北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

全日本レディースソフトボール大会

2007年08月31日 | 雑感
第12回全日本レディースソフトボール大会が倶知安町で開催されました。



大会前日に、開会式が行われ、夜には歓迎レセプションが開かれ、大会役員の方や審判団など関係者が揃い3日間の大会の成功を祈りました。
大会には、全国38都道府県から48チームが参加します。
オールJAPANや実業団の合宿などが行われたりとソフトボールが盛んな町としては、準備万端なようです。

わが町の「倶知安レディース」は、1回戦を島根の「加茂ヴィーナス」と戦います。何とか、勝ち進んでもらいたいものですが、2回表に6点を取られてしまいました。頑張!倶知安!


支庁再編成 4

2007年08月30日 | まちづくり
後志支庁存続のため、札幌に出張です。
倶知安町議会議員16名全員で北海道庁や道議会に陳情です。



先日の臨時議会で決議した「後志支庁の存続を求める決議」文を高橋知事に渡す予定ですが、生憎、知事不在のため担当の嵐田副知事に手渡します。
その前に、喜茂別出身の山本副知事が面会してくれました。
道議会の9月の第3回定例議会に提案する予定なので、はっきりしたことは聞くことができず、決議文を受け取ってもらう程度でした。
町議会が会派を超えて全員で来たことに対する感触は、どうであったかわからないけれど、気に留めてくれるとありがたい・・・。



後志管内選出の道議会の先生方も一緒に同行してくれて、陳情してくれました。
自民党、民主党、共産党の4人の先生です。
どの党にあっても、支庁の再編成については、道庁の考え方に賛同はしていないようです。
支庁再編は、地方分権と行財政改革のために行おうとしているけれど、町村合併が進んでいない今行うのは、地方を切り捨てることにつながり、地方の過疎化に拍車をかけるだけです。
支庁の人件費などが削減され財政が圧縮されるかもしれないけど、それを引継ぐ町村に財源を渡さなければ、町村の負担が増えるだけで、全体では何も改革になっていません。
地方の将来像が見えない中での再編は、理解が得られないでしょう。
地元は勿論、道議会でも理解は得られないでしょう。

第5回臨時議会

2007年08月28日 | まちづくり
第5回臨時議会が召集されました。
「後志支庁の存続を求める決議」を行うためです。
23日に開かれた3常任委員会の合同委員会で、後志支庁の存続についての議論で高橋知事に陳情することになっていたけれど、要望書ではなく決議文として手渡すことにしたのです。
・道央圏については、3つの支庁にすること。
・支庁の廃止は、関係する町村の理解を得ること。
この2点の決議です。
地域、地方の目線で考えてほしいものです。
札幌にいて、地図を見ながら考えるのではなく、実際に地方に住んでいる道職員の目線でみるとどうなのだろう。
地域に腰掛で札幌から通っているような職員は別として、地方を何とかしたいと思っている道職員に訊いてみたい。

東京銀座雪ダルマ 4

2007年08月26日 | まちづくり
朝5:30。製作開始から8時間が過ぎました。



約6割の進捗状況です。雪ダルマの首の上部分で、慎重な作業が要求されます。
スタッフの疲れもピークに達していると思います。夫々が自分のパートを黙々とこなしています。

10:30。雪ダルマの完成です。
13時間に及ぶスタッフの奮闘に感激です。
普段一緒に仕事をすることのないメンバーが力を合わせて作り上げました。
高さ4.1mの雪ダルマ。18代目となります。
毎年、体形や表情が違いますが、メンバーの思いがいっぱい詰まっています。
また、今年も小雪ダルマも横に作りました。こちらは、袋に入れて貯蔵した雪で作っているので、冬に作る雪ダルマと同じ状態です。



11:00。オープニングセレモニー。
会長代行の挨拶をはじめ倶知安町、国土交通省、北海道庁のご挨拶のほか、地元銀座商店街の八田さん、ジャガイモ交流をしているペルー駐日大使のご挨拶を頂き、イベントの始まりです。



倶知安町の無形文化財の羊蹄太鼓の演奏。保存会の「鼓流」のメンバーの熱演が路行く人々の足を止めます。
スイスの姉妹都市サンモリッツのアルプスホルンの演奏。都会のビルがアルプスの山の代わりに山彦をつくって共鳴してくれます。
倶知安町名産の男爵の「蒸しイモ」「くっちゃん納豆」「羊蹄の名水」などの無料配布。クイズやゲームなどで町をPRします。



