森の絵本カーニバル2009

“豊かな自然につつまれて、絵本をたのしみ、絵本で愛をつなぐ”
この催しは子どもゆめ基金助成金による活動です。

生涯現役夢追いサミットで

2013年01月06日 | 2013
   2013年・明けましておめでとうございます。

   久々の更新です。
   下記イベントに参加します。(只今準備中!)

   ★生涯現役・夢追いサミット 
     日 時:2013年2月13日(土)13:00~18:00
     場 所:北九州国際会議場
     主 催:生涯現役夢追いサミット実行委員会
     後 援:北九州市・北九州市社会福祉協議会・夢追い塾同窓会
     参加費:1000円

おすすめ本-11

2009年11月11日 | 2009
   61人のおすすめ本
   柏木 修(北九州市教育委員会教育長)
    書名:孔子・孟子 著者編集:貝塚茂樹
     私が高校生の頃、小さな町工場を経営していた親父が中央公論社の
     「世界の名著」を購入しようと言い出した。
     そして、最初の頃に配本されたのが貝塚茂樹編集のこの本であった。
     その後、大学進学や就職、結婚など都合、6回引越しをしたけれど何故
     か、その都度、手元に持っていったのがこの一冊である。
     今まで時々、古いこの本を開けて読んでいる。
     市役所に入職して、人事課の時に善行表彰の記念に贈るアルバムに当時
     の市長が一言、揮毫することとなっていた。
     係長から何かいい言葉はないかと聞かれ、「古いなあ」といわれたが、
     論語の「徳は孤ならず、必ず隣あり」(人格者は、相手にされず、独りぼっちの存在ではない。
     必ず、その人格を敬慕する多くの人がいるのだ。)
     ではどうでしょうと答えた思い出がある。

   本原 和子(北九州市立高槻市民センター 館長)
     書名:手ぶくろを買いに 作:新美南吉 絵:黒井 健
      この「手ぶくろを買いに」は、私が大切にしたい絵本の一つです。
      二十年近い昔に、幼かった娘と一緒に見た記憶が蘇ってきます。
      きつねの親子の情愛、子を思う母親の無償の愛が黒井健の情感豊かな
      絵で表現され、娘が「かわいいね」「やさしね」を連発していたのを思いだします。
      私は、この絵本の中で作者新美南吉は「人間も狐も“共に生きる存在”として
      心を通わせることが大切だよ」と言っているのではないかと思っています。
      そして、黒井健の絵が見事にそれを表わしているのではないでしょうか。
      人と人とのつながりの希薄さ、親子関係の崩壊などが気になる昨今ですが、
      そんな時ふとこの絵本を取りたくなるのです。

   末吉 興一(前北九州市長)
    書名:三国志 著者:吉川英治
     戦前戦中の物資の乏しい幼年期でしたので「絵本」には全く恵まれず、
     専ら街頭の紙芝居が絵本代わりでした。 生涯記憶に残った絵本には恵まれませんでしたネ。
     少年時代に反復読んだのは、吉川英治著の「三国志」机に向かって勉強をする振りを
     して何百回読んだことか。
     特に劉備玄徳の軍師「孔明」の智略、外交、公平な規律保持、主君に対する忠誠心で
     「蜀の国」を築き上げたことに感動を覚えました。
     私の生き方に多くの影響を与えたかも。

   石渡 弘子
    書名:かわいそうなぞう 文:つちや ゆきお 絵:たけべ もといちろう
     私は当時、親の袖の下にある年齢であり、早めに疎開をしていたこともあって、
     戦争体験をしていません。 
     例え自身に語るほどの体験談は持たなくても、戦争を知るものとして作品を朗読して
     戦争がもたらした残酷さ、悲劇を伝えていこう、そして、一人残らず平和の大切さ、
     生命の重さ尊さ認識、自覚してもらい、「何があっても二度と戦争はしてはならない!」
     と継承していかなければならない年代にある者だと自負しております。
     重い責任と義務を痛切に感じ、事実に基づいたこの本が最適だとタイムリーに読み続けています。


