幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「パーソナリティ障害 正しい知識と治し方」市橋秀夫監修 ”知ることでコミュニケーションをスムーズに”

2017-09-02 01:42:42 | 本の紹介
・パーソナリティ障害とは
 対人関係がうまくいかず、問題が起きる
 ・「通常ならこうなるはず」が当てはまらない
 ・ものごとの受け取り方が偏ってる
 ・極端な反応をする

・社会生活に支障が出たり、うつ病にも
 ・現実逃避
 ・周囲との衝突
 ・自信がなくなる
 ・むなしさが強い
 ・周囲の人や社会への怒り

・いろいろなタイプ
 ・風変わりな人;妄想性/ジソイド/統合失調型パーソナリティ障害
 ・激しい人;演技性/反社会性/境界性/自己愛性パーソナリティ障害
 ・不安な人;回避性/依存性/強迫性パーソナリティ障害

・四つの大きな特徴
1)見捨てられ不安(自己否定の感情が強く抑うつに結びつく)
2)自己の分裂(良い自分と悪い自分に分裂)
3)(極端な)行動化
4)対人操作(人の関心を自分に向けさせるために、他人を操作する)

・本人の辛さ(わき上がる七つの感情に支配される)
1)憤怒
2)空虚感
3)自暴自棄
4)絶望
5)よるべのない不安
6)抑うつ
7)孤立無援間

・絶望感におそわれた時の対処方法
 ・30分がまんする
 ・「だいじょうぶ!」を自分に送る
 ・現実に何も起こらないことを確かめる
 ・3か月がんばる

・気持ちや感情を言葉にして見直す

・「ほどほどの距離」を保つようにする

・周囲の対応
 ・ルールを決める
 ・今できることだけを対応する
 ・できないことは断る

・自己愛パーソナリティ障害 3つの特徴
1)賛美されたい
2)共感の欠如
3)誇大性

・自己愛性パーソナリティ障害
 ・強い自尊心の陰に弱い自分が隠れている
 ・健全な自己愛が育っていない
  ・自分を愛せない
  ・自己が壊れる(引きこもったり、うつ状態に)
  ・他人に共感できない(周囲と信頼関係が築けない)

・「治りたい」ではなく「治したい」がスタート

・回復を妨げる3つの思い
1)他人のせいにする
2)だれかになんとかしてほしいと思う
3)自分に向き合うことを恐れる

・目標をもつ;心のコントロール法を学び、自分を取り戻す
・あきらめない;時間がかかっても一歩ずつ進んでいけばいい
・家族の再構築;発症は家族関係を見直す機会ととらえる
・重症なら;一時的に薬の助けを借りる

感想
知ることが相手を理解する第一歩なのでしょう。
治したいと思って、いろいろ取り組むと、課題は良くなるのでしょう。
ドラマの脚本に書かれている人を演じることができれば、周りとのコミュニケーションもスムーズにいくのだと思います。
もちろん、相手のレスポンスは脚本にありませんが、たくさんのケースを学べばその選択になるのでしょう。