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円形脱毛症の人に朗報?、関節炎などの薬に効果か 米研究

2016年10月19日 17時15分34秒 | 世界のニュース

円形脱毛症の治療で効果がみられたという







ネズミを使った実験で効果が出たとの報告も




(CNN) マイク・トーマスさんは40代半ばで頭髪がほとんどなくなり、自己免疫疾患の円形脱毛症と診断された。眉やまつげも消え失せて人の視線を気にするようになり、引きこもりがちになった。「影響は生活のあらゆる局面に及んで、ひどく落ち込んだ」と振り返る。

しかし今年に入って関節炎の治療に使われる錠剤を服用し始めたところ、7カ月でふさふさの頭髪が戻ってきた。

トーマスさんは、スタンフォード大学とイエール大学が実施した臨床試験の被験者だった。この試験では、トーマスさんを含む円形脱毛症の患者66人に、やはり自己免疫疾患である関節リウマチの治療薬「ゼルヤンツ」を服用してもらった。

その結果、被験者の半数以上は再び頭髪が生え、3分の1は失った頭髪の50%以上を取り戻した。

別の研究では、がんの治療薬として承認されている「ジャカビ」を円形脱毛症の患者12人に使用してもらったところ、9人が50%以上の頭髪を取り戻した。

円形脱毛症の患者にとって、これは大きな朗報かもしれないと研究チームは指摘する。だが気になるのは、加齢に伴って頭髪が薄くなる男性型脱毛症にも効き目があるかどうかだ。

トーマスさんの場合、頭髪が戻っても生え際は後退したままで、取り戻したのは実年齢の47歳の頭だった。

そこでイエール大学の皮膚科医ブレット・キング医師は、ゼルヤンツを含む軟膏を円形脱毛症の男性の頭部に塗る治療法を試し、加齢に伴って失われた頭髪も取り戻せるかどうかを調べている。

こちらの効果については皮膚科医の間で意見が分かれる。キング医師は、加齢に伴うはげにこの治療は効果がないとの見方を強めている。

方、今回発表された論文の共著者であるコロンビア大学のアンジェラ・クリスティアーノ医師は、高齢男性のはげを再現したマウスの皮膚にゼルヤンツの軟膏を塗る実験を実施。その結果、軟膏を塗った体の右半分では体毛が再生され、塗らなかった左側には再生されない現象が確認された。

人間の男性にも同じ効果があるかもしれないとクリスティアーノ医師は言う。ただしポイントは軟膏の塗り方にある。人間の皮膚はマウスに比べるとはるかに厚くて油分が多く、脂肪の層もある。このためどう処方すれば効果が出るかを考える必要があるという。

男性のはげを巡っては、肝細胞を使った治療や、毛髪を生成する皮膚を培養して頭皮に移植する治療についても研究が進められている。

ペンシルベニア大学のジョージ・コツァレリス医師は、「いずれ男性のはげを治療する複数の手段が登場するだろう。それがよく効く人もいるだろうし、あまり効かない人もいるかもしれない」と話している。


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