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屋外のケージに監禁され続けた14歳少年、言葉も話せず(イスラエル)

2017年05月19日 10時20分27秒 | 世界のニュース



生まれてすぐ親に監禁され、外の世界を知らずに育った14歳の少年が警察に保護された。そのあまりにも悲しい人生に対し、人々は今後の少年の幸せを願わずにはいられないようだ。『The Times of Israel』や『Independent』など複数メディアが伝えている。

5月11日、イスラエル・ハデラ市のアパートの一角で、汚れたシーツやゴミに埋もれてケージに監禁されていた14歳少年が警察に保護された。

地元自治体スタッフはこの日、アパートの住民から「悪臭が漂う」という苦情を受け調査にやってきた。しかしその部屋のドアには鍵がかかっており、声を掛けても返事がなかったことから「ひょっとして遺体でもあるのでは」と疑い、警察に通報した。

駆け付けた警察はドアを蹴破ることができず、窓から異臭のする部屋へ踏み込んだ。中に潜んでいた夫婦は抵抗したものの、警察はアパートの裏にあるケージの中で監禁されていた少年を発見し、2人はその場で逮捕された。

この様子を見ていたアパートの住人チコ・バクニンさんは『Channel 2』の取材に対し、次のように語っている。

「少年はまるでホラー映画のゾンビのようでしたが、その目は確かに『僕を助けて』と訴えていました。警察が踏み込んだ部屋はゴミだらけで、一緒にやって来た児童福祉課のスタッフも目に涙を浮かべていました。私が少年を最後に見たのは数年前で、今回が2回目です。」

警察は両親の虐待を疑ったが、2人は「息子は病気だから外に出せず、監禁せざるを得なかった」「1か月に1~2度だけ夜中にケージから出し、アパートの中庭を散歩させていた」と激しく否定した。

この両親は8年前にハデラ市に越してきた50代のロシア人で、少年はイスラエルで生まれたようだ。出生届さえ出されていなかった少年は死んだようにひっそりと暮らし、学校にも行けなかったためヘブライ語も話せない。警察によると、「言葉そのものを話せるのかも不明だ。現在は心身共に異常がないか検査中」とのことだ。

必要な教育や福祉環境を与えず育児放棄をしてきた両親だが、警察は「虐待はなかった」として2人を保護観察付きで釈放した。弁護人は「母親は児童福祉課が保護している息子を案じ、感情的になって落ち着かないようだ」と明かしている。

このニュースを知った人々からは「どうしてこんな悲しいことがあちこちで起こってしまうんだろう。どうかこの先、少年が幸せになってほしい」「悲し過ぎて言葉も出ない。少年のために祈るよ」「もしかして両親の本当の子供じゃない可能性もあるから絶対DNA検査をした方がいいと思う」「両親、逮捕されたけど釈放ってどういうこと?」といった声があがっている。
 
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