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ジャン・バニエ「人間になる」

2010-08-11 19:53:51 | 日記
「ラルシュ」という知的障害者のためのコミュニティを創ったジャン・バニエというカナダ人が「人間になる」という本を書いています。
自らの知的障害者との体験を通して人間というものを鋭く語っています。それは理屈からではなく自らの体験を通して感じたことを語っています。
「人間であるとは、過去を背負ったあるがままの自分自身を受け入れ、他人もあるがままの姿で受け入れることです。あるがままの歴史を受け入れ、恐れることなく、もっと心を開き、他人をもっと理解しもっと愛せるように努力することです。人間であることは、現実に押しつぶされることでも、現実に腹を立てることでも、自分たちの考えや願いにかなうように現実を捏造することでもなく、個人としても人類としても自らを賭けて、現実の進歩がすべての人のためになるように努めるということなのです。」
ずいぶん昔に読んだ本でしたが、読み返して、また新たな気付きがありました。
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