Tommy's Express ブログ

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東京駅復元作業

2006年03月22日 11時47分46秒 | 中華民國 ニュース







赤れんがのJR東京駅丸の内駅舎を、開業時の姿に戻す復元事業が4月から本格化する。現在の駅舎を生かしつつ、戦災で失われたドームと3階部分をどう再現するか。設計スタッフの奮闘で、建築家・辰野金吾(1854~1919)が精魂を傾けて築いた駅舎の全容が徐々にわかってきた。

駅舎の基本設計はJR東日本の子会社「ジェイアール東日本建築設計事務所」(JRE設計)が進めている。

 表面の赤れんがが最初の難題になった。創建時には約85万個が使われた。現駅舎と色が食い違わないようにしなければいけないが、当時れんがを焼いた都内の会社は昭和初期に製造を中止。愛知県知多半島で採取された粘土も枯渇していた。

 スタッフは、質が似た土を同県内で探した。複数のメーカーに依頼し、試し焼きを繰り返した。

 現代のれんがは1200度以上で焼くことが多いが、1100度で焼いた試作品が今の駅舎の色に最も近くなった。今は試作品を風雨にさらし、色調の変化を確かめている。

 焼失したドームは、設計図面が一部残るものの、細部がわからない。

 例えば屋根のスレートや銅板のふき方だ。一列に並べる方法と、魚のうろこのように重ねる方法とがある。スタッフは古い写真を引き伸ばしたり、岩手銀行旧本店(盛岡市)など現存する辰野作品の屋根に上ったりした。その結果、一列に並べる方法だったことを突き止めた。

 辰野はドームの内外に豪華な装飾を数多く配していた。スタッフは戦前の建築雑誌を探った。

 「正面のアーチの装飾は秀吉の兜(かぶと)を意匠してある」「稲穂をくわえ雄飛した鷲(わし)の石膏(せっこう)彫刻」「十二支の動物の頭部がホールを見下ろすようにして付けられていた」。こんな記述が見つかり、日本を代表する駅という意識が強く感じられた。

 復元の狙いの一つは耐震性の強化だ。東京駅は23(大正12)年の関東大震災に耐えたが、今後はどれだけもつか。強度を確かめるには鉄骨の配置や性能の情報が不可欠だ。

 資料を探していた田原幸夫室長(56)に知人から連絡が入った。鉄骨が組み上がった段階の鮮明な写真が、ある民家の屋根裏から出てきたというのだ。「おかげで鉄骨の配置がすっかりわかった。幸運でした」と田原さん。

 別のスタッフは米国のネットオークションに出品されていた1903年版鉄骨カタログを偶然見つけ、1ドルで落札した。当時の鉄骨の性能がわかった。

 スタッフを統括する石橋輝樹・JRE設計常務(54)は「辰野ら創建に携わった人たちの心意気に感銘しています。我々も後世に恥じない復元を実現したい」と話す。





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