8月15日に起きた死者350人もの大被害をだした「ペルー大地震被災者救済」の募金箱には、大勢の方の善意の気持ちをいっぱい頂きました。
募金24,776円は、後日、ペルー大使館に送らせて頂きます。

*ペルー大地震被災者義援金の送り先
 ・銀行振込みの場合
   みずほ銀行 蒲田支店 普通口座預金:1195505
   ペルー大地震義援金口-SISMO PERU 2007
   (ペルーダイジシンギエンキングチ-SISMO PERU 2007)
 ・大使館に直接現金書留で送る場合
   〒150-0011 渋谷区東4-4-27
    ペルー大使館  ペルー大地震義援金



18:00。7時間に及ぶイベントの終了です。
地元に残っているスタッフや七百数十人の会員の思いが結集された「真夏の東京銀座雪ダルマ」、無事終了することができました。
まちのPRは勿論、スタッフ一人ひとりに多くのことを残してくれたと思います。

7月に千の風となった武内会長もきっと見守ってくれていたと思います。合掌。

東京銀座雪ダルマ 3

2007年08月25日 | まちづくり
第18回「真夏の東京銀座雪ダルマ」開催前日、倶知安町からスタッフ49名が上京しました。



JR有楽町駅前の交通会館にある「どさんこプラザ」でのPR活動です。
キャンペーンガール3人による観光パンフレットとジャガイモ(今年取れたての男爵)150kgの配布です。プラザ入口前の道路工事中にもかかわらず長蛇の列。30分もしないうちになくなってしまいました。
「どさんこプラザ」は、北海道各地の名産品を販売している北海道のアンテナショップの役割を担っています。何時来ても大勢のお客さんでいっぱいです。
今日は特に「倶知安町」のPRを行ったので、混雑させてしまいました。

夜、20:00に会場の数寄屋橋公園にスタッフが集合し、副会長の挨拶と教育長の激励を受けてイベントのシンボルの「巨大雪ダルマ」の製作開始です。



製作には、22名のスタッフの他、地元築地市場にある東京シティー青果(倶知安のジャガイモを取り扱ってくれている会社で18年間お手伝いしてくれています。感謝・感謝です)の職員の方やスタッフの親戚なども手伝ってくれています。
資材の荷卸し、仮説足場、電気のセッティングが終わり、21:30いよいよ始まりです。



35cm立方に圧縮した雪氷を積み重ねて雪ダルマを作ります。
完成は約13時間後です。


後志管内議員研修

2007年08月24日 | まちづくり
後志支庁管内町村議会議員研修会が寿都町の総合文化センターで開催されました。
わが町から9名の議員+事務局の参加です。



7月のPG交流会に続き、2回目の後志管内での集まりで、今回は講演会です。
午前の部が、大塚製薬ニュートラシューティカル事業部の久保岳彦さんによる「健康管理」の講演です。
議員さんは健康第一でないと十分な活動ができません。ということで、メタボリックシンドロームについてのお話でした。最近流行の言葉で、太目の方が多いせいか皆さん注目して聞いておりました。
体重÷身長の二乗の値が22~25の数値であれば安心だそうです。ちょっと引っかかります。

午後の部は、元STVアナウンサーで現在フリーキャスターの林美香子さんによる「食と地域づくり」のお話です。



林さんは、TV・ラジオや司会の仕事もやっていて、6月末に天皇陛下が来られた全国植樹祭の司会もされたそうです。しかし、北大農学部の卒業で「食」についての講演会活動が多いようです。昨年、北大の博士号を取ったほどの方です。
全国各地の食と地域づくりの事例を紹介しながら、北海道における食に対する取り組みの重要性を説いてくれました。北海道は、比較的「食材」に恵まれているけど、それを加工したりする工夫が足りないようです。
また、地元のものを地元の人が食べる、そんな当たり前の地産地消が大切で、今、家庭の食が危機的な状況のようです。コンビニ弁当やスーパーの惣菜など家にまな板や包丁のない家庭もあるそうです。そんなところから、家庭崩壊や子供の事件が多発するという説もあるようです。
「食と農」の教育の重要性を説いてくれました。

