湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

福島県の2018年産作付面積目標・・・

2017年09月06日 |  5.農政と減反政策

今日の福島民報の大一面に次の記事が掲載されていました。

<2018年 作付面積目標
主食用米 今年比1076ヘクタール減
県推進会議 営農再開12市町村は増

・・・主食用米の生産を減らすのは、消費が減少する中、過剰生産に米価下落を防ぐ狙いがある。・・・主食用米は2017年産の推定作付面積と比べ1076ヘクタール減らす。・・・生産者に対し、国から10㌃あたり7,500円の直接支払い交付金が支払われてきたが2018年産以降は廃止される>

下のグラフは、農水省のグラフですが、なぜ、日本人の米の消費量が年々下がり続けているのか? 米の消費量を増やすための政策はとられているのかいないのか?なぜ、湖南では、生産する米の質より量に重きを置いた稲作がなされ続けているのか?化学肥料・農薬・除草剤漬けの不味い米(世の中は、高くてうまい米と受け止めるようですが・・・)を大量生産して、生産者も消費者も米離れを起こすような負のスパイラルから抜け出すには、次世代をにな小中学生に、給食を通して、有機栽培・無農薬栽培の本来の米の美味しさを舌で覚えさせていく必要があるのではないでしょうか?戦後のアメリカが余剰の小麦粉を処分するために日本の学校給食にパン食を採用させたように・・・。湖南で、米の<大量生産>方式で栽培されている米の化学肥料・農薬・除草剤の多用は、素人百姓の筆者の目からみますと、米の消費をより下げる悪しき生産方式でしかないと思われるのですが・・・。

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農水省の方と立ち話し・・・

2017年09月04日 |  5.農政と減反政策

今日の午後、妻と棚田にでかけました。棚田の様子をみるため・・・。

農道には、時々見かけるくるまが止まっていました。農水省の統計調査官の制服を身に着けているひとのくるまです。妻の実家の棚田の田の駐車スペースに軽トラをとめたとき、その統計調査官の方ともうひとり、農水省の担当者の方が近づいて来られて、少しく立ち話をすることになりました。

話しの内容は、湖南高原でのコシヒカリ、はえぬきの栽培の可能性について・・・。

農水省の方、ひとめみて、<コシヒカリのほうがはえぬきより成長がいいのでは・・・>と話しておられました。今年は、8月中旬に低温・日照不足の時が続きましたので、ちょうどそのとき出穂期を迎える、中稲のはえぬきの出穂が遅れたことをお話ししました。

湖南でのコシヒカリの栽培の可能性について話が及んだとき、筆者、持っていった赤外線温度計で、農業用水路の水と、農業用水路から取水した水を温水田経由でコシヒカリの田に給水する直前の水の表面温度を測定してお見せしました。農業用水路の水は、なんと13.6℃・・・!昨夜は、最低気温がぐ~んと下がりましたので、常夏川の水もいつもより2℃低かったようです。温水田で温められたその水は、23.6℃でした。10℃upした水をコシヒカリに供給することで、標高550mの湖南高原の棚田でコシヒカリが栽培可能になっていることをお話ししました。それで採れたコシヒカリの、静岡精機の玄米食味分析計で81点を獲得した話しをしますと、農水省の方、<80点取れば特A米!>と話しておられました。

それにしても、今日の、農業用水路の水温が13.6℃だったとは・・・。午後に、農業用水路の水が13.6℃になるようでは、その水を直接取水した田の稲は、成長がstopしてしまいます。今、棚田のあきたこまちの田は、中干し状態ですので、かなり低温にさらされたのではないかと思われます。低温になるときは、深水状態の方が稲にとってはいいことであると、なにかの本に書いてありましたが、妻の実家の田は、常時湛水状態にしています。

