湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

今年もお世話になりました、蜘蛛さん・・・!

2017年11月07日 |  1.田の生き物

今日、コシヒカリの田の稲刈りを終えて、後片付けをしていたとき、そこには、生まれてはじめてみる光景が広がっていました。

KUBOTAのバインダーRJN25で刈ったコシヒカリの束は、ブルーシートの上に積み上げたあと、ボウガケの場所まで持っていってボウガケするのですが、ボウガケを終えて、ブルーシートを片付けていたとき、筆者の視線の向こうから太陽の日差しが差し込んでいました。その太陽の光に、稲株と稲株の間に縦横無断に白くキラキラと輝く糸が張りめぐらされていました。RJN25で稲刈りをしたあとだというのに、無数のクモの糸が、太陽の日差しの中でキラキラと輝いていました。

別の場所で片付けをしていた妻を呼び寄せて、筆者が腰をおとしている場所に妻を立たせてみますと、妻も、驚いていました。<こんな光景、見たの、はじめて・・・。たくさんの蜘蛛さんたちが害虫を捕ってくれてたのよね。この蜘蛛の糸の多さをみれば、分かるわ・・・>と。

低温と日照不足、長雨による高湿度・・・、それにもかかわらず、妻の実家の棚田の田のコシヒカリ、はえぬき、ひめのもち、<病害虫>はほとんどありませんでした。2013年4月1日に帰郷・帰農して以来、筆者と妻、農薬は一切使用していません。2014年からは、<自然農薬>(「元気丸」のこと)すら使っていません。トンボにカエル、クモ、そして田の中にいる無数の微生物たち、<病害虫>からコシヒカリ、はえぬき、ひめのもちを守ってくれたのでしょう。

湖南のプロの農家の方々が、<こんな山際の田でもち米をつくると、クマに食べられちまうべえ!クマに食われて、泣き面が見えるかも知んねえなあ!>と揶揄される、ひめのもちの栽培、今年2年目になりますが、クマさんは、田の畔や土手を通り過ぎていくだけ・・・。被害にはあいませんでした。

今年は、妻の実家の田に、ホタルがでました。平家ホタルと源氏ホタル・・・。筆者と妻が知らない世界で、田の生きものたちが、コシヒカリやはえぬき、ひめのもちの栽培を助けてくれているのでしょう。

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ミヤマアカネガがおぼれかかっていた・・・

2017年11月03日 |  1.田の生き物

妻の実家の棚田の田の3枚のうちの上段の田、田畑転換して畑として使用していますが、棚田の上の田から水が畔を通って入ってきます。

これまでいろいろ排水対策をとったのですが、どれも満足のいくものではなく、今年、窮余の策として、その一角に水ためをつくりました。その結果、台風21号・22号の大雨のときも、上段の田畑転換した畑がぬかるむことはありませんでした。もちろん、水溜は満杯状態で、何度かバケツで農業用水路に排水しました。

その水たまりに、ミヤマアカネが1匹、浮かんでいました。おぼれて死んでしまったのかと思って、ミヤマアカネの様子を見ていますと、前足がかすかに動きます。まだ生きている・・・、と思った筆者、手のひらですくい上げて、はえぬきの穂に移してやりました。そのミヤマアカネ、足で穂をしっかりとつかみ、羽についた水を羽ばたいて落としていましたから、少しくながらえることができるでしょう。

今の季節、トンボは、産卵を終えて、山に戻って行きます。あたたかい場所に身を寄せ合って死んで行きます。仲間たちのところに飛んでいくことができたらいいのですが・・・。

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糸トンボの年老いた姿・・・

2017年11月03日 |  1.田の生き物

今朝、起きて着替えているとき、布団の中からイトトンボが2匹出てきました。

なにか、歳をとってとべなくなった雄と雌のイトトンボがよぼよぼと歩いて出てきた感じ・・・。筆者、よく、ふとんの中にいて、筆者に押しつぶされなかったものだと感心しましたが、筆者、もしかしたら、夜寝ているときに寝返りをしていないのかもしれません。途中目が覚めたときは、意識して自分で寝返りをしていますが・・・。

