太陽の下、色々なヘッドマークを掲げ誇らしげな53号機とは別に、今日の下関所にもう1機のロクロクがいた。
薄暗いハンガーの下、「EL綱引き」と言うイベントに駆り出されていた↑の42号機だ。
機関車は人間ではないのは重々承知だが「富士・はやぶさ」「なは・あかつき」「あさかぜ」の最終列車を牽いてきた栄光の歴史を持つ同機が、廃車・解体前にやらされる仕事としては悲しすぎる。
で、↑は開場したはいいが広い敷地内で、車両展示会場を探しウロウロしてた時に撮ったモノ。
5~6両は収容出来そうな巨大なハンガーの向こう側に、ひっそりたたずむロクロクが居た…70-200mmじゃ全然足らなかったんで×2テレコンを装着して撮ったモノ。
この時は、この42号機が廃車回送された事も綱引きのイベント用に駆り出されていた事も知らなかったんだが、近くにいた職員氏に教えられ何か哀しい気分になったっけ。
でも、綱引き担当とは言え42号機の最後の姿を見せて頂けた事に感謝♪
そうそう、左に写っているお姉さん、何かロクロクが好きみたいでダッシュで42号機に駆け寄っていたなあ…まさに↑がそのシーン(笑)
写真撮りまくったり飛び跳ねたり、お姉さんのテンションがグングン上がっていくのを400mmでず~っと見てたぜ(わはは)
↑はフォークリフトに牽かれ位置を変えられる42号機…見てる人、少なっ!
で、↑は1枚目の逆エンド…連結器に付けられた縄(?)が鼻水みたいで哀しいねえ。
しかし、写真の少年は熱心に写真撮りまくりであった…ATS車上子やらスピードメーターのアップとか撮ってるのを見て、将来有望と思ったね(わはは)
少年よ、ブレず突き進んで下さい(笑)
最後は約20年前に撮ったヤツ…根府川を渡った「みずほ」牽引の42号機。
ちょうど鉄橋が赤く塗られ、海側にフェンスを張られた頃だったと思う。