桜台の学童併設型学習教室です

学習塾(東京育伸会)が運営する放課後学習教室!伸びる子への取り組みをご紹介♪

子供の学力と親の関係とは

2017-10-05 10:18:38 | 日記

学年が上がるにつれて親が意識し始めるのは子供の成績ですね

小学校に上がる頃は

成績がどうのと心配するよりも生活に馴染ませるのに

精一杯という状況から

小学校を卒業する頃には成績が一番の心配事になっていくのが

一般傾向のようです

近年では中学受験は大学受験と同じくらい“普通のこと”になりつつあります

記念受験を含めて、中学受験を考える親御さんの方が増えている傾向にありますね

 

公立中高一貫校はその中でも人気が高いのは経済的負担が少なくて済むという

メリットがあります

しかし、その受験で問われる力は短期間でつくものではないので

早期からの対策が必要ですし、公立中高一貫校の場合は

お子さんの性格の向き不向きがはっきりしているので、学力だけで通過してしまうと

後々トラブルになってしまうこともあります

いずれにせよ、中学受験を成功させるには早期からの対策が必要となります

中学受験は親の受験だと言われますが

生活に馴染むことに集中している時期から、親が6年後の受験を意識できているかどうか

が初めの分かれ道でもあるように思います

 

ただ、中学受験をしないにしても子供が成人するまで

受験による進路選択は付いてくるものですから、無視するわけにはいきません

これまでたくさんの受験生を見て来ましたが

そこからわかるのは、やはり

親御さんの取り組みや選択でお子さんが変わるということ

早期習慣付けすることのメリットです

「学ぶこと」が無意識の頃から習慣づけされているお子さんは

学習に対する苦痛はほとんどないのですが

習慣のなさゆえに学ぶことに抵抗感を持つお子さんも多いです

飲み込みの速さや理解力があるのに抵抗感に邪魔されてしまう

その抵抗感こそが人生の損を招き、可能性の芽を自ら摘んでしまうのですよね

 

小学生のお子さんを持つ親御さんにとってはだいぶ先の話になるのですが

一つ例を取り上げたいと思います

以前、東京育伸会で講師を務めていた方の話になりますが

大学を卒業して公務員試験を受けたのです

その時は東京には受かりませんでしたので、お隣の埼玉で勤務することになりました

それから2年が過ぎ、先日東京に帰ってくるという話を聞きました

公務員試験を受け直し、東京に受かったのです

東京に受かるまで、その方は働きながらも学び続けたのです

私が知り合ったのはその方が大学に受かった年のことです

あれから6年以上が過ぎましたが未だに良い関係を続けさせてもらっています

その方は近隣の中学校出身なのですが、非常に勉強熱心で

学ぶことに苦痛を感じるどころか、学ぶことで安心を得ようとするタイプの人です

もし、学ぶことに苦痛を感じるタイプになっていたら

東京には帰ってこなかったでしょう

 

「まだ先の話」と思っていても

幼少期の生活習慣や思考は一生続くものですから、「先だからいいや」という捉え方では

損をするのはお子さんということになります

矛盾しているように感じられるかもしれませんが

ただ高学歴になればそれで良しとは思っていません

生活していく中で見つけた欲しいもの、なりたい自分、つきたい職業・・

それらを実現するためのツールとして学習する力はどこまでも大切なものだということを

お子さん自身に知って欲しいです

そのためには親御さんが深謀遠慮することが一番有効なのだと思います

そして知っておいていただきたいのは

時代の流れの中で今試される学力「受験」はあの頃とは様変わりしており

知識だけでは太刀打ちできない領域も含まれていることです

「ドラえもんはロボットか生命体か」という入試問題が話題になってからすでに5年以上が経過しています

知識プラスアルファの力をお子さんが付けるためには

親御さんの高い意識がまずは必要だということです

 

中学受験の場合、お子さんに勉強を直接指導する親御さんも少なくありません

しかし、私はそれが良い結果にはならないように感じています

親御さんが指導する場合、どうしても子供にはいらぬプレッシャーがかかることが

一番の原因です

「間違えてはいけない」「理解しなくてはならない」という無言のプレッシャーが

子供を勉強から遠ざけてしまいがちです

東京育伸会で講師を務めてくれている大学生の皆さんは全員、勉強が好きで学ぶことに意欲的です

そうした彼らの共通として、親御さんから勉強を強要されたことはないというのがあります

むしろ、親御さんからは遊びを提供してもらっています

折り紙やパズルから始まり、旅行に常に連れて行ってもらったりして

集中することへの意欲や、地方でしか味わえない感動をたくさん経験させてもらっているのです

そして、直接的な学習は信頼できる第三者に委ねる

そうした流れが面白いほど共通しています

もちろん例外もありますから、そうでなければならないという話ではありません

ただ、それが理想的な流れであることは言うまでもないということですね

 

今日は長くなってしまいましたが、小学生のお子さんを持つご家庭

これから小学生になるお子さんのご家庭の参考になれば幸いです


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