平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日立 HMA-9500Ⅱの修理 松戸

2017-02-20 12:06:57 | アンプ製作と修理
松戸の読者のパワーアンプを本格的に修理しています。このアンプは改造を受けているジャンク品を落札したもので、電源ケーブルがカットされ、おまけに電源スイッチもパスされていたものです→2013年4月13日 Lo-D HMA9500Ⅱの修理 2台目


電源スイッチが短絡され、Aのケーブル端がBに配線されていたので危険

以前は定電圧基板に少し手を入れただけでしたが、二度目の今回は徹底的に修理。すでに、リレーは新品に交換し、整流ダイオードは最もノイズの少ないショットキーバリアダイオードに交換。




整流ダイオードの交換と取り外し品

今は電源ケーブルの交換と電源スイッチの復活をしているところ。電源スイッチがパスされていた理由は、おそらくはオン時のノイズ。スイッチが劣化すると強烈なショック音が出ます。実際、抵抗値を測ったら少し高かった。


電源スイッチと取り外したスパークキラー
スイッチ固定ネジの他に底板のネジ2本を外さないと外れない


一般には知られていませんが、HMA-9500Ⅱの電源スイッチは贅沢な2系統です。スイッチが劣化しても、もう1系統に繋げば復活する仕組み。さすがは無駄に立派なアンプです (;^ω^)


このように電源スイッチ経由の配線に戻した
電源スイッチは左側の系統1から右側の系統2にした



ヒューズの裏側

ケーブルは劣化するものなので、本当は全部交換したいのですが、トランスから直に出ているケーブルは交換できません。今回は電源ケーブルを丸型キャブタイヤの2.0スケアにしました。この結果、ケーブルをアンプから出すコードプロテクターも交換しなくてはなりません。ただいま発注中 🐭

この後は、電解コンデンサーの全交換と抵抗のチェックと交換。電源のブロックコンデンサーも容量抜けなら交換です。今のところ、リレー回路のトランジスタが1個死んでいました。トランジスタは全部外してhFE測定器にかけ、数値を測ってから交換しています。動作品でも出来るだけ交換なのは、これから10年とか使えるようにするためです (^_^;)


このようにトランジスタは測定し、手に入らない2SC458は2SC2308に交換
耐圧が高くなっている同等品
2SA844はパッケージが2種類あり、古いものはピンが逆なので注意が必要


宮城産のミンククジラのお刺身 (゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!


全く癖がないし缶詰に比べて臭いも少ない
疲れているときは元気出るお (;・∀・)
コメント (11)
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