グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

昨年12月の国会党首会談を反芻する

2013年03月06日 | 日記
今でも時折(政権交代のきっかけになった)昨年12月の国会党首会談の様子を思い出すことがある。
衆院解散の日時を言い放った時の野田首相(当時)の気迫が大変印象に残っている。
その後民主党は総選挙に大敗し政権を手放すことになるのだが党内(や一部のメディア)にその責任を首相に押し付ける風潮があることには若干違和感を覚える。
あの時点でたとえ任期満了時まで時間かせぎをしたとしても大敗は避けられなかっただろう。
民主党の敗因は09年の大勝利マニフェストからいつまでも脱却できなかったことにある。
もし10年の参院選大敗北の時点でマニフェストを修正しオーソライズしておけばその後あれほど「マニフェストにない消費増税を強行した」などと非難されることもなかったはずだ。
まさに「改めるに憚ること勿れ」である。
もう一つ、当時の首相が身を呈して協力を迫った「定数削減」のボールは今や与党である自民党にあるのだが動きは緩慢だ。
自民党は「アベノミクス」効果に酔いしれることなくほかにも課題が残っていることを忘れてはならない。


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