 

おすすめ本-11

2009年11月09日 | 2009
   61人のおすすめ本
   入江 桂子(会社員)
    書名:とんことり 著者:筒井 頼子
     転勤族の家に育った私は引っ越しが好きではありませんでした。
     大人になってこの絵本にであったのですが、ぜひ引っ越しをされる
     前にお子さんに、お父さんお母さんが読み 聞かせをしてあげて欲しい1冊です。

   武智充(たけちあたる)(エアーステーションヒビキ)
    書名:ピノキオ 著者:Carlo Collodi
     うそついたら鼻が伸びてしまうピノキオ。
     本当の人間になる為に、様々な現実と向かいあいながら、人として
     大切なものを学んで行く姿が、子供の私に「生きるってこういうことなんだ」と、
     怖いけどワクワクするという不思議な感覚にさせてくれたのを憶えています。
     是非多くの方々に読んで頂きたい一冊です。

   府後(どうぶつ島)
    書名:かいじゅうたちのいるところ 著者:モーリス・センダック 訳:じんぐうてるお
     保育士8年目の娘が大学時代の保育実習での出来事。
     この本を子どもたちに読んでいる時、かいじゅうたちが躍っている字のない場面
     6ページで、突然小さい頃の記憶がよみがえり、ここで音楽が流れていたのを思い出したそうです。
     子どもはそれぞれの楽しみ方で絵本の世界に浸っていると思い知らされた事でした。
     ただ読んであげること。大人の余計な注釈や解釈を付け加えない。
     子どものイメージ力を信じる。大人のできることはこれだけです。

   大石 成明(団体職員)
    書名:かたあしだちょうのエルフ 著者:おのきがく
     夏休み、小学生の孫が帰省しました。
     荷物の中に2冊の本が入っていました。読書感想文を書くための本です。
     それを見て思い出したのが私の娘。孫娘の母の6歳の頃のことです。
     その頃、市主催の『読書コンクール』があり、親子で選んだのが
     「かたあしだちょうのエルフ」でした。
     シンプルでダイナミックな絵。
     優しさ、強さ、そして責任感などが飾ることのない文章で書かれた素晴らしい本です。
     娘はこの本を自分なりの感性で理解し、内にある感情を自分なりに表現しつつ
     少しの成長が感じられました。本の持つ「力」を見せられた思いでした。
     小学生低学年のお子様にオススメの一冊です。

   末益 友昭(こじか幼稚園 園長)
    書名:かたあしだちょうのエルフ 著者:おのき がく
     この絵本は、幼稚園の誕生会で全園児の前で、先生がセロハン紙を使って、
     ライトを照らして、影絵を見せながら読み聞かせました。
     その時、子ども達がその話に感動し、釘付けになりました。
     それから、子ども達の心にエルフの存在がしっかりと刻まれました。
     自然界のきびしさと食物連鎖の関係を解りやすく説いた絵本としてすばらしいと思います。
     この絵本との出会いから、子ども達は“エルフ”“エルフ”と言うようになりました。




おすすめ本-10

2009年11月08日 | 2009
   61人のおすすめ本
    児森 彩弥香(北九州市立富野中学校1年)
    書名:しずくのぼうけん 著者:マリア・テルサコフスカ
     この絵本は、私が小学校一年生のとき、初めての読書感想文を書くために、
     お父さんが買ってきてくれたものです。
     バケツからとび出したしずくが、いろんなところを旅する話ですが、絵がすごく
     かわいくて、とても印象に残っています。

    桂木 瑛理福岡教育大学附属小倉中学校2年)
     書名:「バムとケロ」シリーズ 著者:島田 ゆか
      私は小3の時にこの絵本を見ました。
      この「バムとケロ」シリーズの魅力は絵の細かさです。
      隅々までよく見ると色々なしかけがあり、15分ぐらいでは読み終わりません。
      今でも楽しめるくらいの、私の大好きな絵本です。

