なかなか苦しい時代です

さて、本日もちょっと毛色の違った話を。
(て言うかモンコレのネタがないんだよw)

で、ネットを回っていたらTCGの現状について
書いてあるサイトがあって、
なかなか驚きであった。
私はモンコレが休止していた頃、
私生活も忙しかったので、
TCGからかなり離れていました。
モンコレが復活して、
多少TCGの世界に戻ってきたとは言っても、
モンコレすら十分にやれて無いので、
TCGの現状にはなかなか疎いのが本音。

そんな私にとって、MtGはking of TCGでしたが、
今のMtGはかなり厳しい状況のようですね。
国内のMtGの売り上げは現在年間6億円ほどだそうです。
全盛期は60億は稼いでいましたから、
ここ数年で1/10に激減した訳です。
通りで最近MtGしている人をほとんど見ないはずです。
現在続けている人はどちらかと言えば
ヘビーユーザーでしょうから、カジュアルはかなり減ったはず。
売り上げが1/10なら、
プレイヤーは1/20ぐらいまで減ってるはず。

この流れは日本だけかと言ったらそんなことなく、
現在アメリカのTCG市場は年100億円程度だそうですが、
その内50億がポケモン、25億が遊戯王だそうです。
ポケモン・遊戯王すげー、は置いておいてｗ
では残りはMtGかといったらそんなことはなくて、
MtGのアメリカでの年間の売り上げは10億程度だそうです。
人口等を考慮すればアメリカ国内も
日本と大差ない状況でしょう。
流石にこの現状ではking of TCGと呼ぶには
おこがましすぎます。

て言うか、私が参考にしたブログの試算では、
＞「全世界での Magic の総出荷額が、
＞　実質的に日本のみで発売されている
＞　デュエル・マスターズの半分程度しかない」
とのことです。
ちなみデュエル・マスターズはMtGと同じ会社が出してるそうで、
現在のMtGの屋台骨を支えているのは
デュエル・マスターズの売り上げに違いないとのことです。
と言うのも基本的に広告や宣伝費に費やせる予算は、
売り上げの3～5％と言うのが常識的なラインらしく、
現在のMtGの売り上げから試算すると、
MtGプロツアーを1,2回開けば予算が無くなる程度で、
年間これだけ多くのプロツアーを開こうと思ったら、
間違いなくデュエル・マスターズの売り上げから来てるだろうと。

最初に書いたように、
私は現在のTCGの状況はほとんどわかりません。
MtGが実際どんな状況なのか
肌で感じている訳ではないですが
もし私が参考にしたブログの情報が本当なら、
同じ会社とはいっても、他のTCGの売り上げで
販売を維持するなんておかしな状況が
続く訳がありません。
あのMtGが終了・規模縮小の可能性が近々あるのか。

アメリカのTCGはポケモン・遊戯王
日本のTCGは遊戯王・デュエル・マスターズが支配しています。
もちろん、ヴァイスシュヴァルツやＬｙｃｅｅと言った、
新興TCGもありますが、TCG全体は縮小しており、
また、どちらかと言えば大人向けと言うより、
子供向け・オタク向けが力を持っている現状。
つまり、ベーゴマやリカちゃん人形などの子供の遊技であり、
カタンやモノポリーと言った大人向けボードゲームの地位すら
獲得が難しいのかも知れません。

D0が賞金制を廃止し、
カジュアルプレイヤーに歩み寄ったのも時代の流れでしょうが
正直言って、今更カジュアルに歩み寄っても
そっぽ向いたカジュアルがどこまで戻ってくるか
今更手遅れでは、と言う意見もよく聞きます。

モンコレはご存じのように元からカジュアルプレイヤー向け、
しかし、子供向けやオタク向けとしてはイマイチ。
TCG発展時期ならいざ知らず、
この低迷時期に昔と同じ方法では
先細りは火を見るより明らか。
オフィシャルはのこ現状をどう思ってるんですかね?
アニメ化や漫画化によって子供にアピールするとか、
今以上に萌え路線を突き進むのか、
何かと版権結んでキャラゲー化するか。

4年でレギュレーション落ちを行うと言ってましたが、
果たして4年後、モンコレがTCGからレギュレーション落ちしないことをｗ