今朝、老年医学に関する専門書を読んでいましたが、<老いとはなにか>、<老いにどのうように対処することができるのか>、それを知るためには、<広い知識と学識が必要である>とありました。筆者と妻の老年期を健康で安定したものにするためには、老いについての、<広い知識と学識が必要である>・・・。

老いは病気ではない。老年期の病気は病気である。老いは<なおる>ことはないけれど、老年期の病気は病気であるので治癒が可能・・・。問題は、その両者がしばしば混同され、<老化>なのに治療が施され、服用した医薬品によってさらに<老化>が進んだり、いろいろな病気を招いたりする・・・、一方、老年期の病気なのに<老化>現象と判断され治療がなされず病気がさらに悪化したりする・・・。<老化>と<老年期の病気>をきちんと診断できる医師は、それほど多くはなさそうです。

一般的には、ひとは70歳を過ぎると、急に体力が低下していくようです。しかし、それは人間全体の傾向を物語るのみで、個人的には、体力の低下は、かなり個人差があるようです。65歳にして老化の極みに達しているひともいれば、95歳にして矍鑠として生きているひともいる・・・。

今朝、見た、飛ぶことができなくなって、とぼとぼ歩いているつがいのイトトンボ・・・。筆者と妻も、やがて、そのときを迎えることになるのかもしれません。認知症の、90歳の、妻の実家のおかあさんの介護をしている妻の負担を倍化させないように、筆者、70代も、健康裏に過ごさなければ・・・。つがいのイトトンボも、筆者と妻も、そのいのちは、すべて、天地を創造し、生きとし生けるものをつくられた、主なる神さまの御手のなかにあります。

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元気に飛んで行った赤トンボ・・・

2017年10月05日 |  1.田の生き物

今朝、朝食のあと、お茶を飲んでいるとき、娘が、廊下のサッシ窓のクモの巣にとんぼがかかっているといいます。

筆者:とんぼ、逃がしてやった?
娘:トンボも虫だから、わたしは嫌い・・・。
妻:とんぼ、もう死んでるのではないの?

そのあと、筆者、2階に行って、トンボがクモの糸にかかっているのを確認・・・。そのトンボは赤トンボ・・・。クモの糸から逃れようと羽をバタバタさせていますので、筆者、その赤トンボをクモの糸から解放・・・。しかし、赤トンボの羽、クモの糸がまきついて羽ばたくことができず、廊下の床の上に落ちてしまいました。それで、筆者、娘に持ってこさせた爪楊枝を使って、ていねいに赤トンボの羽にからまったクモの糸を除去・・・、4枚の羽がそれぞれ動くようになったことを確認して、てのひらの赤トンボを窓の外に差し出すと、赤トンボ、元気に飛び去って行きました。

筆者と妻、赤トンボには、いろいろお世話になっていますので、1匹の赤トンボも大切・・・。

標高550mの湖南高原の棚田で有機栽培・無農薬栽培でコシヒカリ、はえぬきが栽培できるのも、みんな、トンボ・カエル・クモなどの田の生きもののおかげ・・・。2階のクモの巣を取り除かないのは、このクモ、カメムシを捕獲してくれるから・・・。トンボは、あまり好みではないらしい・・・。

クモのいとを取り除いている間、赤トンボ、筆者の指にとまったまま、筆者の顔を見ていました。まだ、どこかで会うことがあるかもしれません。

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棚田の田に立つと、とてもしあわせな気分・・・

2017年09月25日 |  1.田の生き物

今日の夕方、ひとりで、妻の実家の田畑のみまわりに行った妻、帰ってくると、とてもうれしそうに話していました。

<今日は、棚田の田に、アキアカネがいっぱい飛んでいるの。他の農家の田にも、わたしの田にも・・・。コシヒカリの田も、はえぬきの田も、アキアカネがいっぱい。トンボに囲まれていると、わたし、とてもしあわせな気分になったわ。こどものころ見た、棚田の田の風景と同じ・・・!>

今年は、温水田とビオトープ・・・、稲刈がすんだあとも、給水ポンプで水を汲み上げることにしています。温水田にためるだけ水をためて、雪がふりはじめるのを待ちます。トンボたちの産卵の場になります。棚田の田の稲刈が済みますと、水を張った田は、妻の実家の棚田の温水田とビオトープだけになります。

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アキアカネが山から里に下りて来た・・・!

