私の青空☆彡

写真を通して、小さな事でも『感動』する素晴らしさを、貴方に送りたい

プチ旅行 日本最古の学校 足利学校 足利市(1)

2010-10-04 | 建築遺産道
足利学校(栃木県足利市昌平町)

両毛線プチ旅行 第2弾は栃木市に続き、足利市をご紹介します。


JR両毛線足利駅
あの時計の下の3つ窓は?


正体はステンドガラス


EF60123 高崎線や両毛線で貨物列車を牽引していました。
この種類の保存は他には無く貴重な車両です
屋外での保存なので、外板の痛みが目立ちます。窓もドアも開け放したままで、此れでは鉄道遺産が台無し。


足利学校入り口
相田みつをゆかりの店があります。 一番好きな詩

美しいものを
美しいと思える
あなたのこころがうつくしい(相田みつを)


入徳門
創建は奈良時代、平安時代と諸説あるが、完全に歴史上に登場するのは
関東管領上杉憲実の時です。


孔子楼
1550年には、フランシスコ・ザビエルが「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介しています。


方丈(講義、行事、接客などに使われた建物)
平成2年に江戸中期の姿に復元されたものです。



漢字の初級試験を受けてみました。
小学校程度でしたのでバッチリ。


南庭園
足利学校は大正10年に国指定史跡に指定されています


「宥坐の器」は、孔子の説いた「中庸」を説くもの。
最初は何も入っていない、傾いた器。
水を入れていくと、徐々に水平になっていく。
水を入れすぎると器は傾いて、水は全部こぼれてしまう。

少なすぎてはだめだが、多すぎてもまただめだという、「中庸」の考え。
現代人に最も必要な考えだと感じました


木小屋を望む
日本家屋は清々しい。




庫裏


ここで論語の教科書を買い求めました。
真中は入場券

子曰く、君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る
先生はおっしゃった。学徳にすぐれた器の大きな人物は道理にかなった正しいことに敏感であり、学徳のない器の小さな人物は利益に敏感である。

論語には我が国だけでなく、世界の代表者にも読んで欲しい。
孔子、そして儒学を生んだ国も、原点に戻って考えて欲しいと考えます。

PowerShot G11 2010.09.05撮影


つづく
本日もご覧頂きありがとうございます。

☆ランキングに参加しています☆
『ポチッとお願いします』

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へにほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 想うはあなた一人 曼珠沙華 | トップ | プチ旅行 足利市(2)近代建築 »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シロチャンのパパ)
2010-10-04 18:54:27
ここ足利には 家から車で1時間位で
行けます、でも学校には まだ行った
事ありません。記事を読んで 随分と
勉強になりました。中国は今は知りませんが
昔は頭の良い人が居て 世界の人達に
色々と 物事を教え説いていたんですね・・☆
返信する
こんばんは(^o^) (JOKER)
2010-10-04 20:00:00
見ていて
勉強になりました。
ありがたい教えもありましたねえ。
楽しく読ませていただきました!
返信する
Unknown (H023)
2010-10-04 21:51:34
おお~、これが足利学校ですか
古い建物の中で正座をすると頭も冴えますねぇ

こちら岡山にも閑谷学校ってのがあります

孔子の墓から採ってきた楷の木が伴にあるそうですよ(^_^)/
返信する
こんばんは (bara)
2010-10-04 22:13:21
足利学校・・入学されたのですね^^

静かないいところですね。
「宥坐の器」そのとおりですね。

相田みつを・・「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」
この言葉が好きです。
返信する
こんばんは (106)
2010-10-05 00:57:37
私もここに行きましたが車で行ったので学校以外は何も観ずに帰ってしましました
ゆとりの無い行動をしたもんだ
この駅舎も古そうで魅力を感じます
電車の旅も楽しそうですね
返信する
(シロチャンのパパ)さんへ (上総介)
2010-10-06 00:03:44
コメントありがとうございます

私も久しぶりに足利学校へ来たのですが
随分と綺麗に成り、色々学べました。

日本の文化も大陸やってきました。
論語には深い教えが詰まっています。
返信する
(JOKER)さんへ (上総介)
2010-10-06 00:23:17
コメントありがとうございます

「中庸」の考え方大事ですね。

私もまだまだですが、深い教えだと
感じました。

学ぶべき所は色々な場所にある事を
痛感させられました
返信する
(H023)さんへ (上総介)
2010-10-06 00:28:02
コメントありがとうございます

正座 気持ちが変わりますね。
特に古い建物だと一層、その気持ちが増します。
閑谷学校 岡山藩校ですね。
一度行ってみたいと思います。
返信する
(bara)さんへ (上総介)
2010-10-06 00:37:35
コメントありがとうございます

入学してきました。ここには数多くの学者や文人たちが訪れています。

「宥坐の器」 実際に水を入れてなるほど
と感じました。

相田みつを 今でも十分通ずる良い言葉
がありますね。
返信する
(106)さんへ (上総介)
2010-10-06 00:40:34
コメントありがとうございます

趣味の延長上にあるので、
鉄道を利用してしまいますが、
家内は車の方が良いそうです。
(歩かなくて済むから)

歩くと色々な物に気づかされますね。
返信する

コメントを投稿

建築遺産道」カテゴリの最新記事