さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

さいごはエンディングライフ錠かなー

2015-11-24 06:53:33 | be short

二日ほど前に悲しい事件が、また、埼玉深谷市でありました。

介護熱心な娘さんが、新聞配達を続けられなくなった高齢の父親の頼みで、車で、認知症で要介護の母親を入れた三人で、利根川に 入水した事件でした。

こういう方々のために生活保護や 介護施設があるのに、国民は莫大な税金と借金を背負っているのに、この方たちをなぜ助けられなかった と悲しみは 怒りへと変わります…

つい先日まで TVドラマ「破裂」を見ていました。高齢化社会を迎えて、終末期に近づいた高齢者医療上の問題、延命的治療か 生活機能寿命か、を投げかけたドラマでした。

話の流れから、医療技術・命重視派が 財政健全化・全体主義に勝つのは見えていましたが、ドラマの締めくくりははどうなるのか興味をもって見ていました。最後は、高齢者の本人の意思が置き去りにされてはいないだろうか、との問題再提起で終わって、優等生的な答えで、肩透かしをくらいましたが、ストーリー全体は、いろいろな問題が提起されていて よいものでした。

埼玉深谷市の事件と ドラマ「破裂」のエンディングは 天と地ほどの差ですが、穏便な終末生活とは何かを投げかける 事件であり ドラマでした。

我々の終末は?

我々が欲しいのは、ED 錠やペプタイドではなく、最後のタブレット ending life 錠だったりして… 小生は佐久間和尚寄りかな? そんな後味もする事件でした…
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