東京銀座雪ダルマ 2

2007年08月23日 | まちづくり
23日、快晴。
今日は、「真夏の東京銀座雪ダルマ」の雪出しと出発式です。



今春に貯蔵した雪の掘り出しです。
35cm立方に雪を圧縮してブロック状にした雪氷(「せぴょう」と呼んでいます)を約600個(12t)積み重ねて、雪ダルマを作ります。
普通なら雪を転がして雪の塊にして作るの雪ダルマですが、硬くなってしまった雪はくっつかないので積み重ねてつくります。
18年前に随分失敗して考案した作り方です。

掘り出した雪氷を保冷車に積み込み、フェリーに乗せて銀座に運びます。
その前に、役場前で出発式を行い、町民の皆さんにお見送りをしてもらいます。



東京は、連日猛暑のようです。
日曜日には、ニセコの雪が届きます。
涼みに来て下さい。






まちづくり懇談会 3

2007年08月20日 | まちづくり
まちづくり懇談会が再開されました。
7月中に9ヶ所で開催され、中心市街地での残り4ヶ所の後半の部です。
今晩は町内東西南北の市街地が対象となっていました。
ところが、今日の参加者は、私を含めて6名。会場が寂しい。
町長の説明は、7月に聞いていましたが、最近の情報を加えながら行ってくれました。
説明の後、質疑応答でこれまでの参加人数について聞きました。
最高で38名、最低は4名、延べ9ヶ所で122名だそうです。
町長以下役場の管理職14名、説明者の方が圧倒的に多いのです。
役場の人たちはどんな思いなんでしょうか。
また、町民はどんな気持ちでいるのでしょうか。
せっかくの懇談の機会がもったいない。
そこで、役場の周知・PR不足はなかったか?今後の課題として検討してほしい旨の意見を言わせてもらいました。
ところが、参加していた町民の方から、議員もぜんぜん参加していない。議員は役場を批判ばかりしている。議員本人の参加は勿論、支持者を連れてくるくらいのことはしないとだめではないかと意見されてしまいました。
もっともな事で、議員の参加は私と森下議員の二人で12.5%の参加率です。

今回は、7月末に会場や日程が変更されているので、PR不足は否めないと思います。しかし、行政と町民との意見交換は、絶対必要なので、大勢の町民に参加してもらう工夫を考えなければならないと思います。

共和かかし祭り

2007年08月19日 | まちづくり
共和町のかかし祭りに行って来ました。
27回目になるそうです。



かかし祭りは、全国各地で開催されているようです。
やっぱり、米どころの町がほとんどのようです。
ここ共和町の米も美味しいところです。

初めて遊びに来ましたが、会場には企業や学校などの団体の他、個人でもたくさん参加していました。結構女性の名前が多く見られました。
キャラクターものが多くありましたが、どれも手が込んでいて立派にできていました。



お祭りが終わった後、田んぼに設置されるのでしょうか?
鳥たちもビックリでしょう。

旭ヶ丘公園芝桜 3

2007年08月10日 | まちづくり
旭ヶ丘公園の芝桜の植栽に関して、先日、調査視察を行った滝上町から芝桜に詳しい星係長を参考人にお招きして、旭ヶ丘の現地調査も含めて事務調査を行った。



滝上町で調査を行って感じていた、地盤改良の簡略化、植栽後の維持管理の重要性が、星係長に現地を見てもらい、更に確信できた。
過去10年以上も芝桜が咲いていたのだから、土壌の問題(ゼロではないが)よりは管理の問題によって芝桜が壊滅したといえる。
現在の改修計画を見直すことで、予算を圧縮して行うことができると思う。
委員会としては、お盆明けにこの件についての方向性をだすことになる。
これまで、芝桜の先進地の調査や今回の係長による現場の調査を行ったが、今回調査案件となった芝桜の問題は、お金がかかりすぎるので、芝桜にお金を使うよりは福祉などにそのお金をまわした方がいいのではないかといった、芝桜改修計画の是非である。簡単に言えば、「花より団子」団子を取るのか、花を取るのか、である。お腹の空いている人にとっては、団子のほうがいいのだろうけど。食べることばかりでいいのか。心、気持ちのゆとりも必要だといった人もいる。
お金はないけど、花は花、団子は団子、で考えたほうがいいと思うのだけれど・・。

滝上町役場星係長さんには、わざわざわが町のために遠くから来ていただき感謝いたします。本当にありがとうございました。