さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

家が欲しい~

2017-02-12 10:36:42 | 抜き書き

<カープはうなずいた。「ああ。そうだろうな。彼に心を動かされたのは事実だ。だからこそ、こんなにもいたたまれない。彼はぼくの心を読み、ぼくを動かした・・・・・主席検事になるチャンス。ぼくはほしかったんだ・・・・・わからないが、何かもっと堅実なもの、ささやかな安らぎ、たぶん家もね。マルレーネ、ぼくはもう三十三だぞ、それで何を持っている?スーツ三着に、一塁ミットに、スニーカー一足だ・・・・・このままじゃやっていけない。刑事裁判課をきりもりし、ブルームのまわりを小さくくるくる踊りながら、ナイフで背中を刺されるのをまっているなんて。だから解決策らしきものが見えたとき・・・・・」>ロバート・K.タネンボーム菅沼裕乃訳「さりげない殺人者」P393~394より

この一節は、カープこと検事が婚約者のマルレーネに、犯罪グループからの主席検事になるオファーに乗りそうになったことを打ち明ける会話の一部です。

そろそろ身を固めようとしたときに、今何を持っているのだろうか?今のままの職場や地位に留まっていたら将来はあるのだろうか は だれもが自問することでしょう。

また、家族をつくるということは、自ずと、家を持ちたいという気にもなるというものです。このあたりの気持ちが表れている一節です。


日本は大陸のプレートが押し合って盛り上がってできたもので山地が四分も三も占めている。従って住めるところは限られ、自然災害もいろいろあり、人々は住みよいところを見つけた際には、結構長いこと住み続けるということだ。

欧州では長いこと地域支配・部族間の争いが続いたせいでしょうね、今でも代々住んでいるところを動かない方が多い。頑丈な石やレンガ造りの家であることも、住み続ける理由の一つでしょう。欧州人は職場が変わり通勤距離が長くなってもあまり厭わず同じところに住み続けます。

その点アメリカは日本や欧州とはまるで違う。好く引越しをする。転職も昇格も離婚も日常的で。転職・昇給・離婚のたびに家を変えるのが一般的。アメリカが世界の消費をリードするのは当たり前ですよね。なにせ消費の規模が家ごとですから…


住居を構えることや引っ越しは消費を掻き立てますので、一方日本の地形はどうにもなりませんので、また、米国流離婚も日本ではどうかと思いますので、18歳成年、結婚、転職、職場復帰しやすい環境づくりを政府は、経済再生の柱に、推し進めてはどうでしょうね。アベノミクス再生のため・・・
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