青磁紀

a fairytale's diary - 或るフェアリーテイルの雑記

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アクスディア魔皇生き残りグルピンの件

2011-09-21 21:48:40 | アクス系
何年振りだこの編集画面!!
というわけで滅び行くアクスディアOMC対応終了直前図書館グルピン企画再起動
撮るぞコノヤロウ!!随時更新!!

【A】魅繰屋虹子★、風間総一郎、夜黒妖、風羽シン←お誘い中
【B】佐倉拓人★、埴輪、ルュニス、アリッサ←お誘い中
【C】レイチェル★、羅刹王修羅、ハガネ・ソウリュウ

★:主発注者

入ってくれる候補:羅刹王彼方

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【A:暫定発注文】魅繰屋部分(144文字)(もっと削らねば)
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三枚連続、総勢12名の群像をお願いします
この発注【A】の他に、【B】【C】を発注させていただいております
一度終わった世界でつい生き残った死に損ない共、というイメージです。
虹子:
【B】に向かってもたれ、黒妖と笑い合っている。衣装和風でお任せ。汚れて傷だらけだけど、まぁこの世界も楽しかったよな。
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もっとちゃんと抉りたいんですけど

2009-05-22 05:00:58 | PL語り
「僕の役割は貴女を精神的に追い詰めることです。
 具体的には自虐に追い込むこと。しかも「僕が追い詰めたから」ではなく一から十まで貴女自身の責任で。
 貴女自身が、僕のことなど忘れてしまうほど自分を責めるように、ごく軽く背中を押すこと。それが僕の役目なんですよ。

 …ここまで言ってもおそらく貴女は、僕のことを忘れます。
 死ぬほど誰かのせいにしたいくせに、誰かのせいにする責任を負いたくないから、貴女は自分を責めるでしょう。
 辛いでしょうね。なんて手軽に手に入るんでしょうこの辛さってものは。
 あは、いい顔だ。実に人間らしい。
 貴女をスムーズに追い詰めるためには、僕はもっと貴女のことをよく知らなくてはいけません。貴女は美しい。醜い。清らかだ。汚らわしい。朗らか。陰湿。行動的。排他的。聡明だ。そして愚か。女性とはそういう生き物だ。しかし僕は貴女のことをもっと深く知らなくてはいけません。

 教えていただきますよ?

 ■□■■さん」
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特別でもなんでもない 春の朝

2009-03-11 06:42:47 | 創作
「レポート三昧ちゃうかったんですか」

朝日を眺めてコーヒーを飲んでいた彼女に、隣のベランダから声がかかった。

「レポート三昧だ。今日は随分と早いな」
「隣から物音するから目が覚めました」
「……今日は拡声器は使っていないが」
「…使わんでいいです。そもそも何に使うんですか朝から」
「こういう日は屋上に上がればおそらく管理人が居るし、エレベーターホールに行けばコネコがいよう。ロビーに行けばマオやイナゴが居るだろうし、103に行けばトシが居る」
「当たり前です」
「春だな、団長」

そう言って彼女は、コーヒーを一口啜る。

「…そうですね」

曖昧に相槌を打つ。
ベランダの柵をはさんでいるので、お互い顔は見えない。

「だが、特に話題はない」
「はあ!?」
「なんかないのか」
「朝から無茶振り!?」
「無茶振りに応ぜられずして結社長が務まるかァ!!」
「きょうのわんこ」
「柴犬のベッキーは、お隣さんから醤油を借りるのが大好き★」
「応じた…!!」
「違う!今のは脊髄反射だ!!」
「違いがわかりません!!」
「シッ!」

彼女が口元に人差し指を当てた(気配がした)。

「……」

「………」

「…なん…ですか?」
「朝から大声を出すのは無粋だ。小声でやろう」
「そんっ…(小声)あーたが言い出したんじゃないすか!」
「(小声)そうだな」
「(小声)そもそも無粋も何も、隣近所に迷惑…」
「(小声)隣お前」
「(小声)そうですけど!そうですけど!!」
「話したいことがあるのではないのか?」

「…………」

彼は一瞬動きを止め、置きぬけのぼさぼさ頭を、かくようにして整えた。
深呼吸をする。
が、すぐに諦めた顔をした。

「……いえ、今はいいです。レポート三昧なんでしょ?」
「レポート三昧だ。醤油貸してくれ」
「今ベッキー!?」
「私はししゃもが好きなのだが今醤油がないのだ」
「ししゃもやったら醤油なしでも美味しいですから!」
「ケチ」
「いや貸します!もう貸させろ!」