そのあと、温水田の管理作業をしました。

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高くてもうまい米・・・

2017年09月01日 |  5.農政と減反政策

昨夜、北原貞輔他編『自然を捨てた日本人 破壊と保全・復興の谷間で』の続きを読みました。

5章 東京砂漠化エレジー
6章 飽食のツケ
7章 水飢饉
8章 ゴミとともに滅びる日本

最初、この本を読みなおしたとき、いろいろ悪夢を見てうなされましたが、今回も同じ・・・。今朝も悪夢にうなされて目が覚めました。1994年に出版されたこの本、日本基督教団西中国教区の牧師をしていたころ、宮脇書店で買い求めて読んだ本ですが、平成5年の大冷害による米不足の深刻な状況におかれていたころ出版された本・・・。娘が、小学生のころ、懸賞募集に凝っていたとき、福島のひとめぼれ5kg×1袋があたって、大喜びしたことがあります。そのときのひとめぼれの美味しかったこと・・・。妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したら、いつかひとめぼれをつくってみたいと思い始めたのはそのころです。

ひとめぼれは、筆者と妻にとっては、まぼろしのコメ・・・。

2013年4月1日に帰郷・帰農して、その年、2014年のコメつくりに備えて種籾を入手しようとしたのですが、組合員でないとの理由でJA湖南から種籾の販売を拒否され、ひとめぼれの栽培を断念・・・。2014年の2月になって、やっと入手できたのが、コシヒカリとはえぬきの種籾でした。筆者と妻のコメつくり、コシヒカリとはえぬきではじまり、コシヒカリとはえぬきで終わることになります。

福島のプロの農家にしか栽培できないあきたこまち、ひとめぼれ、天のつぶ、里山のつぶと違って、日本全国誰でも栽培することができるコシヒカリ、はえぬきはとてもつくりやすい品種です。有機栽培・無農薬栽培によるコシヒカリの栽培法に関する農書はたやすく入手することができます。はえぬきは、コシヒカリの栽培法を1部変更して、窒素の施肥量をコシヒカリの2倍(反あたり2kg×2倍=4kgの窒素)にすれば、それだけで美味しいはえぬきを収穫することができます。有機栽培・無農薬栽培による美味しいあきたこまちは、はえぬきと同じ方法で栽培すれば収穫可能・・・、だと思います。

北原貞輔他編『自然を捨てた日本人』にこんな1節がありました。

<現在の日本の米は、その多くが窒素肥料・リン酸・カリを種子に吸収させ、農薬散布の中で作られた人工食品である。「高くてもうまい米」を食べたいという一部の人たちの主張にみられる米とは、一体、どのような米をいうのであろうか。最近、米アレルギーという言葉をよく耳にする。それは、米や小麦が原因で、子供たちにアトピー性皮膚炎が起こることをいう。また、同じ理由で、小学校の児童たちに近視が増えたという報告もある。それらは、米作に使用される農薬が主原因と見られているが、それを完全に否定することはできないであろう。「高くてうまい米」こそが、日本における毒性食品の代表格の一つである>。

標高550mの湖南高原の棚田の、妻の実家の田で、有機栽培・無農薬栽培している米は、<安全な美味しい米>・・・。しかし、日本には変な法律があって、素人百姓が丹精込めてつくった有機栽培・無農薬栽培の米を、<有機栽培・無農薬栽培米>を表示して販売することはできない。プロの農家が、<有機栽培・無農薬栽培米>が高く売れるということで、従来型の化学肥料・農薬・除草剤を多用した米を<有機栽培・無農薬栽培米>として虚偽表示して販売するのを防ぐためとか・・・。<高くてうまい米>は、その範疇に含まれるコメのこと・・・?