2017年09月09日 |  1.田の生き物

今日の午後、アキアカネが群れをなして山から下りてきたようです。

妻の実家の家から、棚田の田までの間にある田には、いたるところにアキアカネが飛んでいました。今日の田の草取りを終えて、棚田の田を離れるとき、逆光でキラキラ光るアキアカネの姿が目に留まりました。

最近は、ひめのもち、はえぬき、コシヒカリの田には、赤トンボばかりでしたが、今日、田の草取りをしているとき、稲の葉に、とてもきれいな瑠璃色のイトトンボがいっぱいいました。妻の話しでは、<湖南では、「神さまとんぼ」と言われているトンボ>とか・・・。

今年の夏と秋、雨の日が多かったので、トンボたちが田で活躍して、害虫を食べてくれる機会が少なく、妻の実家の棚田の田は、かなり害虫被害が増えたようです。雨の日、備中レンコンのハスの葉の下で雨宿りをしている赤トンボを何度目にしたことやら・・・。

赤トンボ蓮葉の下で雨宿り・・・。

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あなた、これ、ゲンゴロウ・・・?

2017年09月04日 |  1.田の生き物

今日、妻と棚田の田に行ったとき、農業用水路の取水口から温水田までの水路に泳いでいる虫をみて、妻が、<あなた、これ、ゲンゴロウ・・・?>と問いかけてきます。筆者、<そうだよ、これはゲンゴロウ!いっぱいいるでしょう?>と答えますと、妻は、<ああ、ここにも!ああ、あそこにも!>と指差していました。

妻は、<こんなにたくさんゲンゴロウがいるなんて、こどものころ遊んだ田んぼみたい!>と喜んでいました。

今日、温水田の畔で、数匹のスズムシを見つけました。妻に、<こちらにきてごらん!スズムシがいるよ!>と、なすび畑の草を取っていた妻に大きな声で語りかけますと、妻は、<わたし、スズムシなんて、見たことがないわ・・・>といいながら、温水田の畔にやってきました。筆者、<こどものころ、スズムシ、飼ったことがないの?>と尋ねますと、妻は、ないとか・・・。

妻が、温水田の畔にやってきたときには、スズムシの姿はありませんでした。この秋、スズムシの鳴き声を聞くことが出来る時期は早まりそうです。

温水田のコナギを取り除いていたとき、タガメを見つけました。筆者、タガメをつかまえて、妻に、<タガメがいるよ!>となすび畑に戻った妻に声をかけたのですが、妻は、<タガメはいいわ。いることが分かってるから・・・>とのことで、筆者、つかまえたタガメを放してやりました。

山内裕之著『新・生物による環境調査事典』を持っているので、妻の実家の田の調査をすればいいのですが、なかなか、その時間的ゆとりがなくて、いまだに実現していません。

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給水ポンプのホースにカワニナが付着・・・!

2017年09月01日 |  1.田の生き物

今日の夕方、農業用水路から取水して温水田経由でコシヒカリの田に給水していたのを止めるために、棚田にでかけました。

そのとき、農業用水路の取水口から温水田までの水路にはわせている青色の直径2inのホースになにかがついているのをみつけました。そっと、ホースを裏返してみますと、そこにいたのは、ホースに付着したカワニナ・・・。

カワニナは巻貝の一種で、ホタルの幼虫のエサになる貝です。このカワニナが棲息しているところで、夏、ホタルを見ることができます。農業用水路の取水口から温水田までの水路には、キンギョモが増えて、いつも水が流れていますので、カワニナも棲息することができるのでしょう。

今年は、夜、妻の実家の棚田の田で、何度もホタルを見ることができました。湖南の赤津村のプロの農家の方々と話しをしていますと、ホタルがいなくなった理由として、1.農薬・除草剤を散布することでホタルのエサになるカワニナが死滅すること、2.ホタルがたとえ棲息していたとしても、老眼になったり視力が衰えたりしてホタルを視認することができなくなったことがあげられるとか・・・。