彼はバタバタと部屋に戻っていった。
それを見送り、ふっと笑って彼女も部屋に戻る。

伝えたいことなど、いくら思っていても言葉にしなければ伝わらない。
それは幻想だ。悟って欲しい、読んで欲しい、察して欲しい、それは相手に依存したファンタジーに過ぎない。

だがそうあって欲しいと願うのは罪ではない。
そうありたいと思うのは罪ではない。

とかややこしいこと書いておけばそこそこ埋まるだろう、などと考えながら、
彼女は「想像力の速度と作業の速度に関する考察」のレポートに戻るのだった。




今の鎌倉の温度は、4.9℃。
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眠りの色 1

2008-05-27 10:50:43 | アクス系
海の見える草原。
果てしなく、というほどでもないが、その緑は広く続いている。
戦争前には何某かの工場でもあったのだろうか、黒い煙突のような建造物の残骸がぽつぽつと残り、その向こう…海と緑の境界線に、白い塔が建っている。

灯台。


「…あれか」
「ええ、マスターの地図が間違ってなければ」
「………間違ってるんじゃない?」
「…何怖気づいてるのよ今更」

「今更か」


「…そうだな。今更、だ」


「……」
「…セラ」
「…なに?」
「俺は……、


 …………怖い」

「…知ってるわ」

「そうか」
「そうよ」
なら怖くないな
「………ちょっとでも可愛げ出てきたと思った私が間違いだった…!」
「んじゃ、行ってくるわ」
「待って」

自分の魔皇の声が微かに震えているのに、気付かない逢魔はいない。
コアヴィークルから立ち上がった赤い女の腕を掴み引き寄せて、片目の女は彼女の唇にキスをした。

「……」
「……」

うああああ!!!ちょ、セラ!セラお前アホかボケ気持ち悪いわバカ!!
私だって気持ち悪いわよ!!いいからさっさと行きなさい!日が暮れたら先帰るからね!!
引き止めたくせに!しかもお前運転なんてできな…ああもうわかった!わかったよ行ってくる!今週のジャンプでも読んで待ってろ!!」

赤い機体から飛び降りる女。
目を細めてそれを見送る女。
彼女が向かうのは海と草原の境目、まっすぐに立つ白い塔。

そこには、二人の女を振り回した、ある男が いた。
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赤い塩水と青い塩水 - 眠りの色 0

2008-03-15 10:49:00 | アクス系
「セラ」
「何よこんな夜中に。…何笑ってるの?」
「俺を助けてくれ」
「は?」
「俺は今とても他人様には言えないような困った欲求に駆られている」
「ちょッ…痛! 何するのよ…!」
「過去は過ぎ去ってもうない、未来は来たらず未だない、今、お前の道から、ソレと、ソレを、切り落としてくれ。そうすればお前を連れて行ける、そうすれば世界を憎まなくて済む!なあセラいいだろう!?独りはイヤなんだ、 独りは!!独りはイヤなんだ!!!

(パァン、と乾いた音)

「……」

「………」

「……」

「………」

「……」

「………腹減った」
「死ね!!」

「ッたく…なんだよ…お前がこう首締めて欲しそうな顔してるからゆるく締めただけなのに引っ叩くこたねえよな~」
「どんな顔よ!!しかもしてないわよ!!」
「どうかな~」
「どうでもない!ちょっと顔洗ってきなさいよ、何引っ掻いてんのよ!!消毒するわよ!!」

「…ねえセラ」
「(救急箱をガチャガチャ)何よ!」
「俺お前居なかったら、どうなってたかな」
「さあね、一緒なんじゃない? あんたはどうにもならないわ、世界に何があろうがね!…全くバンソウコウ準備すんのも久しぶりだわ…」
「お前居なかったら…」

「お前居なかったら、さっさと死のうとしてたかなぁ」
「…死ねないでしょうけどね」
「そう、死ねないの。怖くて」
「ほら、結局一緒じゃない」

「一緒じゃねえよ」

「……一緒よ。貴女、変わったわね?」
「まあな」
「彼女のせい?」
「あいつ見てたらなんかな。色々、納得がいった。…これまで納得してなかったってのも妙な話だが。―――セラ」
「何?」
「連れてってくれ。瑠璃んとこ」
「…………」
「大丈夫だ。後追ったりしないから」
「……当たり前よ。いいわ、行きましょ。……コアヴィークルで?」

「………ははは!そうだなコアヴィークルで!」


血溜まりに浸かっている時だけが、癒しの時間だった。
俺の傷を塞ぐのは、この生きた赤い液体だけだと思っていた。
俺は、気が付きたくなかっただけだ。

自分が、独りではないということに。


「あ―――世界中の俺の悪口言ってる奴全部殺してぇ――――」
「自意識過剰よ。世界に認識してもらうとこから始めなさいな。はい鍵」
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