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今年の米の作柄概況・・・

2017年08月31日 |  5.農政と減反政策



2017年産米の作柄概況です。<平年並み>か平年より<やや良>のところばかりで、都道府県単位でみますと、今年は、心配されていた、低温・日照不足による冷害被害を受けた都道府県はひとつもなさそうです。

ただ、標高550mの湖南高原の棚田の田で、有機栽培・無農薬栽培で、ひめのもち(早稲)、はえぬき(中稲)、コシヒカリ(晩稲)の栽培をしている素人百姓の筆者と妻の田では、低温・日照不足の影響は避けることができないようです。特に、8月中旬に出穂期を迎えたはえぬきは、例年より生育が7~10日遅れています。

日本全国、<平年並み>か平年より<やや良>の中、ひとり、妻の実家の田だけ冷夏の影響を受けて、昨年並みの収穫にはるかに及ばなかった・・・ということになる可能性は少なくありません。湖南だけでなく、福島県、あるいは日本全国のプロの農家の方々からものわらいの種になりかねません。

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大きなトノサマガエル・・・!

2017年08月04日 |  5.農政と減反政策

昨日、田の草取りを終えて帰ろうとしたとき、農道に、landcruiser が来てとまりました。

中から出てきたのは、以前にもお会いしたことがある、<農水省>、<調査官>・・・などの文字が印刷された制服を着た方でした。それで、筆者、その調査官の方としばらくたち話をしました。ついでに、妻の実家の棚田の田で栽培しているコシヒカリ(晩稲)、はえぬき(中早稲)、ひめのもち(早稲)の状態についてお尋ねしました。

1.有機栽培・無農薬栽培をしているのがよくわかる田・・・
2.除草剤をまけば、生えることのない雑草が生えている・・・
3.ヘリコプターで農薬を散布すればいなくなるはずのトノサマガエルがいっぱいいる・・・

調査官の方、畔から田の水の中に飛び込んだトノサマガエルをみて、<おおきなトノサマガエル!>と驚いておられました。最近はやりの、農薬のヘリコプター散布をしますと、カエルやトンボ、クモは一斉にいなくなる(たぶん死滅・・・)そうですが、妻の実家の棚田の田は、彼らがいっぱい・・・。その調査官の方、<おたくの田は、クマ除けの電線を張らないのですか?>と尋ねて来られました。筆者、<山側の土手はクマの通り道ですが、この田は、毎日私がきて作業していますので、人間の臭いがしみついています。そんなところでは、クマは通り過ぎるだけ・・・。農作物が被害にあったことは一度もありません>と答えました。

その調査官の方の話しでは、

1.害虫被害(ドロオイムシ等)は出ていない
2.病気の発生(イモチ病等)はない

とのこと・・・。湖南の田では、ドロオイムシの被害や、いもち病が既に発生しているようです。農薬・除草剤を使用していないのに、妻の実家の田では、病害虫の発生なし! 早稲のひめのもちの出穂は、8月10日頃、中早稲のはえぬきは、8月20日ころ、晩稲のコシヒカリは8月30日ころだとか・・・。今日の午後、ヒメノモチの田の最後の草取りをすることにしました。出穂がはじまりますと、田の中に入ることができなくなりますので・・・。

その農水省の調査官の方、隣村の福良の農家の方であるとか・・・。湖南の赤津村のプロの農家の方々も、その調査官の方のような方々ばかりだったらいいのですが・・・。素人百姓を<バカ農家>よばわりするひとばかり・・・。化学肥料・農薬・除草剤・大型農業機械を駆使することができるということで<天狗>になったひとばかり・・・。湖南の赤津村では、<人間>をやめて<天狗>にならないと、農業を続けることができなかったのでしょうね、きっと・・・。

湖南の赤津村が、全体主義の農村ならば、おとなりの福良村は、個人主義の村・・・?湖南の赤津村が、例外を許さない村ならば、福良村は、異質なものを受け入れる許容性がある村・・・?

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主食用米の需要減・・・?

