グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

相次ぐ閣僚の失言にウンザリだが・・・

2017年04月18日 | 日記
またしても閣僚の失言である。
地方創生相が「学芸員はガン、一掃すべきだ」とやってしまった。
いくら学芸員に観光マインドが不足していると感じていてもこれはいかにも配慮を欠く発言だ。
一掃しなくとも上手く説得して地方創生政策に調和させるのが担当相のミッションではないか。
またしても当該閣僚は発言内容の撤回と謝罪を行い、内閣官房長官は遺憾表明と紋切り型の注意を繰り返す。
全くウンザリである。
やはりこの原因は当該閣僚の資質の問題は言うに及ばず内閣や与党の気の緩み、驕りにもあるのだろう。
通常これだけの失態が続けば政権維持にも支障をきたしそうだが政権幹部は動じる気配もない。
これも困ったものだ。
意外と首相は相次ぐ閣僚の失言を歓迎しているのではないかと思ったりもする。
というのもこれらの失態で自ら追及を受けている森友学園への世間の関心が多少なりとも薄れていくからだ。
人間万事塞翁が馬、一体何が幸いし何が災いとなるか分からない。
首相個人にとって閣僚の舌禍などは森友問題に比べれば蚊が刺したくらいの痛みなのだろう。


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