筆者、普通農作業をするときは、メガネはかけません。歳を重ねるとともに、眼鏡をかけなくても、遠くも近くも見えるようになったからです。田んぼの稲の葉にとまっている小さな虫も、葉の小さな異変も見つけることができます。人生の晩年における視力は、主なる神さまが与えてくださるもの・・・。

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夜の棚田はいろんな虫たちのお祭り騒ぎ・・・

2017年08月28日 |  1.田の生き物

夜、標高550mの湖南高原の棚田を軽トラで走りますと、ヘッドライトの前を横切るいろいろな虫が群れをなして通り過ぎて行きます。

それを見ていますと、農薬を散布して、虫1匹いない田にすることはほとんど不可能であると思わされます。その虫たちの中には、人間の米つくりにとって害虫となる虫を食べてくれる益虫も混じっています。どれが、益虫で、どれが害虫か、識別することはほとんど不可能・・・!

それで、人間が考えだす農薬は、<みな殺し大作戦>用の化学兵器・・・。虫だけでなく、それを散布する農家や、農家が栽培した米・野菜を食べる一般消費者にまで、その害毒がおよびます。脳神経・生殖器を冒したり、薬物を体内で処理する肝臓・腎臓にガンを発生させたり、体内に蓄積される残留農薬は、徐々に人間の健康を奪っていきます。

農薬・除草剤を一切散布しない、自然農薬すら散布しない、妻の実家の棚田の田では、カエル・トンボ・クモが、エサとしてカメムシを捕獲、食べてくれます。夜の棚田は、いろんな虫たちのお祭り騒ぎの場!農薬を散布されて益虫たちがいなくなった田では、あとからやってきたカメムシたちだけの、祭りのあとの淋しい光景が広がってしまいます。

そんなカメムシは、農家と農薬がつくりだしたもの!カメムシをくものすの糸でからめとるクモ、カメムシの体液を吸い取るトンボ、カメムシを飲み込むカエルなどを農薬・除草剤で殺してしまって、カメムシだけを生かすことになった失敗劇・・・。

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粗植のイネの葉には、いろいろな虫が・・・

2017年08月24日 |  1.田の生き物

標高550mの湖南高原の棚田の、妻の実家の田・・・

いろいろな虫が棲息しています。いろいろな虫の中には、害虫もいれば益虫もいます。粗植栽培のため、稲株と稲株の間は、風が走り、陽が差し込み、その間を、赤トンボ・アキアカネ・ミヤマアカネなどが飛び交っています。トンボは、稲の葉と葉の間にはられたクモの糸を見分けることができるようです。上手に避けて通りぬけて行きます。

マメガエルの中には、日毎に金色に変化していくカエルもいます。今朝、備中レンコンのハスの葉が繁殖しているビオトープの土手を歩いていますと、なんと大きなウシガエルが土手からビオトープの水の中に飛び込んで行きました、ドッポーン!なんとも豪快な飛び込みです。トノサマガエルは、ロケットのように水を吐き出しながらビオトープの水の中に、次から次へと飛び込んで行きます。

少々害虫がいても、問題なし・・・。害虫は、彼らのエサになりますから・・・。

赤津村のプロの農家:オラの田には、虫1匹いねえ!草1本生えてねえ!
筆者:わたしの田は、農薬除草剤をまかないので、赤トンボがいっぱい!草もいっぱい!草にまけないように稲もがんばっています!

会話にならない会話・・・、最近は、素人百姓の筆者と妻を非難することに厭きたのか、そういう会話はほとんどなくなりました。除草剤の散布時期、散布量、種類の間違いによって雑草が繁殖した、湖南の赤津村のプロの農家の方々の田より、農薬・除草剤を散布しないで手で草取りをしている、素人百姓の筆者と妻の田の草の方が少ない場合もありますから・・・。

<ここらの米の作り方>を踏襲しながら、ただ農薬・除草剤抜きの栽培をしますと、病害虫に襲われ雑草で覆われてしまうは必定・・・。これまで、郡山の若い人々が湖南にきて有機栽培・無農薬栽培で失敗したのは、そのため・・・。それと、水利権の確保を怠ったため・・・。もちろん、妻の実家の棚田の田のように、棚田のどん尻に位置する田では、水利権を持っていても、ほとんど水が流れてこない場合もありますので、水利権の有無だけでなく、有効な水利権の有無を確認する必要があります。

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田んぼの虫取り名人・・・!

