さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

トランプさんには140文字以上に語ってほしいもの…

2017-03-19 12:12:17 | ダイアリー

昨日まで独のバーデンバーデンで行われていた20ヵ国財務相/中央銀行総裁会議の共同声明に、
米への配慮で、従来入っていた保護主義に対抗するという文言が削られた、と大きく伝えらたが、
会議後の米国財務長官ムニューシン氏の記者会見では、自由で公正でバランスの取れた貿易を目指したいといっていた…

バランスの取れた貿易とは、輸出と輸入額とが均衡状態にあることをさすことで、
米国が保護主義を目指すこととはちょっと違うのでは?
これでいいのかなー


自由貿易とは、簡単に言うとお互いに欲しいものを取引するということ。
欲しいものが多い国は貿易赤字となり、欲しいものが少ない国は貿易黒字になるということ。
由って、貿易不均衡の解消は、欲しいものを買わずに我慢するということと
欲しくないものを買わなくてはいけないということでしょう…

現在、世界の国々では同じようなもの(自動車、農産物etc)をかぶって作っているケースが多々ある。
従って、相手国からのものが欲しいということは、輸入ものの方が安かったり(自国ものは高い)
品質が良かったり(自国もの質が悪い)より使用目的にかなってたりするものということでしょう。

ただ、将来、国を豊かにする(GDP↑)ため/雇用を生み出す(所得↑)ため、
政府が国民に欲しいものを我慢してくれというときがある。
今、他国から入ってきているものを、自国で(安価で高品質物を)将来賄えるように
そしてあわよくば輸出もできるよう地場産業が育つまでの間、
一時的に、輸入差し止めたり、高率な関税をかけたり、外国企業/工場誘致をしたり、
国が高額な援助金を与えたりする(保護主義政策をとる)ことがある。

貿易の不均衡を糺すということは、
貿易両国の産業・産品の役割分担が(A国は資源国家&B国は加工貿易、A国はお米&B国は麦etc)はっきりしていない限り、
結局は、保護主事政策をとるということとほぼ同じこととなるのです。
ムニューシン米財務長官は保護主義をとることを遠回しに述べていたのですね。


保護主義も、輸入品が国内産業にダメージを与えるときは、意味ある政策ですが、
アメリカファーストだけでは、しかも世界一の市場を抱える身での保護主義は、世界経済にいただけません…

また、米の貿易不均衡問題は、単に不均衡解消だけで(例えば日本が米の貿易赤字分を米の石油輸出で賄っても)解決できるもの
トランプさんが納得できるもの、ではないような気がします。
単なる均衡ではなく、アメリカの強さをアピール出来る状態をつくりだすのが、
ムニューシン氏のバランスという意味のような気がします…

米国による世界の政治、経済、軍事の独裁がこの先々なら、不安は経済だけでは済まなくなりますよね…
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