2016年12月23日 |  5.農政と減反政策




今日の福島民報に、<政府予算案の歳入・歳出の主な内容>が掲載されていました。

その歳出の農林漁業関連項目に、このような言葉がありました。

<高齢化で衰退する農業の体質強化を重視。主食用米の需要減のため、飼料用米や麦への転作を促す「水田活用の直接支払交付金」は2.4%増の3,150億円・・・>。

それで、インターネットで米の消費量の減少傾向を確認したところ、上のグラフに遭遇しました。一番たくさん米が食べられていたときと比べて48%まで減少・・・。消費量は、ほぼ半減しているようです。

その原因は・・・? 筆者と妻が一番思いつく原因は、稲作の大規模経営化にともなう、化学肥料・農薬・除草剤の多用によるコメの品質の劣化・・・。標高550mの湖南高原の棚田で有機栽培・無農薬栽培したコシヒカリ・はえぬきを食べると食が進みます。量より質で美味しいごはんはつくれば、米の消費量が増えると思うのですが・・・。美味しいご飯をつくることをおざなりにして、家畜のエサにするのですか・・・?

高齢化した農家は、化学肥料・農薬・除草剤の多用したコメの栽培方法しか御存知でないようですから、やむを得ないのかもしれませんが・・・。

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平成29年度水田農家一筆台帳兼異動連絡表を提出・・・

2016年12月10日 |  5.農政と減反政策

今日、<平成29年度水田農家一筆台帳兼異動連絡票>を提出しました。

妻の実家のおとうさんが残してくれた田畑4.6反・・・。5.0反以上所有していないと<農家>になることも、JA湖南の組合員になることもできない・・・。筆者と妻の職業は、税務署で尋ねたところ、年金暮らしなので<無職>・・・。しかし、<あなたの職業は何ですか?>と尋ねられて、<はい、無職です>と答えるのは、筆者と妻の生活実態にあわないので、<職業は、自給自足用に、有機栽培・無農薬栽培でコメと野菜を栽培している百姓です>と答えることにしています。

しかし、いろいろな書類には、<農家>・・・?

コメは、JA湖南に出荷できない品種のコシヒカリとはえぬき・・・。野菜は、すべて自家用野菜・・・。いずれも、国の補助金の対象外です。平成29年度は、国による減反政策の最期の年になりますが、減反政策の要請に従うだけでなく、妻の実家の棚田の田を、平成29年度は、筆者69歳、妻61歳で耕作していきますので、年齢相応の田の管理をすることになります。畔を広くしたり、強湿田部分を切り離したり、除草しやすいようにあらたに畔をつくったり・・・、事実上の減反政策を自主的に実施することになります。筆者と妻、年をとればとるほど、田の耕作面積を減らして行きます。最終的には、麦・大豆・菜の花・米の輪作をして、自給自足の百姓暮らしをより豊かにしていきます。

コメの栽培も、量より質を追求・・・。

湖南の村のしくみやJA湖南の運営がどうなっているのか、筆者も妻も寡聞にしてなにもしりません。ただ、それらから排除されているという感じは強くもたされています。排除されながら利用されている・・・?

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東北農業研究センタ-からの情報でコシヒカリの刈入れ適期を判断・・・

2016年09月30日 |  5.農政と減反政策



今朝、東北農業研究センターの<農作物警戒情報サービス>からのメールがありました。

標高550mの湖南高原でのコシヒカリの栽培に関する支援データの提供です。

<****** 収穫適期情報(栽培管理) ******
出穂後の積算気温が930.2℃となります(1週間後)。コンバインや乾燥調製施設の点検、整備を早めに行い、適期刈り取りができるように準備しておきましょう。

東北農業研究センター&岩手県立大学の共同研究プロジェクト>

上の写真は、左上の小さな写真が8月23日のコシヒカリの姿、写真の本体は、9月30日現在のコシヒカリの姿・・・。東北農業研究センターの<農作物警戒情報サービス>の数値を参考にして、妻の実家の棚田のコシヒカリの刈入れ適期を予想しますと、

