平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

デジカメ高画素の疑問

2012-07-09 20:42:17 | Weblog
 中古のA3スキャナーを落札したので、届いたら取り込みの実験をします。その前に、手持ちの古いスキャナーでスキャナーの性質を調べてみました。

 前回、古いスキャナーよりはデジカメのほうがマシだと書きましたが、バラの絵をプリントしてみたら逆でした。スキャナーで取り込んだほうが発色も階調も良いです。前回は、スキャナー用に古いパソコンを用いたので、ソフトの影響で階調が飛んでいたのです。取り込んだ画像を新しいパソコンとモニターで見たら、意外にしっかり取り込めていました。

 ピエタのデッサンの方は、実は手を入れすぎてトーンのバランスが崩れています。スキャナーでもデジカメでも、前回にアップした画像に比べて白々しく見えます。再度の修正が必要なので、もう少し描いて見ることにします。

 前にアップした画像は、ファイルサイズが7.7Mで撮影したものですが、フィル形式がJpegなので圧縮されて2M程度に落ちるようです。最大のサイズで撮影していなかったので、改めて12Mで撮影。しかし、かえって暗くなってノイジーです。3版式のメリットが伝わって来ません。また、レンズが小さいので、収差でどうしても木炭紙が歪んで写ります。

 今度は、ファイルサイズを4.7Mで撮影。ホワイトバランスや絞りを調整して暗さを解消。その結果、最初のオートと比べてのメリットも余り感じられず。やはり、ビデオカメラの写真撮影機能では無理で、一眼レフタイプでないとダメみたいです。

 スキャナーで取り込んだ画像は、保存する時に選択する形式として、ファイルサイズが大きい順にビットマップ(Bitmap)、Png、Jpegですが、画質は圧縮のないビットマップが優れています。Jpegはどうしても画質の劣化が気になります。それでも、デジカメのようなジラジラとしたノイズではないので、どうもデジカメの圧縮率が強すぎるのだと思います。

 スキャナーの解像度を100dpi(ドットパーインチ)にすると、1インチ(2.54センチ)を100ドットでスキャンすることになります。1ミリを約4ドットですから荒く思われますが、木炭紙は木目が粗くて線が縦横に見えますから、デッサンでは余り気になりません。やはり木炭紙に描いたバラも同じです。


200dpiでスキャンした薔薇の絵 ファイル形式はBitmap→Jpeg変換+縮小

 100ドットでスキャンしたものは、200ドットでスキャンしたものの面積で1/4のサイズです。同じ大きさで表示させたい時は、100ドット画像を100%表示なら、200ドット画像を50%サイズで表示させると一致します。印刷で使う72dpiはシルクスクリーンの解像度を参考にしたものだと思いますが、最近では350dpi程度まで解像度を上げているようです。

 自宅でプリントする時に、ファイルサイズが大きいままだと、プリンターが勝手に分割プリントする場合があります。プリンターのメーカーによっても違うし、初心者の一番困る所です。希望サイズのプリントを希望通りの色で印刷するのは大変で、ドットではなくて、出来上がり幅を指定しての分割プリントが気楽にできるようになって欲しい所です。前に、印刷について勉強しようと思いましたが挫折しました。それほど面倒で、やはりプロの領域です。

追加 A3スキャナーが届いたので150dpiでBitmapスキャン→Jpeg変換+縮小

まだ白飛びを起こしていますが、新しいスキャナーはこんなに色が違います ホルホル

     エフライム工房 平御幸

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スキャナー作戦 | トップ | ミューズの女神 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事