    浜崎 園花北九州市立大里南小学校6年)
     書名:100万回生きたねこ 著者:佐野 洋子
      主人公のとらねこは、何度も死んだけど何かを大切に思う気持ちが
      わからずにいたので、神様が何度も人生をあたえました。
      そして、のらねこになって出会った白いねこをとても大切に思う事が
      出来たので、もう生きかえる事はありませんでした。
      私のまわりの大切な物を、改めてかんじさせてもらった一冊です。

   工藤 うらら(北九州市立西門司小学校6年)
    書名:スパイダーウイックの謎 著者:ホリー・ブラク
     この本は、主人公の姉弟が家の中にかくされた、たくさんの秘密を解いていく話です。
     命令ばかりする姉に腹を立てた弟が、けんかをしてしまうのです。
     でもそこが本をひきつけるのです。
     そうして始まった物語。どんどん話がリアルになり、想像豊かな本です。
     そして、姉弟は謎を解けたのか。そこがおもしろい所です。
     一度読んでおもしろかったので、ぜひ読んでみて下さい。

   入江 真一(黒崎よさこい祭り実行委員長)
    書名:しあわせなモミの木 著者:シャーロット・ゾロトウ
     外見や地位で人を判断してはいけないということを、この絵本は教えてくれていると思います。
     子供にも大人にも読んで、自分の生きる糧にしてもらいたいです。



おすすめ本-9

2009年11月07日 | 2009
   61人のおすすめ本
   相良 忠典(株・バンケットクリエイター代表取締役)
    書名:うさぎとかめ 著者:イソップ
     幼い頃読んだ「ウサギとカメ」
     ウサギが油断して昼寝している間に、ひたすら歩んだカメに負けてしまいました。
     カメは、山の頂上という目標をもって黙々と歩み勝ちました。
     人生も正しい目標をもって、コツコツと一歩一歩歩み続けたいものです。
     カメさんに負けないように。

   金澤 春花北九州市立大学2年)
    書名:しろいうさぎとくろいうさぎ 著者:ガース・ウィリアムズ
     これは、森に暮らす可愛いウサギのカップルのお話です。
     ここには、大切な人を想う気持ちがいろいろな形で描かれています。
     今の幸せがずっと続くだろうかと不安に思う気持ち。
     そして、元気のない相手を気遣い、なんとか元気付けようとする気持ち。
     幼いながらも、そんな二羽の想いに感動し、何度も読んだ記憶があります。
     誰かを愛し思いやるということをこの本から教わりました。

   佐々木 なお(下関市立大学2年)
    書名:ねずみくんのチョッキ 著者:なかえ よしを
     私が読んだ絵本の中でも、これが一番印象に残っています。
     初めて読んだのは小学生の頃で、ねずみくんがお母さんに作ってもらっ
     たチョッキを動物たちが「いいチョッキだね」「ちょっときせてよ」と
     次々に着ていき、チョッキがどんどんのびていくという話です。
     同じようなやりとりがリズミカルに繰り返されて、どこか人間味溢れる
     動物たちとのやさしい世界観が印象的で、絵本を読まない今でも忘れられない作品です。

   和田 佳純(福岡県立小倉高等学校2年)
    書名:おおきな木 著者:シェル・シルヴァスタイン
     これは、私が小さな頃からよく読んでいる絵本です。 
     昔はよく母が読み聞かせをしてくれていました。
     私はこの絵本に出てくる優しい木が大好きです。たろうのために自身を犠牲にします。
     それでも木は優しいのです。
     自分の大切なもののために、自分を犠牲にするというのは、なかなかできることではありません。
     私もこの木のように、大切なもののために一生懸命になれるような人になりたいです。

