原発ゼロの裏

　小泉元首相が急に原発ゼロのキャンペーンを声高に始めました。この裏には何があるのでしょうか？

　考えられるのは戦争です。開戦時に原発は標的になりますから、その時の放射能被害を未然に防ぐ必要があります。ただし、仮想敵国である中国や北朝鮮が原発を標的とした攻撃（テロを含む）を加えたなら、中国や北朝鮮は世界から非難され袋叩きにされる。

　しかし、原発を攻撃されたら、日本のダメージも計り知れない。ここに、原発による戦争抑止効果と、戦争での被害拡大リスクが混在することになり、小泉元首相の発言も両面性を持つことになるのです。本当に戦争が起こるのか？それともブラフか？

　ところで、ウリナラの女帝クネ大統領が大変なことになっています。欧州歴訪の際、イギリスで車から降りる時に、着慣れない民族服のせいでスッテンコロリンとコケたのです。そして、本国では野党が米軍慰安婦の追求。なんと、クネの父親であった朴大統領がサインした、朝鮮戦争時の慰安婦管理の書類が公になったのです。

　この書類自体は掲示板の東亜+などでは知られており、慰安婦の「ジープやヘリで連れ去られた」という発言からも、第二次大戦ではなく朝鮮戦争の慰安婦の記憶ではないかと疑われていたものです。これが証明された形です。慰安婦を追求するとクネの父親を追求することになる。このジレンマから、日本での話題逸らしに小泉元首相が利用されたと見ることも出来るのです。

　脱原発は原発利権と同様に利権であり、小泉～森元総理はロシアの天然ガス利権。小泉単独ではアメリカのシェールガス利権につながります。どちらも利権なら、コストが低い方で良さそうなものですが、脱原発には廃炉に伴う巨大なコストと利権が伴われるのです。

　原子炉停止という言葉には誤解があり、一度稼働した原子炉は止めることが出来ません。核分裂が始まったら燃え尽きるまで止まらないのです。そこで、制御棒をすべて挿し込んだ場合の、核分裂が最小となる状態を便宜的に停止と規定しているのです。

　停止状態の原発でも細々と熱エネルギーは無駄に排出されている。電気として取り出すのではなく水を循環させて冷やすだけ。水の循環に他所からの電気を必要とする。こんなもったいないことをするのなら、出力を上げて電気を作り、核燃料を早く使い切ってしまおう。これが段階的停止という合理的な選択です。

　このように、即時停止には何のメリットもなく、核燃料を使い切る時間が長くなって、逆にコストがかかる。小泉発言の裏に何が隠されているか分かりませんが、注意深く監視する必要があります。何せ、中川財務省が朦朧とした時に、それを事前に知っていた可能性を示唆した小泉発言でしたから。あの麻生－メドヴェージェフ会談の最中、モスクワでオペラ鑑賞していた小泉元首相。今度は自分の命が危ないのでしょうか…。

参考　
【英国】韓国の朴槿恵大統領、ロンドンで韓服に足を取られて転倒 [11/08] ★2
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1383888332/

【国際】朴正煕政府が米兵相手の売春女性を慰安婦と呼び管理＝韓国議員が資料公開★14
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1384269344/

　　　　エフライム工房　平御幸