さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

アメリカ版 お金と政治の問題です…

2016-09-09 05:44:54 | ダイアリー


数日前、CNNと調査機関が行ったトランプ氏とクリントン氏の支持率調査(サンプル数1001)結果は驚きものだった。一か月前の支持率調査では、クリントン氏がトランプ氏を(8point)上回っていたが、今回は、トランプ氏が2point逆転(Clinton43%、Trump45%)した と伝えたからである。

クリント氏の支持者は、女性に多く、独身者に多く、若い人に多く、非白人に多い。どちらかといえばお金にあまり縁のない彼らがクリントン氏を支えていたのですが、彼らが態度を変えた、積極的に支持を表明しなかった結果の表れ といわれている。

具体的には、クリントン財団とクリントン氏の関係で、クリントン氏は当財団に寄付を行った機関や人に偏った政治、政治はお金次第といった政治を、国務長官時代に行ったのではないかと疑惑が、この一か月ほど頻繁に報じられ、クリントン氏がに不利に働いた とされている。

クリントン財団は、2001年にクリントン氏の夫(元大統領)が、子供の肥満対策や 地球温暖化や エイズ対策などの活動のために立ち上げたもので、賛同者(寄付者)は国外からも多く、クリントン氏や娘さんも運営に深くかかわっているもの。問題は、クリントン氏が、独裁国家から多額の寄付をこの財団が受けていることと、クリントン氏が国務長官時代に面会した民間人の半数以上の 85人 がこの財団に160億円をも寄付していた実績があること、とされている。

民主党内で大統領候補を争って、今は、クリントン氏の支援に何でもすると言っているサンダース上院議員も、クリントン氏は、(金持ち優遇の)誤解を受けないように 大統領になった暁には財団とは縁を切るべきだと述べている。マスメディアは、クリントン氏が財団を離れても、娘さんが財団責任者に座るとなると、クリントン氏の財団寄付者寄りの姿勢は残るのではないか との論調だ。

米国世論の大勢は、経済とテロ対策はトランプ氏に任せたい、外交はクリントン氏がいい、移民対応はトランプ・クリントン半々の支持という。金持ち外交のクリントン氏となると、外交もトランプ・クリントン半々になるのかも?そうすると、このままの状態だと、僅差でトランプ大統領の誕生もあり得るかも?

オバマ氏よりプーチン氏の方が優れた指導者と公言するトランプ氏が米大統領になると、米中露連合体ができるかも。周辺国は順次浸食され、世界は三分割?

クリントン氏ファミリーとクリントン財団の関係は今後要注目でしょう…
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