Tommy's Express ブログ

海外のニュースから国内の政治、芸能、スポーツまで幅広く取り上げています。

マレーシアが北朝鮮大使館を封鎖、出国禁止は「人質」と非難

2017年03月08日 05時29分21秒 | 世界のニュース



金正男氏がマレーシアの空港で殺害された事件に関連して、マレーシア警察は7日、クアラルンプールにある北朝鮮大使館を封鎖した。マレーシアのヌル・ジャズラン・モハメド内務次官が明らかにした。

 内務次官は大使館の外で記者団に対し「ここにいる大使館職員全員を実際に確認する」と説明。その上で、「職員の人数と居場所についてわれわれが納得するまで」大使館から出ることは認めないと述べた。

 マレーシア警察は同日、金正男氏殺害への関与が疑われ、北朝鮮大使館に身を隠しているとされる、最大で3人の北朝鮮籍の男への聴取を求めていると表明した。カリド長官は記者会見で「われわれが大使館に立ち入ることはない。彼らが出てくるのを待つ」と語った。

 世界的に孤立する北朝鮮と緊密な関係を持つ数少ない国の1つがマレーシアだったが、金正恩氏と疎遠な関係にあった異母兄の金正男氏の暗殺によって、両国の関係は急速に冷え込んでいる。

 金正男氏の殺害事件で、マレーシア検察は1日、インドネシア人とベトナム人の2人の容疑者を殺人罪で起訴した。インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者(25)とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者(28)の2人は有罪判決が出た場合、死刑となる可能性がある。殺害に関与したとして逮捕されていた北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者は、証拠不十分ですでに釈放されて国外退去処分となっている。

 <北朝鮮の出国禁止は「人質」と反発>

 一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は7日、北朝鮮がマレーシア国民の同国からの出国を一時的に禁止したと伝えた。マレーシアにいる北朝鮮の外交官・市民の安全を確保するためとした。 

 同国外務省が、在平壌のマレーシア大使館に出国禁止の理由を伝え、両国関係の発展のため、速やかかつ公正な問題解決を求めたという。

 KCNAは、マレーシアの外交官と国民は、出国が禁止されている間も通常通り職務に従事し生活することが認められていると伝えた。

 これを受けて、マレーシアのザヒド副首相は同日、同国に滞在する北朝鮮国民の出国を即時禁止すると表明したが、その後の記者団への説明で、出国禁止の対象は北朝鮮の大使館職員と政府関係者に限ると述べた。

 マレーシアのナジブ首相は北朝鮮に対し、マレーシア人の出国を直ちに認めるよう要求。
 ナジブ首相は声明で「マレーシア国民を事実上、人質に取るようなこの卑劣な行為はあらゆる国際法や外交の常識を完全に無視したものだ」と強く非難し、国家安全保障会議(NSC)の臨時会合を招集したと述べた。

 マレーシア外務省筋によると、北朝鮮国内には11人のマレーシア人が滞在しているもよう。内訳は大使館職員が3人、その家族が6人、大使館以外での就労者が2人。
 一方、マレーシアに滞在している北朝鮮人は数百人に上るとみられ、大半が学生と就労者だ。

 金正男氏殺害事件の捜査手法を北朝鮮側が批判したことを巡り、ナジブ首相は6日、国外追放を決めた姜哲駐マレーシア北朝鮮大使が謝罪しないことに憤慨し、「外交的に無礼」だと述べていた。

 姜哲大使も6日、マレーシア出国前に、マレーシア政府の対応は両国関係に悪影響をもたらすと非難した。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 度胸あり過ぎ?韓国の空き巣... | トップ | (森友学園 )昭恵氏、14年... »
最近の画像もっと見る

世界のニュース」カテゴリの最新記事