積算温度  950℃・・・10月8日
積算温度 1000℃・・・10月12日
積算温度 1050℃・・・10月16日

コシヒカリの栽培面積は、1.8反ですが、山側と川側では生育状態が異なりますので、積算温度1050℃で刈入れをすることにしますと、刈入れ適期は10月16日・・・。コシヒカリの田の水を落とすのは、その1週間前の10月10日・・・。刈入れ後は、7~10日間、ボウガケして自然乾燥しますので、その間も、コシヒカリの茎や葉の栄養分が種籾に移動して登熟度が増すことになります。

下の写真、左:会津磐梯山とヒメノモチ、中:会津磐梯山とはえぬき、右:会津磐梯山とコシヒカリ

ただ、今年は雨の日が多いので、晴れた日をねらって刈入れを行います。早稲のヒメノモチは、数日以内に、中生のはえぬきは、ヒメノモチとコシヒカリの刈入れの中間に行う予定・・・。

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JA福島さくらの広報誌に紹介されたコメ・・・

2016年09月12日 |  5.農政と減反政策

昨夜、『さくら』(2016・9号)を読みました。その特集は、

<収穫まであと少し
   お米の豆知識
    管内のお米について知ってみよう>

そこで紹介されているJA福島さくら管内の代表的なコメが5品種紹介されていました。水稲のうるち米は、<コシヒカリ>・<ひとめぼれ>・<チヨニシキ>・<天のつぶ>、もち米の<こがねもち>の5品種・・・!

なぜ、湖南の<あきたこまち>が入っていないのか・・・? JA湖南は、JA福島さくらとは、営業形態が異なっているのかもしれません。素人百姓の筆者と妻、湖南に身をおきながら、<あきたこまち>ではなく、有機栽培・無農薬栽培で<コシヒカリ>を栽培しています。筆者と妻、湖南では、small minority ・・・、郡山全体では、large majority・・・に属しているようです。

それにしても・・・。<なして、あきたこまちが入らねえんだ?>

<湖南のあきたこまちは、秋田県産のあきたこまちより美味えべえ?湖南のあきたこまちの味が分からねえようじゃあ、おめえはもぐりだななあ?湖南のあきたこまちを食ったことがねえんだべえ?一度食ってみろ!美味えから!一度湖南のあきたこまちを食ったら、他の米は食えなくなっから!コシヒカリなんて、ぐちゃぐちゃしてて、不味くて食えたもんじゃねえ!>と、筆者と妻に語りかけて来られる湖南の赤津の農家の方々・・・、あきたこまちが、JA福島さくらの広報誌に名前が出てこないことに、関心はないのでしょうか?JA湖南とJA福島さくらは違うから・・・?

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<里山のつぶ>栽培説明会・・・

2016年09月07日 |  5.農政と減反政策

郡山の買い物から湖南に戻ってきたのは、午後2:30ころ・・・。

筆者、野良着に着替えてすぐ、午後3:00から開催される、<「里山のつぶ」栽培説明会>が行われる、農業委員をされているKoyamaさんの田に向かいました。

左の写真は、そのときのスナップ写真・・・。

緑色のシャツを着ているひとが、今日の説明会の講師の県央農林事務所のSaitoさん・・・。下の笑顔の写真は、<里山のつぶ>を栽培しておられる、農業委員のKoyamaさん・・・。

下の写真3枚は、その<里山のつぶ>の栽培風景です。

説明会のとき、配布された<福島県オリジナル水稲品種・里山のつぶ>に関する資料、ゆっくり検討することにします。

<里山のつぶ>は、あきたこまちと同じ早稲でした。<里山のつぶ>、おかあさんは新潟の<ゆきん子米>、おばあさんは山形の<どまんなか>、おじいさんは新潟<ゆきの精>・・・。<里山のつぶ>、おとうさんは<福島14号>、おじいさんは<はたじるし>・・・。

