英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

北京五輪のベストゲーム

2008-11-10 19:51:34 | スポーツ
 “今更感”が強く漂いそうですが、北京五輪です。
 私はスポーツ中継が好きで、ほとんどの中継を観ます。だから、オリンピックになると大変です。陸上競技、水泳、ボールゲームの決勝種目は編集録画保存しますし、角頭桂…ではなく、格闘系(柔道やレスリングなど)や体操なども観ます。多分、ほとんどの競技を観ます。録画しただけで、まだ観ていないのもあります。録画機を使うのではなく、完全に録画機に使われている状態です。

 さて、誰にも頼まれていませんが発表します。と、その前に、『私が勝手に決めたアテネ五輪ベストゲーム』は、女子バレーボール決勝、中国×ロシアでした。
 お待たせしました。『私が選ぶ北京五輪のベストゲーム』は………

 卓球女子シングルス準々決勝 張怡寧(中国)×ティアンウェイ・フォン(シンガポール)戦です。
 張怡寧選手は、世界ランク1位(ここ5年間維持、1ヶ月だけ2位)、アテネ五輪の金メダリストで優勝候補の筆頭です。4回戦で福原愛選手を4-1で降しています。26歳(北京五輪時)。
 フォン選手は中国出身で、世界ランク9位、21歳(北京五輪時)。
 今年の両者の対戦は1勝1敗。

 第1ゲームは、張怡寧が出だし3点連取するが、フォンが逆に4点連取する。しかし、その後、張怡寧が4点連取して7-4とリードする。張怡寧ペースかと思われたが、フォンが得意のフォアハンドドライブを叩き込み流れを止める。そして、ラリーから、バッグにフォアを織り交ぜてポイント。さらに、強打を張怡寧の身体の正面に打ち込み、7-7に追いつく。
 そしてさらに、回り込んでフォアの強打を決め、ついに逆転、8-7。しかし、張怡寧もラリーのリズムを変えて、フォアハンドを決め8-8と譲らない。
 ここで、張怡寧がサーブをバックハンドに変え、フォンのミスを誘う。続いてのサーブもバックハンド。この時のプレーがスローで再生されたが、そのときのサーブ、ネットの上ギリギリを通り、ネットを越えた途端、くるりと内側にカーブした。玉一つ分曲がったので、ネットに触れたせいかと思ったが、玉の回転による変化だ。すごい回転。これをフォンがカットで返したが(よく返せるものだ)、さすがに浮いてしまった。すかさず決めに行った張怡寧、しかし、力が入ったのかオーバー。9-9。
 フォンも力が入ったのか、次の3球攻撃をミス。9-10とゲームポイントを握られる。しかし、次のバックのラリーを制して10-10のデュース。
 ここで、張怡寧がバックハンドの強烈なバックハンドスマッシュ!速い!11-10。しかし、バックハンドのラリーの中、コースをフォアに切り替え、抜く。譲らない。11-11。
 張怡寧のバックにフォンがフォアで打ち抜こうとするが失敗。張怡寧が微妙に短く返したらしい。12-11と三度張怡寧がゲームポイントを握る。
 ラリーの中、フォンが決めに行ったフォアの強打を張怡寧がバックで合わせ、それをもう一度強打で返そうとしたフォンが空振り。13-11で張怡寧がこのゲームを取った。張怡寧が返した玉はナックルボールのように変化したように見えた。
 ちょっと苦労した張怡寧だが、まあ、勝利は堅いだろうと見ていた。
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