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イラク軍、モスルの奪還作戦を開始 ISISの国内最大拠点

2016年10月17日 17時24分09秒 | 世界のニュース

モスル南部約56キロの基地に集結するイラク軍部隊



イラクのアバディ首相は17日未明にテレビ放送された声明で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に支配されている北部の都市モスルの奪還作戦が始まったことを明らかにした。

戦闘は数週間続く見通し。同国中部ファルージャや西部ラマディをISISから奪還した作戦と同様、激戦となることが予想される。

イラク軍部隊と米軍主導の有志連合は1年以上前から、ISISの拠点を空爆するなど掃討作戦を展開してきた。モスルは同国内で今もISIS支配下にとどまっている最大の都市。奪還作戦に参加する3万人規模の部隊は、イラク軍と北部クルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガの要員が大半を占める。

作戦に備え、近郊ニネベに設けた作戦本部には米国と英国から数十人の顧問が送り込まれた。南郊には米軍の砲兵部隊が展開して援護に当たっている。

米軍は最近、モスル奪還を援護するためとして600人の追加派遣を発表した。米国防総省によれば、米軍から送り込まれた要員はこれで5200人以上となった。国防総省の報道官は、イラクでの大規模な対ISIS戦はこれが最後だと強調している。

16日には市内の主要な橋を狙った空爆を実施した。住民には同日、「勝利の時が来た」とうたうビラが散布された。



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