筆者の報告を聞いた、筆者の妻、<あなた、わたしたちは、新潟のコシヒカリと山形のはえぬきを栽培しましょう。>と話していました。

福島県は、120haの中山間で栽培されているあきたこまちを、<福島県オリジナル水稲品種・里山のつぶ>に移行していくことにしているようですが、湖南も、あきたこまちに替えて<里山のつぶ>が栽培されるようになることでしょう。それでも、妻は、<わたしたちが作っているコメは、自給自足用なのですから、コシヒカリとはえぬきでいいわ>と話していました。

吉田農園の農園主は、筆者の妻ですから、農園主の経営方針には従わないといけません。

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<里山のつぶ>の栽培圃場を見に行く・・・

2016年09月05日 |  5.農政と減反政策

今朝、妻の実家の棚田の田を見に行った帰り、9月7日に、<福島県中農林事務所農業振興普及部>の担当者の方が来られて福島県の新品種の<里のつぶ>の栽培説明会が開催される、小山一栄さんの圃場へでかけました。

<ここらのもんでねえ>筆者、妻の実家のおかあさんにその場所を尋ねてみましたが、<おらあ、わかんねえ!>といいますので、とりあえず、湖南の福良村の中浜まで行って、一番最初にであった村人にその場所を尋ねることにしました。最初にあったのは、Watanabeさんといわれる方・・・。家から軽トラを出して出かけられる最中でした。そのWatanabeさん、こころよく教えてくださったので、出かけたのですが、途中、道が2つに分かれていましたので、とりあえず、左の道を走っていましたが、あきたこまちと違う圃場を見つけることができず、もう一つの道を走るためにUターンする場所を探していましたら、後ろから、Watanabeさんの軽トラが・・・。そして、筆者に語りかけて来られました。<どこか、わからねえんだろう? ついて来な、教えてやっから!>と言われるので、筆者、Watanabeさんの軽トラのあとについていって、<里山のつぶ>が栽培されている小山一栄さんの田んぼに連れて行ってもらいました。

そして、<里山のつぶ>の栽培について、いろいろ教えていただきました。

Watanabeさん、<7日の説明会に来るんだろう?>と言われますので、筆者、<チラシの発行者は、JA湖南になっていました。わたしは、JA湖南の組合員にしてもらえなかったし、組合員でないという理由で、種籾も売ってもらえなかったし、それでも出ていいんですか?>と尋ねますと、Watanabeさん、<農協は関係ねえ!県が来てやんだ!出たらええ!>と言われましたので、筆者、9月7日の説明会に出席することを約束して帰って来ました。

同じ湖南でも、赤津村の農家と、福良村の農家では、かなり性格が異なるようです。どうして、そんなに違いがあるのか・・・、帰って妻に尋ねますと、妻は、<軽トラで農道を走っていて分からないの?赤津より福良の農家の方が、大きいでしょう?田んぼも広いし・・・。だから、経済的には、福良村の農家の方が赤津村の農家より楽なのよ。経済的ゆとりがあるから、こころや人間関係にもゆとりがあるの・・・>と話していました。

今日見た<里山のつぶ>・・・、背丈は、周辺のあきたこまちより10cmほど高く、穂の長さも数cmほど長く、妻の実家の棚田のはえぬきと同じ感じ。早生・中生・晩生のいずれかに振り分ければ、はえぬきと同じ中生・・・。湖南の赤津村の農家の方々は、<福島30号は、晩稲だからここらでは栽培することはねえ!>と話しておられましたが、福島県の<里山のつぶ>、山形県の<はえぬき>を凌駕することができる品種なのかどうか、筆者、興味津々です。

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福島県オリジナル品種<里山のつぶ>・・・

2016年09月05日 |  5.農政と減反政策

今日、<「里山のつぶ」栽培説明会>のチラシが入っていました。

<「里山のつぶ」栽培説明会を開催します!
福島県オリジナル品種「里山のつぶ」を湖南町で栽培しております。
この機に一度ご覧になってみませんか!?

