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スノーボードクロス女子を見る

2006-02-18 08:26:43 | スポーツ
晴れ。

スノーボードクロスの女子を見る。
この競技は今後オリンピックの花形競技になる可能性を秘めているのではないか。
スポーツの醍醐味のさまざまな要素があるからだ。

女子も男子と違わぬスリリングな展開となった。
日本から唯一出場している藤森由香は予選のタイムトライアルを辛くも通過。
決勝ラウンドに進出した。ベスト16である。

決勝ラウンド、藤森はスタートで出遅れ最後尾で追走する。
このまま決勝通過は難しいかなと思われたレース終盤、前を滑る2位と3位の選手が接触転倒。
大逆転で藤森は2着。ベスト8に進出する。これがあるからこの種目は怖いし面白い。

藤森は結局世界の壁にはじき返されて7位に終わったが、世界の強豪に臆せず立ち向かい、果敢に攻めての7位は立派な成績だ。

そして、男子と同様劇的なドラマは女子の決勝にもあった。
決勝はアメリカのリンゼイ・ジャコベリスが大差をつけて余裕の勝利かと思われた。
最後のストレートのジャンプで、彼女は金メダルを確信して
ファンサービスと思われる、ボードを握るパフォーマンスを見せた。
ところがなんとそのせいでバランスを崩し着地に失敗したのである。
起き上がろうとする彼女の脇を、追走していたスイスのターニャ・フリーデンが通り過ぎていく。
誰も失敗しなかった最後のジャンプでまさかの転倒。
見ている観客もテレビの前の私たちも、そしてジャコベリスさえもが予期しなかった出来事が起きたのである。

スポーツを見るとき私たちは劇的な何かを期待する。そしてその何かが劇的な悲劇であることも心のどこかでかすかに期待していたりする。
それは劇的な勝者よりも劇的な敗者のほうによりドラマを見るからではないか。
勝者と敗者が存在する以上、その両極の選手の姿を必ず見ることになるのがスポーツである。
そして、その振幅が大きければ大きいほど私たちもまた大きく心を揺さぶられることになる。

スノーボードクロスは私たちの心を大きく揺さぶる要素をはらんだ種目なのではないか。
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