、その農家の方に便宜をはかろうとしているそうです。

農村的地域社会・・・、末端に行けばいくほど、何とか委員・役員によって、制度の恣意的な運用がなされているようです。

筆者と妻、中山間地補助事業が何であるのか、それがどのように運用されているのか、寡聞にして知りませんので、今週、郡山市農政課に行って教えてもらうことにしました。中山間地の補助事業の対象者が、中山間地の田・畑とそれを維持管理する農家から切り離されて、ある種の<特権>として、ひとり歩きすることができるのかどうか・・・。

筆者と妻、農家として定着するには、まだまだ難問が待ち構えているようです。

法律用語としての<中山間地>はともかく、筆者と妻、実質上、妻の実家の田4反・畑6畝・山林8反で、中山間地の環境保全型農業、生きとし生けるものにやさしい、有機栽培・無農薬栽培に継続してかかわることになります。

  
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中山間地で環境保全型農業・・・

2014年03月09日 |  2.中山間地と農業

筆者と妻が指向しているのは、<中山間地>で<環境保全型農業>に徹すること・・・。

妻の実家の田4反・畑6畝・山林8反を、田2.4反・畑2.2反・果樹園4畝・山林7反6畝に再編成することにしていますが、田を4反から2.4反に縮小するのは、行政センターの担当者の方から、減反率は約40%とお聞きしていましたので、田4反×0.6=2.4反としたのですが、田んぼの中に、米を栽培しない<温水田>をつくりますので、減反の細かい数字合わせはこの<温水田>の広さで調整することができます。

妻の実家の田んぼは、中山間地の棚田・・・。この田んぼは、整備作業が進められる前は畑でした。整備作業をする前の状態に回復させることになりますが、見かけは、専業農家やプロの農家(兼業農家)の方々の稲作・畑作と同じにして、その農業の中身は有機栽培・無農薬栽培する独立型の<環境保全型農業>を構築していくことになります。

  
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