社会福祉の先駆者・安達憲忠と渋沢栄一との出会い

安達憲忠は明治期に岡山で自由民権運動の旗手として活躍しますが、後に運動に挫折し上京して渋沢栄一との出会いから東京養育院の幹事として社会事業・福祉事業に専念して社会福祉の先駆者として知られます。安達憲忠は始めて渋沢栄一に出会ったとき、養育院の仕事を問われ見ていないことの不熱心さを反省すると「誠意誠心で従事すれば出来るもの」と言われ、渋沢栄一の養育院に対する熱意を感じたようです。以後、二人は社会の中で苦しんでいる困っている人のための医療。福祉施設の東京養育院の運営に全力で取り組みました。

第１回「渋沢栄一記念がん哲学外来」
日時：９月２８日（日）１１：００～１４：３０（講演は１３：００～）
場所：渋沢史料館（東京都北区西ヶ原２－１６－１飛鳥山公園内）
講演会の内容：渋沢史料館　館長　井上潤氏「渋沢栄一と養育院・医療について」
　　順天堂大学医学部教授　一般社団法人がん哲学外来理事長・樋野興夫氏「医療の幕末から維新へ～がん哲学外来の時代到来」
参加費：５５０円（入館料・資料代）
お申込は：http://www.gantetsugaku.org/img/event/20140928shibusawa.pdf

若者に向ける目ー勝海舟

「平生小児視して居る者の中に、存外非常に傑物があるものだから、上に立つ者は、よほど公平な考へをもつて、人物に注意して居ないと、国家のため大変な損をすることがある」（勝海舟「氷川清話」より）
がんを患い自分の体験を同じ世代の若い人々に伝え役立てていこうとする若者に出会いました。若い一人ひとりの命を大切にする尊い志が社会に光をあてていくものと思います。

お茶の水メディカルカフェで素敵な演技を拝見しました

今日はお茶の水クリスチャンセンターにおいてがん哲学外来メディカルカフェが行われ、劇団の女性有志が７人集まりＯｎ７というグループが素敵な演技を披露してくれました。もともとカフェに参加していた亡くなられたがん患者さんが演劇が好きで、そのがん患者さんのご家族をお呼びしてカフェに参加している方々と鑑賞しました。その後は劇団の方と共にがん患者さんを囲んで分かち合いました。素敵な演劇で皆さん大変心に残り、また患者さんの大きな癒しとなりました。劇団の方もメディカルカフェに関心を寄せられ、お互いの中に心の交流が生まれ生きる力を与えてくれたように感じました。私も大きな感動と共に今後とも活動に大きな力をいただきました。Ｏｎ７のホームページ：http://onnana.com

リカルド・ムーティに惚れて

イタリアの情熱的な指揮者リカルド・ムーティに私は大変惚れこんでいます。私はチャイコフスキーが好きで昔はよくレコードをあさったりしちましたが、ムーティが確かフィラデルフィア管弦楽団を指揮したチャイコフスキーの交響曲を演奏したときに感銘を受けた覚えがあります。暗いチャイコフスキーの曲をラテン系の情熱的な指揮者が演奏する、なんとも面白い取り合わせですが、私は情熱的なとことが好きで一気にほれ込みました。リカルド・ムーティはヴェルディ生誕２００年ローマ歌劇場来日公演で来日していましたが、残念ながら生講演は聴けませんでしたが、来日にあわせて自伝などが出版され読み漁りました。自分が苦しいとき孤独感にさいなまれるときムーティの演奏する曲はなぜか力がわいてきます。

次回の山の手の会は１０月９日

次回の薬害エイズを考える山の手の会は１０月９日（木）１９時からです。小さくても薬害被害者と共に参加者で分かち合い、薬害問題から生きるうえでの気づきを得ながら進めています。これからも続けていきます。

日時：１０月９日（木）１９時～２１時

場所：北区ＮＰＯボランティアぷらざ・交流コーナー（北区王子１－１１－１　北とぴあ４階　http://plaza.kitaku.net/ )