   佐々木 大樹(福岡県立門司学園高等学校2年)
    書名:はじめてのおつかい 著者:筒井 頼子
     小さい頃に読んでいた本です。
     誰にでも体験する事で自分のはじめてのおつかいもこのようなものだったのかなと
     思い出して読んでほしいです。



ちょっと一休み

2009年11月05日 | 2009
   「61人のおすすめ本」。如何でしょうか。
   ブログを作成しながら実行委員Nも改めて楽しんでおります。

   さて、ちょっと休憩しましょう。
   
   ちいさな てしごとはじめ
   森の絵本カーニバル2009で「絵本のおへや」を企画・展示して
   くださいました「いわぶち しおん」さんが本を自費出版されました。

   絵本カーニバルの会場で見守りをしながら、コツコツと校正を
   なさっていましたが・・・完成されました。
   さっそく、「どうぶつ島」さんへ出かけて入手してきました。

          

   表紙です。
   手触りの良いやさしい紙質で、やわらかな陽射しの温もりを
   感じます。


          

   最初のページです。
   絵もとっても楽しい!

   最後のページには
   幼稚園から帰った子どもさんが、初めて針仕事をしたときの様子が
   書かれています。
   なぜ、この絵本を作ったか・・・も書かれています。

   ぜひ、手にとっておたのしみ下さい。



   

おすすめ本-8

2009年11月04日 | 2009
   61人のおすすめ本
   ・加藤 賢次(北九州市教育委員会生涯学習課)
    書名:されど われらが 日々 著者:柴田 翔
     私の思い出の一冊と言えば、現在、本市の自分史文学賞の審査員である
     作家・柴田翔氏の「されど われらが 日々―」である。
     もう30年以上も前になるだろうか、高校3年生の頃、この本に出会った。
     描かれた人たちの姿や生き様に、自由さや懸命さ、そして「おとなの世界」を感じ、
     心が高鳴ったのを覚えている。
     私に「大学生、そしておとなになること」の意味と実感を教えてくれた
     のもこの作品である。
     それ以来、自分の子どもには「翔」を使いたいと思い続け、実際、
     長男を「翔太」と名付けた。
     まさに、私には一生忘れることのできない、一冊なのである。

   ・徳間 博郎(北九州市教育委員会生涯学習課 図書館建設担当係長)
     書名:四つの署名 著者:アーサー・コナン・ドイル
       私の本との本格的な出会いは、小学生の頃に読んだコナン・ドイルの「四つの署名」
      (シャーロック・ホームズシリーズ)に遡ります。
      誰もが知っているこのシリーズは、謎解きや推理などが多く、子どもでも本の世界
      に入りやすい内容となっています。
      おかげで、私は本を読み進めることの楽しさを知ることができました。
      また、コナン・ドイルが好きになり、彼が著した他の書籍についても学校図書館で
      借りたり書店で購入したりしましたが、大人になってからも、気に入った作家に出会うと、
      同様に、その方の他の作品を読むことが多いです。
      私の子どもたちは、まだ図鑑や絵本に夢中ですが、もう少し大きくなったら、
      是非勧めてみたいと考えています。

   ・加来典晴(かく みちはる)(㈱加来文機社長・もったいない総研所長)
     書名:宮本武蔵 著者:吉川英治
      父の影響がありました。
      武蔵の成長と、冷静沈着な戦略に魅了されました。

   ・池畑 有佳(中学2年)
     書名:あらしのよるに 作:きむら ゆういち 絵:あべ 弘士
      オオカミとやぎは仲が悪いのに、この2匹はとても仲がよくて、また、
      オオカミが命をはってやぎを守ったことがとても感動しました。
      こんなことが世界でたくさんあると戦争はなくなるんじゃないかと思いました。

   ・池尻 和佳子(RKB毎日放送)
     書名:いのちをいただく 著者:内田 美智子
      「いのちをいただく」を読むと、食卓に向かう気持ちが変わると思います。
      ご家族で読んでほしい作品です。     



