
「ロボットからの問い」
書店に詳しい福岡県の方からメールをもらいました!
この2月に発売された、九州・博多が舞台になっているライトノベルに

ちょっと考えさせられる場面がありました。

ライトノベルとは、ティーンズ文庫と呼ばれるように
中学生・高校生を対象にした読み物で、
空想の世界が舞台になっていることが多いです。

博多が舞台と言っても、
大規模戦争後の廃墟という設定で、
繁華街の中心"天神"も、"尽天"と呼ばれる街となっています。

廃墟から立ち上がろうとする人間と、

かつての戦争で使用された人工知能を持つロボットが登場します。

ロボットが問いかけます。
「貴殿はその目的が成ったらその先はなんとする?」
復興に向けて次はこれ、その次はこれ、と答えていきますが、
「その全ての目的が成ったらなんとする?」

と問われ、最後は
「孫と一緒に暮らす」と答えてました。

「人間には存在理由そのものが設定されていない」
と、そのロボットは恐ろしいことを言います。
ロボットは目的がプログラムされ、
それが全て成就すれば停止するようになっています。
人間はどうして生きているのだ?
ロボットにとって素朴で、当然の疑問なのかもしれません。
主人公は15才の女の子。
戦争で身寄りを全て無くし天涯孤独の身。

今は復興のお手伝いをしているが、
もし復興が成ってしまったら行き場所がない、
どうして生きていけばいいのか、と、
明るい未来に向かっているはずなのに不安な心に悩みます。

ティーンズ文庫と言われるように大人はほとんど読みませんが、

若者の問い掛けの方が素直でストレートだなと思いました。
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