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拉致から2年半、女性21人がクリスマスの帰郷果たす ナイジェリア

2016年12月28日 06時48分40秒 | 世界のニュース

家族のもとに向かう女性たち




女性たちの到着を待つ家族




娘と再会して笑顔になる男性



(CNN) ナイジェリア北東部チボックの学校からイスラム過激派「ボコ・ハラム」に連れ去られ、2年半年ぶりに解放された女性21人と乳児1人が、チボックの家族の元に戻ってクリスマスの再会を果たした。

チボックの学校から300人近い女子生徒が連れ去られたのは2014年4月。このうち21人がスイスの団体の仲介で成立した交渉を通じて10月に解放され、首都アブジャで健康診断やカウンセリングを受けていた。

23日には空路でアブジャから東部のヨラへ向かい、そこから陸路で6時間かけてチボックに到着。CNN記者は一行に同行取材した。

女性たちの様子は解放間もない10週間前とは目に見えて変わっていた。ボロボロだった服は着替え、2年半ぶりのまともな食事のおかげで栄養状態も目に見えて改善していた。

解放された1人、グローリー・ダマさんは10月の時点で記者団に対し、「いつかこんな日が来るのか、人々に囲まれて踊り、神に感謝する日が来るのか分からなかった」「1カ月と10日間、食べ物なしで過ごした。森の中であやうく爆弾の爆発を逃れた」と振り返っていた。

10代の時に拉致され、今は成人女性となった21人は、英語を習ったり屋外で運動したりして過ごした。破片を取り除く手術を受けたという女性も数人いた。
拉致されている間は強制的にイスラム教へ改宗させられていたが、23日にアブジャを発つ前は集まってキリスト教の祈りをささげた。
搭乗を待つ間は笑顔の中にも緊張した表情を見せていた。地域社会にはボコ・ハラムに拉致されたことに対する偏見があり、自分たちを受け入れてくれるかどうか不安だと口にする女性も何人かいたという。
学校から連れ去られた夜の記憶はまだ薄れず、ボコ・ハラムに長期間拉致されたことによる心の傷は計り知れない

それでも移動を始めると笑顔が増えておしゃべりに花が咲き、家族や友人との再会について気持ちを尋ねると一様に「幸せ」という答えが返ってきた。
23日の夜はヨラのホテルに宿泊し、祈ったりクリスマスソングを歌ったりして過ごした。ホテル周辺では軍が守りを固めた。
クリスマスイブの24日、軍の部隊に先導されてヨラを出発し、6時間かけてチボックに到着。大勢の住民の盛大な出迎えを受けた。
この日を待ちわびていた家族は抑えきれない喜びを分かち合い、父母は娘たちを抱き締めた。その表情にはこの2年半の苦悩と再会の安堵(あんど)が刻まれていた。
一方で、胸が張り裂けるような落胆の声も上がった。とうとう娘に再会できると思ってやって来た何人かの母親は、娘がまだボコ・ハラムに拉致されていると知って悲嘆に暮れた。
チボックの少女のうち残る197人はいまだに拉致されたままで、解放に向けた交渉が続く。関係者はCNNに対し、解放交渉の対象となっているのは83人のみだと話している。


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