 

おすすめ本-7

2009年11月04日 | 2009
   61人のおすすめ本
    原賀 いずみ(北九州インタープリテーション研究会)
     書名:いとうづの森のなかまたち~カバのカバオとシロガシラトビのものがたり 
     著者:はらが いずみ
      この本は到津遊園で40年間生きていたカバのカバオの物語です。
      到津遊園の閉園発表後、動物園の存続は決まりましたが、
      カバオは、到津の森を去る動物リストに! 高齢のカバオが、新しい
      到津の森公園に残れるよう願いをこめ、絵と文をかき、自費出版した
      のがこの絵本です。
 
      到津遊園の獣医で園長だった父から聞きいた、檻を飛び出して大空を
      飛んだシロガシラトビやカバオのエピソードを物語りに紡ぎました。
      「ぼくの体はアフリカの大地のかたちなんだね。」と、つぶやくカバオ!
      動物園で生きる動物たちは、地球の不思議をつたえてくれる「なかま」たちなのです。

    中村 真理子(認知症草の根ネットワーク)
     書名:いやいやえん 著者:中川 季枝子 絵:大村 百合子
      小学校に入った年のクリスマスにプレゼントされた本です。
      「日本の今」を舞台にした童話に初めて出会って、とても驚きました。
      本を通して主人公と一緒に不思議な空間を行き来する体験をしました。
      後に親になって、子どもが大好きな「ぐりとぐら」シリーズの作家さんの
      初期の作品だと知り嬉しくなりました。

   大橋 直子(北九州市おもちゃライブラリー)
    書名:さかさま 著者:安野 光雅
     書籍のほとんどが兄のおさがりだったなか、自分の為に買ってもらった
     数少ない絵本で、印象に深く残っているものの一つです。
     トランプの世界とだまし絵の不思議な魅力に引き込まれ、細かく描かれ
     た絵を立体的に想像して楽しんでいました。また、自分以外の全ての人
     もそれぞれ主観を持っていて、それを尊重する大事さに気付かされました。

   安永 晴美
    書名:おふろでちゃぷちゃぷ 文:松谷 みよ子 絵:いわさき ちひろ
     絵本を選ぶ時には、子ども達が楽しめるものを・・・といつも考えていました。
     遊びの中から物事を認識し、想像力が育っていきます。
     この本は、子ども達が楽しくお風呂に入るキッカケを育ててくれました。
     入浴前に毎日読んでいましたが、まわらぬ舌で“いいとこ、いいとこ・・・”
     と言って服をぬいでいた姿が思い出されます。“あたまあらってきゅーぴーさん”
     と洗髪も楽しんでいました。今でもこの本は子ども達と私のお気に入りです。

   北橋 健治(北九州市長)
    書名:北風と太陽 イソップ寓話
     純真な子どもたちが朱にそまらず、世の中への航海にうまく
     こぎだせるよう、わかりやすく世の中の風向きを教えてあげる
     ことは、成長につれてきっと有益になるでしょう。
     親子で一緒に読むことをおすすめします。
      
   


おすすめ本-6

2009年11月03日 | 2009
   61人のおすすめ本
   ・石田洋子(飲食店店主)
     書名:おおきなテーブルおゆずりします 作:村山桂子 絵:川村みづえ
      大きなテーブルは私のあこがれでした。
      現代や私自身が失ってしまった大切なもの。
      大きなテーブルを囲むたくさんの笑顔。
      そしてなにげない日常。
      私が子どもだった昔に、普通にあった世界がこの本にはあふれています。
      この本は息子にではなく、私のために買われいつも私のそばにありました。
      もう素朴で頑丈な大きなテーブルは望めそうにないけれど、この本があれば
      いいかなと思う大切な一冊です。
      一人でも多くの子どもが、大きなテーブルがほしいと思う大人になってくれるといいな。

