海山散歩人

近隣の海と山が大好きで、定年退職してからは、
のんびり・まったり過ごしたい、極楽トンボのブログです。

高倉健さん:合掌

2014-11-18 17:23:23 | 日記・雑感
帰宅したら高倉健さん逝去が報道されていた

映画スターは沢山いるけれど、健さんは銀幕のスターと呼ばれる
最後の映画俳優であろうことは、誰もが認める事実であると思う。

セリフが多いわけでもなく、派手な立ち振る舞いもせず
寡黙な表情が感情を表現して、そこにいるだけで映画の物語を感じさせるような
オーラがスクリーンいっぱいに広がっている存在感がいつまでも記憶に残る。

テレビのニュースの健さんをデジカメで撮って、ほんの少し振り返ってみた。

テレビドラマにはほとんど出演せず、自らを「俺は映画俳優」と言い切る、
潔癖、潔い、へつらわない、こだわりがある、自分を信じている・・・・


鉄道員(ぽっぽや)では、一人駅員を演じたが、悲しみを押し殺した演技は
スクリーンと現実の境目がないような、その場に居合わせたような臨場感、
観ている者の鳥肌が立つようなシーンが忘れられない


最後の主演作品は2年ほど前の「あなたへ」だったと思う。もちろん見に行った。
刑務官の役と子供のいない妻に先立たれる夫を演じ、妻の遺言を守るために
旅に出て、いろいろな人間模様と情けを描いた秀作であった。

この映画の後、健さんの希望で富山刑務所に慰問にいったとき、受刑者への挨拶で
冒頭、「自分は日本の俳優では一番多く、皆さんと同じ役をこなしました」
といって和ませ、最後に「どうかみなさん、頑張って元気に出所してください」
と励まして、大きな拍手に送られて壇上を降りたとのことです。


俳優・高倉健の語り口は、人間・高倉健の語り口と何ら変わることのない
ゆっくりと、とつとつと落ち着いた言葉で、気持ちに響くような感じが伝わります。

任侠映画でスターになり、受刑者や反対の警察官、過去の過ちを償う役、
悲しみから逃げられない鉄道員、幸せで孤独な夫役などを演じきった
映画俳優「高倉健」、この人を嫌いな人がいるのだろうかと思ってしまう。

日本人の羨望の眼差しと、尊敬にも似た感謝の気持ちに見送られようとしている。
最後の銀幕のスター高倉健さんに合掌。




ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 小網代は一年振り | トップ | 駅を間違えた »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。