2017年08月19日 |  1.田の生き物



標高550mの湖南高原の、妻の実家の棚田で、有機栽培・無農薬栽培で、自給自足用に、コシヒカリ、はえぬき、ひめのもちを栽培していますが、農薬をまかないと、害虫を捕獲して食べてくれる生きものが繁殖してくれます。



小さなカメムシを食べてくれるマメガエル・・・。畔際の大きなカメムシをたべてくれるトノサマガエル・・・。棚田の、農業用水路からの引き込み水路や温水田、ビオトープにはトノサマガエルの軍団がいます。今日は、20cmの距離からの近接撮影を許してくれました。大多数のトノサマガエルは、筆者の姿をみると、水の中に飛び込んでしまうのですが、中には、筆者をこわがらないトノサマガエルもいます。

カエルの他に、脚の長いクモやトンボがいます。赤トンボ、アキアカネ、青イトトンボ、赤イトトンボ、黄イトトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマ・・・。今年も、葉いもち病は発生しなかったようです。これから注意するのは、穂いもち病・・・。低温と日照不足の中、はえぬきとコシヒカリも出穂をはやめはじめました。



出穂が盛んになりはじめたはえぬきの現在の姿・・・。はえぬきは、中生・・・。早稲のひめのもちの今日の写真を比較のために掲載しました。晩稲のコシヒカリは、まだ写真に撮れるほど出穂していません。

今朝の福島民報にも、農家の方々のイネの冷害を危ぶむ声が掲載されていました。素人百姓の筆者の今年の米つくり、やることなすこと、すべて失敗ばかり・・・。冷害という自然災害の前に、筆者の場合は、米つくりの未熟さゆえの人為災害・・・。

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トノサマガエル、なぜ鳴くの・・・?

2017年08月06日 |  1.田の生き物

昨日、午後3:00~5:00まで、妻の実家の棚田の田に、農業用水路から給水ポンプで水をくみあげるためにでかけました。

そのとき、農林水産省の統計調査官の制服を着たひとが近づいて来られて、昨日に引き続いて、いろいろ話をしました。話しをしているとき、トノサマガエルが田の畔のイネ株の土からはみ出した部分にとまって、その調査官の方をじっと見つめていました。その調査官の方、草の葉をとって、そのトノサマガエルの頭を撫でてやっていましたが、トノサマガエルは、逃げません。

<人慣れしてるんですね・・・>

と、驚いておられました。4:30ころ、はえぬきの田のあちらこちらで、トノサマガエルの鳴き声がしはじめました。その調査官の方、<カエルは、今頃鳴くんですか?>と尋ねて来られますので、筆者、<今、トノサマガエルが鳴いているのは、「田んぼに水が入ってきたよ!」と合図してくれてるんです>と答えました。トノサマガエルが、泳ぐことができるほど、田んぼに水が入ってきますと、いつも、ゲロゲロとうれしそうに鳴き始めます。トノサマガエルの鳴き声がどのあたりから聞こえてくるかで、田んぼに水がどの程度入っているのか、推定することができます。

その農林水産省の統計調査官の方、食糧庁につとめていた国家公務員、食糧庁が閉鎖されたあとは農政課に勤めておられたようで、福島県内の農村を歩きまわっておられたとか・・・。妻の実家の棚田の田は、調査対象ではないのですが、いろいろ調査して結果を教えてくださいます。有機栽培・無農薬栽培でコシヒカリ、はえぬきを栽培していることは、一目瞭然に分かる田・・・、<トンボやカエルは、農薬や除草剤を使わないでコメをつくるひとを、よく見ているんですね・・・>と話しておられました。トンボやカエル、クモや、その他の田のいきものとの<同棲同類>、筆者と妻が、彼等に近づけば近づくほど、彼等も筆者と妻に近づいてくれます。