   ・大西 佑(ゆうわ~るど画家 創造ひろば大きくなる樹代表)
     書名:もじゃもじゃ 著者:せな けいこ
      もう座ることしか出来ない、おばあちゃんが、もじゃもじゃの女の子の絵本を持つと 
      1歳のみいちゃん(女の子)がおばあちゃんのベッドに駆け寄ります。
      もじゃもじゃの女の子は、髪を整えてリボンをつけます。
      みいちゃんは、何度でもぱあ~っと、お日様のような笑顔になります。

   ・岩田 千鶴子(フリーライター)
     書名:ノンちゃん雲にのる 著者:石井 桃子
      小学校3年生の時、担任の先生が毎朝少しずつ音読してくれた本です。
      面白くて夢中になり、次の日が待ち切れませんでした。

   ・花井 直弥(市職員)
     書名:せいめいのれきし 作・絵バージニア・リー・バートン
      地球の誕生から生命の進化までの壮大な歴史を、一つの舞台になぞら
      えて展開していきます。 時に天文学者が、時に歴史家が、ナレータ
      ーを務めながら、時間は進行していきます。
      絵も、けして派手なものではありませんが、場面ごとにでてくる生物
      たちはいきいきと描かれ、読者に対してこの星の環境が絶えず変化
      し、主役が絶えず入れ替わってきたことを教えてくれます。
      そして、ダイナミックな時間の流れの末に行き着いた最後のページ
      で、作者は訴えかけます。「主人公は、あなたがたです。」
      「いますぎていく一秒一秒が、はてしない時のくさりの、新しい輪です。」
      幼い子どもには、難しいかもしれません。
      大人には、新しい発見があるかもしれません。
      ぜひ親子で読んでほしい一冊です。

   ・加藤 久美子(北九州インタープリテーション研究会)
     書名:里山のいきもの図鑑 著者:今森 光彦
      図鑑を持って里山へいこう” と、書かれている通り里山で出会える
      「昆虫類・くも類・ほ乳類・植物」が写真と今森さんのやさしさの表
      れている説明文で、今すぐ里山に出かけたくなる本です。
      ぜひ親子でいっしょに本を持ってあなたの近くの里山へ。





おすすめ本-5

2009年11月03日 | 2009
   61人のおすすめ本
   ・すずかわ かずよ(中学1年)
     書名:十五少年漂流記 著者:J・ヴェルヌコレクション 訳:横塚 光雄
      嵐の日にたどりついた15人の少年と一匹の猟犬。
      子どもだけのサバイバル生活。国境を超えた友情。
      果たしてみんな助かるのか。最後までドキドキしっぱなしです。

   ・こがた ゆうか(高校1年)
     書名:教室はまちがうところだ 作:蒔田 晋治 絵:長谷川 知子
      学校の教室で発表する時のドキドキを、誰もが持っていると思います。
      そんな時に勇気をくれる絵本です。

   ・なかやま りょう(小学6年)
     書名:ぼくらの七日間戦争 著者:宗田理
      廃工場を基地として、子ども達だけで知恵を絞って、大人に闘いを
      挑むところが面白いと思った。

   ・いなだ もえの(高校2年)
     書名:バムケロシリーズ 著者:島田ゆか
      ページを追うごとに、季節や、時間の経過を感じることができ、
      何度も読み返して発見を楽しめる、実に手の込んだ絵本です!
      バムとケロのキャラクターも、ほのぼのして、心和みます。
      ぜひ、読んでみて下さい。
      《バムケロシリーズ》
      「バムとケロのにちようび」「バムとケロのおかいもの」
      「バムとケロのそらのたび」「バムとケロのさむいあさ」

   ・御代川 朗(中学2年)
     書名:おはつ 著者:工藤直子
      地球の「おはつ」が いっぱい つまってる!!
      地球の「おはつ」に 気づいたら ほんわか気分になれるんだ!