日時:9月7日(水)午後3時より
場所:小山一栄氏圃場・・・>

筆者、福島県が開発していた水稲の新品種<水稲福島30号>に<里山のつぶ>という名前が付けられたのだと思って、インターネットで、<里山のつぶ>を検索してみました。

中山間地向けの<良質>・<良食味>水稲とうたわれていた<福島30号>がどのように評価されているのか、いくつかの記事を読んでみました。

福島県が、今年1月に、農林水産省に品種登録を出願したコメ<里山の粒>、福島県知事は、<福島県産のOnly One Brandとして普及を進めたい>と話しておられるそうです。ということは、<里山のつぶ>、山形県の<はえぬき>や<つや姫>が、山形県のOnly One Brand として開発されたときのように、<里山のつぶ>の種籾も門外不出にされるということでしょうか・・・? 農業者向けの米として開発されたようですから、筆者のような素人百姓には、まず種籾は提供されないでしょう。

<里山の粒>は、福島県のoriginal品種<天のつぶ>が、標高300mを超える中山間地域では気温や日照時間が不足して収穫量が減少するため、山形県のoriginal品種<はえぬき>の中山間地版として開発された<どまんなか>と同じ、中山間地域向けの品種であるようです。<粒が大きく、歯ごたえや適度な粘りがある、大釜で炊く業務用の米>として開発されたようです。冷害や病気に強く、あきたこまちより多く収穫量が見込めることから、福島県は、福島県内の高冷地など約1200haで栽培する<あきたこまち>を<里山のつぶ>に作付転換するよう指導する計画だそうです。

湖南の赤津村の農家の方々は、<ここらでは、素人にはコメはつくれねえ!あきたこまちはプロの農家にしか作れねえ!>と言われるのですが、その<あきたこまち>が、福島県が開発した<里山のつぶ>のために生産中止になる可能性が出てきました。

湖南の赤津村の農家の方々が、<あきたこまち>から<里山のつぶ>へ栽培品種を切り替えたあと、筆者、有機栽培・無農薬栽培で、秋田県産の<あきたこまち>と同等の品質・食味の<あきたこまち>を栽培してもいいかな・・・、と考えはじめました。そのときは、湖南の赤津村の農家の方々から、<おめえ、バカでねえのけ?ここらでは、もうあきたこまちを作ってる農家は、1軒もねえべえ!>と馬鹿にされるときでしょうが・・・。

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志操は高く、姿勢は低く・・・

2016年08月19日 |  5.農政と減反政策

筆者の座右の銘のひとつに、元立命館大学総長末川博の言葉があります。

それが、<志操は高く、姿勢は低く>・・・。

この言葉、いろいろバリエーションがあるようですし、いろいろなひとが自分の哲学・思想を反映して言い換えているようですが、筆者は、若かりし日に読んだ末川博の著作に書かれていたこのことばが一番しっくりします。

福島の、郡山の、湖南の、これからの農業をイメージしながら、湖南の農家の中で最も小さな農家と、ほかの農家からバカにされる、妻の実家のおとうさんが残してくれた田畑4.6反、山林8反で、自給自足用に、有機栽培・無農薬栽培で米と野菜を栽培する筆者と妻は、文字通り、<志操は高く、姿勢は低く>の実践例・・・。

それに、筆者は、子供の頃から見につけた勉強好きな性格・・・、68歳になっても、衰えることはなく、どんな社会・環境に置かれても、その社会・環境に埋没することなく、それを客体として研究対象にして、その現象の背後にある真実を把握しようとする傾向、これからも強化されることはあっても、失ってしまうことはないでしょう。

妻のふるさと・湖南は、筆者が天に召されるまで、筆者の研究対象であり続けます。湖南に埋没することなく、湖南から自由になって、湖南のために、湖南の歴史・伝承・民俗・自然・気象・農業、農政と農業組合論などを研究し続けます。

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井戸の中の蛙大海を知らず、されど天を知る・・・

2016年08月19日 |  5.農政と減反政策

<井戸の中の蛙、大海を知らず。されど、天を知る!>

この言葉を最初、耳にしたのは、日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき、当時、部落解放同盟新南陽支部の書記長をされていた方から教えられた言葉です。