今は、あきたこまちの出穂時期・・・。棚田のすべての田が田に水を入れていますので、棚田の下方の田は農業用水路に水が流れてきていません。水をいれたくても、農業用水路に水が流れてくるのは、7~8日後・・・。それでは、常時湛水栽培のコシヒカリ、はえぬき、ひめのもち、水不足になりますので、1日2~3時間、給水ポンプで水を汲み上げることになります。田の水の中では、またトノサマガエルのおたまじゃくしが泳いでいます。

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棚田の田の排水口付近のモグラの穴潰し・・・

2017年07月30日 |  1.田の生き物

午後、妻の実家のコシヒカリの田の土手に開けられたモグラの穴からの漏水をとめる作業をしました。

<Y>の字や、<T>の字になっているモグラの穴は、1回では、潰すことができません。穴に、土を少し入れた土嚢袋を棒状にして挿入、押し込んで、その上から別の土の入った土嚢を被せます。そして、さらにその上から土を被せて、左官用のコテで表面を平らにします。

2~3分して、水がにじみ出てこなければ、モグラの穴をふさぐことに成功したことになりますが、にじみでてくれば、もう一度その周辺を掘って、モグラの穴を確かめ、また穴をふさぐ作業をします。

モグラの穴がどのように開いて、どのように水が漏れているのか、それを診断する方法はないものでしょうか・・・?医師用の聴診器をそのために使うのはもったいないし・・・。なにか、いい方法がないか、調べてみることにしました。

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あんたの田、トノサマガエルがいるのけ・・・?

2017年07月30日 |  1.田の生き物

湖南の赤津村の長福寺の庭の手入れ作業のあと、缶コーヒーを飲みながら、4~5人の方と話しをしました。

その中で、筆者、この前のKUBOTAの展示会で、静岡精機の玄米食味分析計で、妻の実家の棚田の田で栽培したはえぬきとコシヒカリを測定してもらったこと、その結果、はえぬきは、7.4、コシヒカリは、8.1であったことを話しました。

有機栽培・無農薬栽培でコメを栽培すると、食味分析計の結果がよくなるという話も添えて・・・。

筆者、温水田で草をとっていると、トノサマガエルが水面から顔を出してじっとしているので、手でつかんでみると逃げない・・・、普通は、畔を通ると田の水の中にドポン、ドポンと逃げ出すのに、田の中で作業しているときは、トノサマガエル、筆者を仲間と思っているみたい・・・、と話しをしますと、意外な質問が返ってきました。

<あんたの田、トノサマガエルがいるのけ?おらの田は、カエルなんて1匹もいねえぞ!トノサマガエルなんて当分みたことがねえ!あんたの田、トノサマガエルがいるんだ!>

思いがけない言葉に、筆者の方が驚かされました。<トノサマガエルだけでなく、3~4cmのシュレーゲルアオガエルもたくさんいますよ。トンボもいろんな種類のとんぼが・・・。サンショウウオやドジョウも・・・。今年は、ホタルもでました・・・>と話しますと、横で話を聞いておられた、長福寺の護持会の会長さん、<吉田くん、あんた、楽しみがなぜなら、コシヒカリ、つくってんだなあ>と、にこにこしながら話しかけて来られました。

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夜、温水田の方から、大きな源氏ホタルが1匹飛んできた・・・!

2017年07月26日 |  1.田の生き物

今日の夜8:00頃、筆者、ひとりで軽トラにのって、妻の実家の棚田に行きました。

今日は、月齢2.7・・・。<三日月>といってもいいでしょう。今日は、たくさんホタルが飛んでいることを期待してでかけたのですが、農道に軽トラをとめてエンジンスイッチを切って、暗闇に目がなれるのを待ったのですが、ホタルの灯を確認することができませんでした。

ホタルをみるのをあきらめて帰ろうと思ったとき、温水田の方から、大きな源氏ホタルが1匹、農道にとめてある軽トラの方にフワフワと飛んできました。とても明るいホタルの灯・・・。こんな大きなホタルの灯をみるのは、2013年4月1日に、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農してはじめて・・・!

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