水道工事に従事していたとき、作業をしながら聞いていたラジオから、永六輔さんの語る言葉が聞こえてきたそうです。それが、<井戸の中の蛙、大海を知らず>ということわざ・・・。永六輔さんは、そのことわざは、<井戸の中の蛙、大海を知らず>で終わらず、<天を知る>に続くと・・・。

部落解放同盟新南陽支部の書記長をされていた方は、<被差別部落に身を置くことは、井戸の中の蛙に例えられるけれども、私は、天を仰ぐことはできる!そう思って、被差別部落から出ていかないで、反差別の運動を続けることにした・・・>と話しておられました。

2013年4月1日、山口の小さな教会の牧師を辞して、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農しましたが、湖南も、日本全国の農村的地域社会と同じく、閉鎖的・排他的で、<よそもの>を受け入れることはできない・・・。なにかにつけて嫌がらせをして、湖南から追い出そうとして、余念がない・・・。湖南が過疎化されることは、自分の農地が増えることでいいことだとのたまわれる。出ていかなければ、追い出してその農地を手に入れるまでだと。

田舎に移り住んだものを、<井戸の中の蛙、大海を知らず>の状態に陥れる農村的地域社会、その中で棲息し続けることは困難極まりないのですが、その閉鎖性・窒息性を脱出・克服するには、<大海を知らずとも天を知る>こと・・・。

わずか0.46haの田畑を耕作する素人百姓の筆者と妻でしかありませんが、30haの<中規模農家>、60haの<大規模農家>の水田経営の管理手法と問題点と改善の方向性について、視野を開くことは、<井戸の中の蛙、大海を知らず>状態から、<天を知る!>段階へ営農精神を飛躍させることになります。湖南の農村的地域社会で展開されている農家の閉鎖性・排他性は、<「拡大型」中山間地域における水田農業>の推進政策と無関係ではなさそうです。農業の近代化に動員されているのが、カビが生えたような古い封建的人民支配の手法・・・?

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今日、水田農業対策実施水田表示票の回収に・・・

2016年08月05日 |  5.農政と減反政策

今日の午後、<平成28年度経営所得安定策に基づく現地確認>の<水田農業対策実施水田表示票>の回収に来られました。

1台のくるまに4人が乗っていましたが、棚田の、農道側に立てた、3枚の黄色の<水田農業対策実施水田表示票>を持って行かれただけで、くるまから下りて<現地確認>されることはありませんでした。くるまの中から、確認されたのでしょうか・・・?

妻の実家の棚田の3枚の田・・・。

田畑転換した畑の部分も、ブルトラで畔を壊して、土を均せば、すぐ水田に戻ります。田畑転換というのは、田を畑に、畑を田に、相互に変換できる状態のことで、<地目変更>とは異なります。育苗用ハウスを切り離せば、その他の田は、田畑転換した畑も、温水田も、ビオトープもすべて水田に戻ります。

今日、棚田にやってきた農林水産省のお役人の方の話しでは、減反政策は、国が関与しなくなったけれど、行政と農業団体が減反政策を継続することになっているとか・・・。

筆者の妻、<あなた、田んぼも畑も、ちいさく区切って、いろいろなものを栽培してみない?>と話していましたが、現在、田は2.4反、温水田0.5反、畑1.7反ですから、田は2.4÷0.6反(120坪)=4、畑は、1.7反÷0.05反(1枚15坪)=34に分割すれば、コメは4品種、野菜は34品種の栽培が、区画単位で栽培可能に・・・!

コメは、畔を作らなければならないので、4品種程度・・・。現在、コシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを栽培していますので、あと1品種、毎年いろいろな品種を栽培してみたい・・・。あきたこまちもひとめぼれも、ほんとうはとても美味しい米なのでしょうから・・・。有機栽培・無農薬栽培で栽培してその本当の味をあじわってみたい!

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